光マイクロバブルとは何か
「光マイクロバブルとは、その発生時において1~65㎛の直径を有する極微細な気泡のことで、その発生後は、自ら収縮していく性質を有する」
そして、光マイクロバブル技術とは、
「光マイクロバブルおよび光マイクロバブル水の物理化学的特性と生物的機能性を適用する技術」
のことです。
第二の「ホモ・ハビリス的進化」は可能か!?
ホモ・ハビリスのマルティーヌが火を発見したことによって、その革命的有用性と進歩性によって、その火の使用が、ホモ・ハビリスの一族に、あたかも燎原の火のように広がっていきました。
夜になっても外敵の猛獣たちから襲われる心配がなくなりました。
夜になっても外敵の猛獣たちから襲われる心配がなくなりました。
しかも火があれば暖をとることができたので、全身に覆われていた被毛の必要がなくなり、汗をかいて冷やすことができるようになり、長時間走って狩りをすることができるようになりました。
これによって、それまで全身に覆われていた被毛が無くなり、肌からの発汗によって体を冷やすことができ、長時間の走行も可能になりました。
その第二は、その狩りの上達によって動物の肉を手に入れる機会が増え、それまでの死体の肉を漁るということからおさらばしたことでした。
新鮮な肉を焼いて食べるおいしさを覚え、その肉を食べる量もより増えていきました。
焼いた肉を食べることで、胃での消化と腸での吸収促進が起こったことで脳の発達も促進されたのでした。
焼いた肉を食べることで、胃での消化と腸での吸収促進が起こったことで脳の発達も促進されたのでした。
おいしく安全な料理を作るのっは女性たちでしたが、その料理時間も火を使うことで格段に短縮できるようになりました。
狩りを行う相手は、被毛で全身を覆っていましたので、長時間の走行ができなかったので、走らせて披露させてから仕留めるという狩りの手法が功を奏したのでした。
狩りによって得られた生の肉を焼いて食べることが大変なごちそうになり、より一層、みな協力して狩りを行うようになりました。
生の肉を焼いて食べる習慣が身に付いたことで、不健康な死肉を食する習慣がなくなり、胃や腸からの吸収もよくなり、脳と身体をより強くしていきました。
もはや硬いものを嚙み砕く歯と顎も不要になって小さくなりましたが、反対に脳はどんどん成長して大きくなり、その脳活動を養うために、ますます効率的な食事が重要になりました。
火を用いて食物を焼き温める料理の発展によって、それまで十数時間もかかっていた食事時間が大幅に短縮されました。
火の存在が、家族や部族を養う生命線になっていったことから、団欒が生まれ、言語が発達しました。
そして、脳も身体も大きくなり、今のホモ・サピエンスサイズに進化していきました(ホモ・ハビリスの身長は120~130㎝だったそうです)。
これらを踏まえると、マルティーヌが火を得ることによって、ますます協同の生活が進み、言語が発達し、ますます仲良くなることを自然に身につけていったのでした。
そして、脳も身体も大きくなり、今のホモ・サピエンスサイズに進化していきました(ホモ・ハビリスの身長は120~130㎝だったそうです)。
これらを踏まえると、マルティーヌが火を得ることによって、ますます協同の生活が進み、言語が発達し、ますます仲良くなることを自然に身につけていったのでした。
ホモ・エレクトスへの革命的変身
動物、植物を温めて、あるいは焼いて食べることで、その栄養の吸収が格段に進ことで脳が発達するとともに、筋肉も大きく成長するようになり、狩を行う身体的機能が向上していきました。
逆に、以前ほど固い肉や植物を食べる必要がなくなったために、顎と歯が退化し、今の人間とほとんど変わらない顔になりました。
長く歩き、走ることができるようになって身長が伸びていきました。
これらは、火をえることで、人類が知恵と芸術を養ったことを示しています。
ヒトがヒトらしくなっていく道具として、火は不可欠のものになり、身体的機能を発達させ、より人間らしい資質を形成していく重要な役割を果たしていったのでした。
夜の食事における団欒の形成は、言語が生まれ契機を与え、互いの情報交流を発達させていく基盤になっていきました。
長く歩き、走ることができるようになって身長が伸びていきました。
これらは、火をえることで、人類が知恵と芸術を養ったことを示しています。
ヒトがヒトらしくなっていく道具として、火は不可欠のものになり、身体的機能を発達させ、より人間らしい資質を形成していく重要な役割を果たしていったのでした。
夜の食事における団欒の形成は、言語が生まれ契機を与え、互いの情報交流を発達させていく基盤になっていきました。
また、昼間においても洞窟は真っ暗闇であり、ここに火を灯すことで洞窟内を温かくすることで過ごしやすくし、そのゆとりが洞窟内壁に絵を描かせる重要な条件になったでしょう。
こうして考えてみると、マルティーヌの火の発見は、新たな人類としてのホモ・エレクトスそのものを生み出したという著者の主張も、なるほどのことだと頷けますね。
この火の発見は、次のホモ・サピエンスにも受け継がれ、さまざまな「火」が創られてきました。
それらは、ロウソクや油の火、石炭・石油の火、原子力の火などがありましたが、マルティーヌから始まった新たな人類を創出させた偉業ほどのものがあったでしょうか?
