年末年始の置き土産

 如月に入り、年始におけるしらたまちゃんらとの楽しい出来事を思い浮かべる日々が続いています。

 一緒に料理をし、食事を楽しみ、光マイクロバブル湯での会話も弾みました。

 しらたまちゃんは、もうすぐ小学校5年生、すっかり少年らしくなってきました。

 静かに本を読み、優しく弟や妹たちに接することができ、知的なことがますます好きになっているようです。

 そのしらたまちゃんとの交流を忘れないために、先日からメイル交換をするようになりました。

 その独特の方法は、私がさまざまな問題を出して、かれが、それに答えるという「クイズ形式」を採用したことです。

 私は、かれが興味を抱きそうな事柄を見つけ、それを、かれが頭を使って答えることで、かれの知的関心を深くしていくことが目的です。

 これだと、そのクイズが色あせないかぎり、永遠に持続させることが可能になります。

 かれが、正しい答えを送ってくれば、「笑点」に因んで「座布団一枚」をあげることにしています。

 そして、その座布団が10枚溜まると、その時に、ご褒美をあげることにしていて、その1回目が昨夜でした。

 そのプレゼントは、イチゴ2パック、ロイスと六花亭のチョコレートを三袋(バレンタインに因んで)、それから、しらたまちゃんのお父さんには、お気に入りの「塩入ピーナッツ」も入れておきました。

 ちょっと豪華すぎたのですが、その1回目でしたから仕方ありませんね。

 かれは大喜びで、仲良く、兄弟妹たちと一緒に食べていました。

 しらたまちゃんのお母さんが、その荷物を開ける際にラインで実況中継してくれて、生の喜ぶ様子を見せてくれますので、これも私どもの楽しみです。

 それから彼女の賢いところは、決して子供たちに一度に全部を食べさせずに、数を限定して子供たちに節度を教えていることです。

 子供たちも、それを守り、時間をかけて楽しみながらいただくことができます。

 さて、しらたまちゃんのクイズにおいては、わからないときは、自分で調べさせることが重要です。

 その検索力を養うと、様々な角度から情報を集めることができますので、それだけ知識が豊かになります。

 これは、今の段階では、クイズに答えるという段階に留まっていますが、それが発展してくると、問題解決、課題探究、課題解決へと向かうことができるようになります。

 しかし、それらの大前提は、おもしろいことに徹しながら行うことであり、最後には、その面白さを基礎にして、かれの探究心に火を点けることにあります。

 この知的メイル交換、どこまで、どのように展開していくのでしょうか?

 私も、相当に知恵を絞る必要があり、なによりも、おもしろく、そして、ゆかいに進めることが大切だと思っています。
 
 (つづく)

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