毛穴洗浄は可能か
前回の記事を踏まえながら、光マイクロバブルによる毛穴洗浄問題を再考察してみましょう。
毛穴の上面の周囲において形成されている表面張力のバリアを突き抜けていくには、その表面張力を突き抜けていく特別なエネルギーをマイクロバブルに持たせる必要があります。
わずか、数十~数百㎛の小さな毛穴のなかに、液体を流入させることは容易ではありません。
同じサイズの注射針のなかに液体を入れて押し出すことを考えてみてください。
注射は頭の部分を強く押すことで中の液体を流出させますが、その針の内径が、数十~数百㎛と非常に小さくなると、抵抗が大きすぎて針の中の液体を動かすことができなくなります。
つまり、どんなに大きな力で押しても注射はできず、そのうち、その押し出す頭の部分が持たなくなって壊れてしまうでしょう。
強い力で押してもダメ、それでは、どうすればよいのでしょうか?
前回の記事において、これに関連して風船を針で破裂させる方法を示しました。
それは、針で風船を突けばよかったのですが、この場合は、その針がありません。
スライド1(再録)
風船を刺す針がなければ、代わりに何があるのでしょうか?
もともと、この場合は風船ではなく、液体による毛穴開口口における表面張力を破ることですから、針では、このバリアを壊すことはできません。
それでは、その風船や液体表面に、針ではなく蝋燭(ろうそく)の火を近づけたらどうでしょうか?
蝋燭の火の周辺のやや青色の部分の温度は約800℃、中央の赤い部分は約500℃だといわれています。
この火を、表面張力が作用している界面に持ってくると、そこは局部的に温かくなり、その界面は壊れてしまいそうですね。
この界面破壊によって、毛穴へ水が落ちて浸入していく、どうやら、これには無理はなさそうですね。
しかし、ここでまた、もうひとつの問題が出てきます。
「水のなかでは蝋燭の火は燃えない」、たしかに、その通りで、ほんの一瞬、燃えていたとしても、すぐに消えていしまいます。
毛穴の周辺に存在するのは、水と光マイクロバブルしかありません。
水は、自然に温かくなってくれません。
それに、水は、温かくするといっても100℃を超えることはありません。
最後に、残ったのは光マイクロバブルです。
光マイクロバブルの界面は液体(水)であり、その内部は空気です。
この空気は、かなり温めることができます。
上述の蝋燭の事例がそうであり、その火が燃えることで、その周囲の空気も温まって、上述の温度が計測されているのです。
太陽の表面付近の気体の温度は約1万度ともいわれています。
それでは、光マイクロバブルのなかの空気が温められて、蝋燭の火と同じように燃えてくれるのでしょうか?
ここで注意を要するのは、蝋燭の場合、燃えているのは蝋(ろう)であり、その周囲の空気は燃えていないことです。
空気は決して燃えず、温まるだけなのです。
光マイクロバブルのなかの空気が、蝋燭の火の近くにある空気のように温まって、熱くなる、それは可能なのか?
またまた、大きな疑問が湧いてきましたね。
これを解明するとなると、長い説明が必要になりますので、ここでは、それを一旦控えて、その結論を先に述べておきましょう。
「じつは、それは可能なのです」
水の中に発生させた気泡が熱くなる?
これは、これまでの常識においては、およそありえない非常識です。
風船を刺す針がなければ、代わりに何があるのでしょうか?
もともと、この場合は風船ではなく、液体による毛穴開口口における表面張力を破ることですから、針では、このバリアを壊すことはできません。
それでは、その風船や液体表面に、針ではなく蝋燭(ろうそく)の火を近づけたらどうでしょうか?
蝋燭の火の周辺のやや青色の部分の温度は約800℃、中央の赤い部分は約500℃だといわれています。
この火を、表面張力が作用している界面に持ってくると、そこは局部的に温かくなり、その界面は壊れてしまいそうですね。
この界面破壊によって、毛穴へ水が落ちて浸入していく、どうやら、これには無理はなさそうですね。
水のなかで蝋燭は燃えない
しかし、ここでまた、もうひとつの問題が出てきます。
「水のなかでは蝋燭の火は燃えない」、たしかに、その通りで、ほんの一瞬、燃えていたとしても、すぐに消えていしまいます。
毛穴の周辺に存在するのは、水と光マイクロバブルしかありません。
水は、自然に温かくなってくれません。
それに、水は、温かくするといっても100℃を超えることはありません。
最後に、残ったのは光マイクロバブルです。
光マイクロバブルの界面は液体(水)であり、その内部は空気です。
この空気は、かなり温めることができます。
上述の蝋燭の事例がそうであり、その火が燃えることで、その周囲の空気も温まって、上述の温度が計測されているのです。
太陽の表面付近の気体の温度は約1万度ともいわれています。
それでは、光マイクロバブルのなかの空気が温められて、蝋燭の火と同じように燃えてくれるのでしょうか?
ここで注意を要するのは、蝋燭の場合、燃えているのは蝋(ろう)であり、その周囲の空気は燃えていないことです。
空気は決して燃えず、温まるだけなのです。
光マイクロバブルのなかの空気が、蝋燭の火の近くにある空気のように温まって、熱くなる、それは可能なのか?
またまた、大きな疑問が湧いてきましたね。
これを解明するとなると、長い説明が必要になりますので、ここでは、それを一旦控えて、その結論を先に述べておきましょう。
「じつは、それは可能なのです」
水の中に発生させた気泡が熱くなる?
これは、これまでの常識においては、およそありえない非常識です。
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