むしろ、あくなき利潤の追求のあまり、人々の生活や環境に悪しき結果をも、もたらすようになったのではないでしょうか。
光マイクロバブルの「火」
光マイクロバブルは発生直後から、自ら収縮しながら、その内部で高温高圧化していくことで断熱的に温度と圧力を高めていきます。
その温度と圧力は、およそ500℃、300気圧と推定されています。
このような温度と圧力場は、別名「超臨界場」とも呼ばれています。
この超臨界場でないと発生しない化学反応が生起され、その化学合成物質が産生されていることから、その温度圧力場が形成されているという上記の推定は、科学的に起こりうることだと考えられています。
500℃といえば、ロウソクの火の真ん中辺りで出現する温度ですので、これを「火」と呼んでもよさそうです。
しかし、この火には、次の特徴を有していて、ロウソクの火とはかなり異なったものです。
①周知のようにロウソクの火は、時間的に連続で燃え続けますが、光マイクロバブルの火は、非連続的で、しかも、その燃焼時間は瞬間的で、極短い燃焼時間しか有していません。
したがって、この火を肌に近づけても熱さを感じません。
それゆえに、光マイクロバブル入浴、ここちよさを覚えても、それで火傷をしたり、熱すぎてたまらず出浴するということは起こりません。
これは、ロウソクの上に手をかざすと熱くてたまらず、手を退けてしまいますが、その上で手を動かすと少しも熱さを感じないことと同じ現象といえます。
以前に、高速度カメラで光マイクロバブルが発生している様子を撮影したことがあります。
ある時刻の画像に光マイクロバブルの発光の様子が写っていました。
そこから1フレーム過ぎた時刻の画像においては、その発光の塊が消失していましたので、この発光の持続時間は、1フレーム以下(この場合、1フレームは1/10000秒でした)の極短い時間でした。
この発光に伴って熱も発生したと考えると、その発生時間は1/10000秒以下であり、これではいくら高温であっても、熱さを生物が感じることはありません。
②誕生日には、歳の数だけロウソクをケーキに差し込んで吹き消すことが好きな日本人ですが、この場合、そのローソクの数は、有名な歌に因めば22本です。
そう大きくないケーキに、ローソクを22本も差し込んで、火を点け、それらを吹き消すのは、「22歳の別れ」の時ぐらいのことでしょう。
より小さい子供の場合には、さらに少ないローソクでよく、おそらく10本以下のものを用意しておけばよいでしょう。
光マイクロバブルがロウソクとほぼ同じ温度であることから、たとえ、その発光による熱発散が、わずかな瞬間であっても、それが、ロウソクの数と比較して圧倒的に多い場合について考察してみるのも無駄ではないように思われます。
光マイクロバブルの発生量は、毎分1リットルです。
このことをNHKのカメラマンに説明したことがありました。
かれは、光マイクロバブルが何個しているかを知りたかったようで、そうであれば、自分で計算してみたらどうですかというと、懸命に計算を敢行されたようでした。
その結果が、NHKの番組のなかで紹介されていました。
その数は、毎分1億個だったそうです。
この計算方法の真偽はよくわかりませんが、折角のことですので、これを信用すると、10分で10億個、1時間ですと60億個になります。
これらの莫大な光マイクロバブルが、お風呂の中で充満している、なかには、寿命の短いものもありますので、仮に数億個としてみても、たくさんの光マイクロバブルが充満しているなかで入浴を行っていることが想像されます。
じつは、これまでは、光マイクロバブルを発生させた場合のヒトや生物の生理的作用について興味を持って究明してきたのですが、それは、局所的な毛細血管における血流促進に関することでした。
その結果が、想像以上のことでもあったことから、それのみに目と気持ちを奪われてしまっていました。
しかし、最近になって、その光マイクロバブルが充満した風呂に入った場合、あるいは、身体部位を浸潤させた場合に、いったい何が起こるのか、そして、それが何をもたらすのかについて小さくない関心を抱くようになってきました。
そう考えると、この光マイクロバブルが数百個なのか、あるいは、さらに数億個なのかによって、その光マイクロバブルの物理化学的場の特性は、小さくない差異を出現させるのではないか、その可能性はあるのか、ないのか、という仮説を抱くに至りました。
そう考えていくうちに、光マイクロバブル入浴後の特別の爽快感、これにも何か、格別に重要な秘密が隠されているのではないか、という疑問も湧いてきました。
ひとつひとつは、小さくて弱い、しかも寿命は短い、しかし、瞬間的とはいえども、約300気圧、500℃という超臨界場が形成されることから、それが数億個も充満しているお風呂に入る、ここには、まだ見つかっていない未知の世界があるのではないか?
ますます、おもしろい、ロマンを覚える新世界が隠されているのではないか?
光マイクロバブルの「火」の世界、さらに奥が深く広いようです。
次回は、この光マイクロバブルの特徴を踏まえて、ホモ・ハビリスからホモ・エレクトスへと偉大な発展を遂げさせた「火」と「光マイクロバブルの火」が、どのような関係にあるのかについて、より深く分け入っていくことにしましょう(つづく)。
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