気分よく帰路へ
実験が上手く行ったときは、そこはかとなく心豊かになることができますので、何か買いたいという、大らかな気分になります。
X先生のところから、すぐ近くにあるFADYに立ち寄っていただきました。
ここは、食料を中心にした小型のスーパーみたいなところで、ここでよくコーヒーの豆を手に入れています。
最近は、朝の会議の前に、この豆を砕いておいしいコーヒーを淹れて、なごやかな気分で会議を始めることが好評で、それを出すのが私の役割になっています。
おいしいコーヒーを淹れるコツは、その豆と水にあり、これに拘り始めています。
このFADTYでは、比較的に良い豆が並んでおり、しかも割引券も付いていますので、最近は、ここでの購入を主としています。
いつも、この店頭でコーヒーを眺めながら、しばらく「どれにしようか」と悩み、店員が諦めるほどに立ち尽くしているのですが、この日は考えることが面倒になって、その店員に「どれが一番売れていますか」と尋ねてみました。
「このエチオピア産のものがよく売れています」
それを観ると、残り少なくなっていましたので、迷わず、それを200g購入しました。
もう一つは、家族に好評なモカブレンドにしました。
残りは、これも昼食においてよくいただくようになった「信州の生そば(冷蔵)」も籠にいれました。
この「そば」は、味が薄いのですが食感がよく、笊そばでいただくのに適しています。
これでコーヒーと「そば」はOK、次に中津市大貞にあるパン屋に向かいました。
魔法の樹・道の駅「院内」
おこ大貞地区は、中津市の西南の方角にあり、昔は農村地帯であったのが、今や完全に都市化され、中津市民の住宅地として開けています。
ーーー ここならパン屋を設けても採算は取れるであろう!
こう思いながら、先日、このパン屋の駅前店を初めて訪れた家内が、そこでバケットを買って、その味を気に入り、同じものを購入してきてほしいといわれていました。
そこで、この日は大貞地区にある支店で、それを買うことにしたのでした。
ここは、後ろに製パン工場を備えたパン屋およびケーキ屋であり、驚いたことに、お客がひっきりなしにやってきていましたので、きっと人気店のパン屋なのであろうと推察しました。
運が良いことに、目当てのバケットが1つだけ残っていました。
どうやら、電話で予約しておかないと、このバケットはすぐに売り切れてしまうそうでした。
ほかに、ここでは牛肉入りカレーパン(これは相棒に好評)、ソーセージパン(孫のユッツ用)、そしてアップルパイを購入しました。
最高者においては、そのリンゴの味が格別であり、印象に残りました。
ここは、また訪れてみたくなるパン屋さんだと思いました。
そして、最後は、道の駅「院内」を訪れました。
ここは野菜と果物が新鮮で安く、中津に行ったときにはよく立ち寄る場所です。
院内は、宇佐市の西はずれにあり、典型的な農村地帯であり、いつも、農の幸に親しんでいます。
この季節は、果物が端境期になり、早速トマト2袋を籠に入れました、また、小葱が86円と安く、これも3束加え、さらに新鮮な白菜も1つ130円でした。
さらに、小ぶりのホウレン草が、二袋で100円(一袋100円のもの)と安くなっていましたので、これも籠に入れました。
そして、本日のハイライトはフキノトウでした。
それがパック詰めされていて300円でしたので、2つ購入しました。
これは旬の野菜であり、これを天ぷらにしていただくと格別な味になります。
また、もう一つは、原木生シイタケでした。
これは、通称「どんこ」と呼ばれる最高級の生シイタケであり、肉厚であることが特徴的です。
この立派な「どんこ」が出てくることは珍しく、しかもそれが300円と非常に安かったのでこれも2つ購入しました。
早速、これを煮大根に加えて料理をしようと思いました。
そして最後に、総菜のコーナーに置くと、「かしわめし」のおにぎりが半額になっていました。
この鳥飯おにぎりは、相当においしく、私の大好物のひとつですので、迷わず、残っていた2パックを購入、さらに、高菜や白菜漬けも入れておきました。
こうして、いつの間にか、買い物籠が満杯になってしまっていましたので、そこで打ち止めにしました。
総額は4000円と少し、あれだけ、籠いっぱい買って、この金額でしたので格安感を覚えました。
これらの買い物は、価値ある成果を生み出した小旅行における「ご褒美」になりました。
(つづく)
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