無農薬・極低肥料の水耕栽培
GFH2(GreenFort House 2)においてセロリがすくすくと育っています。
ここでは、第1次を3月31日に24株の苗を移植しました。その時の背丈が約15㎝でした。
それが今では約50~60㎝にもなりました。
南側の一番良いところへ植えましたので、それがよかったのでしょう。
通常は約1か月かかるところを20日弱で、ここまで成長してきたのですから、目を見張る成長とみなしてよいでしょう。
そこで、毎日、その枝落としならぬ「茎落とし」をしながら試食評価を開始しました。
苗段階では、農薬を使って栽培されていますので、これを抜け出させるのに約1か月を要します。
しかし、今回は、それよりも短期間で抜け切ったようで、注目に値する現象が起きたようです。
それは、上記のように優れた成長率のせいではないかと思われますので、以下の数値を記憶に留めておきましょう。
平均背丈における成長増加分は、50~60㎝-15㎝=35~45㎝、平均で40㎝
その期間は約18日ですので、40cm /18日=2.2㎝/day となります。
これを、「光マイクロバブルのすくすく成長率」と呼ぶことにしましょう。
さて、その試食の結果は、真にすばらしいものでした。
まず、茎が柔らかく、そしてみずみずしいので、これまでにない食感を覚え、それを新たな旨味として認識することができました。
その柔らかさは、茎だけでなく葉っぱにおいても当てはまり、これを生で食べ進めることができました。
これは、この時期のセロリを生の高級サラダとして食べることができることを示唆していました。
そこで、この若いセロリを天ぷらにしていただきました。
すでに、セロリの天ぷらは格別に旨い、という認識を得ていますが、この天ぷらでは、そこまでに至っていないように思いました。
若くて柔らかいゆえに、これを高熱をかけて天ぷらにすると、その旨味が薄らいでしまったようで、ここは、今しばらく成長させてからでよいことが判明しました。
第二次移植のセロリ
第一次移植から、しばらくして(約1週間後)第二次のセロリ移植を行いました。
この苗はあまりよくなく、背丈が10㎝前後、かなりの葉っぱが黄色くなっていました。
しかし、その苗が、良く成長するようになり、今ではきれいな濃い緑色に変化しています。
おそらく、この成長具合から勘案すると、第一次から約20日遅れで成長しているような気がしますので、それだけ、セロリの収穫も長期間になりそうです。
これは、好ましい遅れであり、欲をいえば、第三次の移植ができるようになると最高の備えになりますね。
ところで、このセロリを含めてでしょうか。
先ほど、家内から報告があり、ここで育てたレタス、クレソン他を隣近所の8軒にお裾分けとして配ったそうです。
この緑砦館栽培の目的のひとつに、そこで育てた野菜を近所のみなさんに配布して食べていただくことを設定していましたので、ようやく、その目的が叶ったことになります。
「やれやれ!」
と胸をなでおろし、また、二度、三度と食べていただこうと思い、すっきりしました。
こうしてクレソン、グリーンレタス、サニーレタス、それに続いてセロリが収穫できるようになりました。
次のターゲットは大葉です。
この苗を家内が、プランターで育ててくれましたので、それをGFH3への移植を開始しているところです。
これが立派に育って収穫できるようになるのは、来月中旬ごろではないかと思います。
すでに、GFH2においても、少数ですが、この大葉がより大きく育ち始めていますので、これに後追いで育てていくつもりです。
これで、そのGFH3への移植もほぼ満杯になりますので、その次を確保する必要があります。
残るは、GFH1ですが、この整備には少々時間を要しますので、焦らず、ゆっくりと整備を進めていくことにしましょう。
GFHでの光マイクロバブル水耕栽培をしばらく休んでいましたので、その間野菜不足を痛感していました。
その解消が、先月から可能になり、今月は、それを毎日堪能してコロナ下の自己免疫力のアップに利用できるようになりました。
今朝もそうでしたが、その野菜を毎朝収穫して喜びながらいただくことができることは、なんとすばらしいことかとい思いが込み上げてきました。
まさに、「素晴らしきかな、私の野菜人生!」。
これを春から夏へ、そして秋から冬へと持続させていくことが大切ですね。
(つづく)
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