クロダイ(チヌ)
  
 お隣のMさんが、獲りたての生きているクロダイを持ってきてくださいました。

 「どうしましょうか?」

と、家内が尋ねてきましたので、光マイクロバブル水に塩を少量入れて、生きながらえさせてやろう、と返しておきました。

 これによって、魚たちは、わずかの時間ではありますが、生きていることが可能になります。

 ゆっくりと、徐々に週末に至る措置を施したことになります。

 その過程で、魚の表面付近の内外の汚れがかなり剥がれてくるようです。

 このにわか類似人工海水による洗浄によって、かなりの汚れ成分が抽出されることを確認しています。

 クロダイは、真鯛に比べて、わずかに臭いがあって、真鯛より味が落ちると思っていましたが、それは瀬戸内海のクロダイであったようです。

 ここ豊後水道のクロダイは、そうではなくて、その既成概念を払拭する必要があると感じました。

 かなりおいしい、それを改めて認識させられました。

 生きていたという新鮮さも加わって、その刺身の旨さは相当なもので、真鯛と変わらない味でした。

 その身は柔らかく、噛めば弾力があり、噛むほどに旨味が出てきて、立派な刺身料理を楽しむことができました。

 そのクロダイの写真を示しておきましょう。 
 
DSCN5810 (2)
クロダイ

   全部で15枚、これだけ並ぶと、かなり豪勢に見えますね。
 
   やや小ぶりですが、すべて生きていましたので、貴重でした。

 早速、すぐに刺身にしていただきました。

 また、残りは、寄せ鍋に入れて芳醇な汁味を醸し出していただきました。

 じつは、先日に、小ぶりの真鯛をいただき、それを寄せ鍋の出汁だしに使ったところ、感激するほどのおいしさでしたので、その再現を狙ったのですが、今回は、このクロダイでの出汁づくりが上手くいきました。

 この出汁のよく効いた鍋のなかに、手作りの自家野菜を入れていただきましたので、そのおいしさは倍増しました。

 なかでも、光マイクロバブル栽培のチンゲンサイ、セロリ、白菜、シュンギクを入れてさっと熱を加える、いわゆるシャブシャブにして食べると、これはあまりにも美味さのあまり、

 「これはすごい、旨いよ!」

と、思わず声が出るほどでした。

 こうして、新鮮そのものの豊後水道のクロダイを感激しながらいただくことができました。

 わざわざ、生きた魚を持ってきていただいたMさんに感謝、また、このようにおいしい料理に巡り合えたことに小さくない幸福を覚えました。

 わざわざ高い金を出して買わなくてもよい、お隣さんが、新鮮そのもの魚を「お裾分け」してくださるのですから、こんなよいことはありません。

 これが、この地域の近所付き合いなのだと思います。

 これが成り立つには、私も「お裾分け」を届ける必要があります。

 いつも何がよいか、を思案しますが、とりあえずは、自家製のセロリ他の野菜がありますので、早速、今日にでも届けることにしましょう。 

 これからも、この近所付き合いをより一層ゆかいにしていく必要がありますね(つづく)。