毛穴洗浄は可能か
「どのようにすれば、毛穴のなかの脂質を洗浄できるのか?」
この難問に対する回答を簡単に述べておきましょう。
下図に示した毛穴上面において形成されている表面張力のバリアを突き抜けていくには、なにがしかの特別なエネルギー必要になります。
周知のように気泡は軽いので水中では上昇しようとしますので、そのバリアから遠ざかる方向に動いてしまいます。
こうなると、いつまで経ってもマイクロバブルは毛穴のなかに入っていけません。
下図に示した毛穴上面において形成されている表面張力のバリアを突き抜けていくには、なにがしかの特別なエネルギー必要になります。
周知のように気泡は軽いので水中では上昇しようとしますので、そのバリアから遠ざかる方向に動いてしまいます。
こうなると、いつまで経ってもマイクロバブルは毛穴のなかに入っていけません。
スライド1
マイクロバブルが毛穴を洗浄すると主張してる方々は、この難問をどのようにして突破していくのでしょうか。
そんなことは、難しい問題だから、触れないようにしましょう。
解こうとしても、とても解ける問題ではないから、ここは、すり抜けるしかないのでしょう。
そこで、再び、この問題を解明するために、風船を想起しましょう。
風船には、表面張力と同じ「張力」が形成されています。
この張力を破壊するのに、どのような方法がありますか?
答えは簡単です。
針で風船をチョンと刺せばよいのです。
これを「蜂の一刺し」ならぬ「針の一刺し」と呼びましょう。
この一刺しで忽ち風船は弾け、破裂してしまいます。
それでは、ワンちゃんの毛穴に対する針の役目を果たすものはなんでしょうか?
ここには、水とマイクロバブルしかありませんので、マイクロバブルが針のように作用しない限り、その表面張力を破壊して突破することは永遠にできないことになります。
加圧溶解式で発生させたマイクロバブルに、そのような作用が付与されているでしょうか。
この場合、唯一考えられる物理学的特性は、マイクロバブルの有する電位ですが、これは、私どもが開発した超高速旋回式装置で発生させた光マイクロバブルの負電位の約半分であり、その負電位の低さに、その表面張力を破壊させることを期待することはできません。
しかも、この加圧溶解式装置で発生させられたマイクロバブルは、収縮どころか膨張していく特性を有していますので、その膨張にしたがって、さらに負電位を低下させていくのです。
一般的に、気泡においては、負電位が高くなると、その内部の圧力が高くなります。
内圧が高くなると温度も上昇し、熱エネルギーを持つようになります。
簡単にいえば、より熱い気泡が形成されますので、その気泡だと、この表面張力のバリアを軽く超えて破壊できます。
この破壊が起こると、毛穴のなかに水が流れ込むようになります。
そして、毛穴のなかが水で満たされるようになります。
その図を示しておきましょう。
マイクロバブルが毛穴を洗浄すると主張してる方々は、この難問をどのようにして突破していくのでしょうか。
そんなことは、難しい問題だから、触れないようにしましょう。
解こうとしても、とても解ける問題ではないから、ここは、すり抜けるしかないのでしょう。
風船を破る方法
そこで、再び、この問題を解明するために、風船を想起しましょう。
風船には、表面張力と同じ「張力」が形成されています。
この張力を破壊するのに、どのような方法がありますか?
答えは簡単です。
針で風船をチョンと刺せばよいのです。
これを「蜂の一刺し」ならぬ「針の一刺し」と呼びましょう。
この一刺しで忽ち風船は弾け、破裂してしまいます。
それでは、ワンちゃんの毛穴に対する針の役目を果たすものはなんでしょうか?
ここには、水とマイクロバブルしかありませんので、マイクロバブルが針のように作用しない限り、その表面張力を破壊して突破することは永遠にできないことになります。
加圧溶解式で発生させたマイクロバブルに、そのような作用が付与されているでしょうか。
この場合、唯一考えられる物理学的特性は、マイクロバブルの有する電位ですが、これは、私どもが開発した超高速旋回式装置で発生させた光マイクロバブルの負電位の約半分であり、その負電位の低さに、その表面張力を破壊させることを期待することはできません。
しかも、この加圧溶解式装置で発生させられたマイクロバブルは、収縮どころか膨張していく特性を有していますので、その膨張にしたがって、さらに負電位を低下させていくのです。
一般的に、気泡においては、負電位が高くなると、その内部の圧力が高くなります。
内圧が高くなると温度も上昇し、熱エネルギーを持つようになります。
簡単にいえば、より熱い気泡が形成されますので、その気泡だと、この表面張力のバリアを軽く超えて破壊できます。
この破壊が起こると、毛穴のなかに水が流れ込むようになります。
そして、毛穴のなかが水で満たされるようになります。
その図を示しておきましょう。
光マイクロバブルは毛穴に心有して皮脂に付着した場合
この場合、光マイクロバブルであれば。なぜ、毛穴の奥底まで浸入できるのでしょうか?
これは大きな謎なので、この問題は、後に検討することにしましょう。
まず、毛穴の側面の細胞は、負電位を有していますので、正電位の汚れや皮脂が付着しやすいという性質を有しています。
一方、被毛の表面も負電位を有していますので、皮脂や汚れが付着しやすく、これを洗い落とすのは非常に難しくなります。
毛穴の奥底では、皮脂が生産されますので、奥に行くほど皮脂汚れが多くなります。
ですから、毛穴内には皮脂がたくさん形成されていますので、ここをきれいに洗浄することは、もともと非常に難しい問題なのです。
この困難に託けて、その洗浄が可能になると宣伝すれば、トリマーのみなさんも、おっと驚き、その洗浄が叶うことに期待を寄せたに違いありません。
しかし、加圧溶解式のマイクロバブルや他の方式のマイクロバブルで、毛穴の皮脂の洗浄ができると宣伝しているものにかぎって、それがなぜ可能なのか、あるいは、その証明が難しいのであれば、毛穴の皮脂がきれいに洗浄された証拠をきちんと示すべきですが、それが決まってできていません。
世間では、このような宣伝を「根拠なし宣伝」、「ごまかし宣伝」というのです。
以上を踏まえ、次回においては、上記の疑問に答えてみることにしましょう(つづく)。
この場合、光マイクロバブルであれば。なぜ、毛穴の奥底まで浸入できるのでしょうか?
これは大きな謎なので、この問題は、後に検討することにしましょう。
皮脂と光マイクロバブル
まず、毛穴の側面の細胞は、負電位を有していますので、正電位の汚れや皮脂が付着しやすいという性質を有しています。
一方、被毛の表面も負電位を有していますので、皮脂や汚れが付着しやすく、これを洗い落とすのは非常に難しくなります。
毛穴の奥底では、皮脂が生産されますので、奥に行くほど皮脂汚れが多くなります。
ですから、毛穴内には皮脂がたくさん形成されていますので、ここをきれいに洗浄することは、もともと非常に難しい問題なのです。
この困難に託けて、その洗浄が可能になると宣伝すれば、トリマーのみなさんも、おっと驚き、その洗浄が叶うことに期待を寄せたに違いありません。
しかし、加圧溶解式のマイクロバブルや他の方式のマイクロバブルで、毛穴の皮脂の洗浄ができると宣伝しているものにかぎって、それがなぜ可能なのか、あるいは、その証明が難しいのであれば、毛穴の皮脂がきれいに洗浄された証拠をきちんと示すべきですが、それが決まってできていません。
世間では、このような宣伝を「根拠なし宣伝」、「ごまかし宣伝」というのです。
以上を踏まえ、次回においては、上記の疑問に答えてみることにしましょう(つづく)。
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