年を越して
どうやら「2021年を振り返って」という記事を認めているうちに、昨年末に行うはずだった「ガイダンス」のことを失念したようです。
改めまして、年を越してしまいましたが、昨年12月のガイダンスを行っておきましょう。
昨年は、コロナ危機がより進化し、深刻化していきました。
12月になって、新型コロナウイルスの感染拡大が心配されていましたが、幸いにも、そのデルタ株は、急拡大・急縮小を遂げたウイルス変位のようで、現在も尚、欧米で感染拡大を続けているデルタ株とは別の種類だったそうです。
これからは、この欧米型新型コロナウイルスとオミクロン株の両方が浸入してきて、わが国でも猛威を奮うことが予測されています。
児玉龍彦東大名誉教授によれば、この新型コロナウイルス感染は、これから2、3年は続いていくという予想のようで、今年も決して油断できません。
これに加えて、この1月から急激に物価が急上昇し始めました。
不景気に向かうなかでの物価高という、最悪の「スタグフレーション」に入り始めています。
そして、これが世界的なバブル経済の崩壊へと向かい、重なることで、今年は悲惨な奈落への落下が心配されています。
アベノマスクに見られるように、相変わらずのお粗末で情けない政治が、その事態を加速度的に深刻化させていくのではないでしょうか。
さて、最初のガイダンスは、昨年春以来取り組んできた光マイクロバブルアグリ栽培の到達の結果として、「さわやかロハス生活(4600回記念)」の記念シリーズを開始しました。
真に細やかではありますが、夏の間に汗水を流して取り組んできた取り組みの成果が出てきて、毎日、光マイクロバブル野菜の朝摘みを楽しんでいます。
また、この栽培においては、新たな光マイクロバブル野菜の特徴が見つかり、これまでの到達水準を超えた域に達したことを密かに驚き、喜んでいます。
その大きさ、そして鮮やかな色と姿、優れた最高水準を更新した味など、これらを収穫し、堪能しながら賞味していくことに「格別な思い」を新たにしています。
これは、世界中の人々が探究している野菜づくりであり、ロハスそのものではないかという思いも強まってきて、新たな時代における「新たな生活観」が形成され始めています。
これから春まで、この野菜生活に関する記事を認めていきますので、ご一読をいただけますと幸いです。
七島イ栽培の第二段階に突入
昨年の後半から、地元の重要な資源である七島イの再生問題を検討し直し、貴重な地域資源として、その産業化を本格的に、そして実践的に探究することにしました。
すでに、これについては、「『七島イ』産業革新の課題と展望(4500回記念)」として13回の連載を行ってきました。
今年は、その第二段階に突入し、その実験が2つの水路において始まっていますので、その「実践編」としての連載に移っていきます。
それゆえ、ここで紹介していく内容も、より具体的になっていくでしょう。
この取り組みにおいてよく思い浮かぶことがあります。それは、
「シンク・グローバル、アクト・ローカル」
です。
これを平たくいえば、「大きく広く世界的視野で考え、地域で自分の足で動く」ことではないでしょうか。
おそらく、この課題探究においては、幾多の山あり、谷ありでしょうが、それも「楽しからずや」です。
そうであるからこそ、おもしろく、ゆかいになれるのです。
来年の今頃の成果を想像しながら、その科学的なローカルアクトに努めます。
創造的突出と自己革新(CASEⅠ:高専)(4550回記念)
すでに3回の連載を終えていますが、これから、その核心的内容に分け入っていく予定です。
この数か月、この問題に、かなり強い関心を抱いて、いろいろと調査研究を行ってきました。
これにおいては、なぜ、1)産業衰退が顕著になってきたのか、2)それをどう変えていくのか、さらには、そこに、3)いかなる展望を見出していくのか、などの問題がありました。
ここにきて、ようやく、その一定の「まとめ」が可能になってきましたので、その執筆を再開したいと思います。
その核心的命題は、「ヒトと技術の革新」に密接に関係していますので、その観点から、この問題にメスを入れていきましょう。
最後に、「国東の食環境」にも触れておきましょう。
すでに371回の連載を終えていますが、じつは、アグリ作業の連載の煽(あお)りを受けて、その執筆が少し滞ってしまいました(他の記事においても同様のことが起こっています)。
相変わらず、お隣のMさんからは、頻繁に「お裾分け」が届けられています。
これはまことにありがたいことですので、私も、それに少しは応えないといけないと思って、その「お返し」をしてきました。
その一つが、光マイクロバブル足浴の「ススメ」でした。
もちろん、20歩も連続して歩けなかったMさんは大喜びで、それが改善し、家族旅行に出かけるまでになりました。
しかし、長年の労働において痛めた患部もあるそうなので、次なる作戦を実行することにし、年末から、その準備をしてきました。
この光マイクロバブル付き合いが、より発展することを願っています(つづく)。
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