昨夜からインターネットが普通になり、先ほどようやく正常化しました。
そのために、本日の記事は、夕方になってからの執筆になりました。
さて世の中は、凄まじい速さで動いています。
24日に東京オリンピック2020の1年延期が決まったのもつかの間、翌日からは東京での新型コロナウイルス感染者が急増し、東京都の関係者を震撼させています。
21-22日は、なぜか大阪と兵庫間の往来が問題にされ、東京は、その陰に隠れていました。
おそらく、オリンピック問題で頭がいっぱいになっていたのでしょう。
しかし、新型コロナウイルスの方は、そのような事情を少しも斟酌(しんしゃく)してくれませんので、その間に、確実に東京都民のなかに侵入していたのでしょう。
最近は、判明した患者数は、2週間前に発症した感染者数のことだということが強調されるようになりました。
25日の2週間前は、3月11日でした。
この日は、「今は何とか持ち応えているが、この1、2週間が瀬戸際」という主旨のことを首相がいって全国一斉休校を要請してから、その2週間が終わった日でした。
ところが、首相は、専門家会議のメンバーの意見を頼りにするしかなく、さらに10日間の経過を見ないと解らないということで、19日まで、その観察を延期させました。
もともと、この一斉休校の強権措置は、肝心の専門家には相談せず、さらに官房長官や担当の文部科学大臣にも相談していなかったことが、その後の国会で明らかになりました。
そして、その19日がやってきても、その休校の効果は定かでなく、明らかになってきたのは新型コロナウイルスの感染者数が徐々に増えてきたことでした。
さて、オリンピックの延期が決まるまでは、少しも新型コロナウイルスの感染の大変さが語られないままでしたが、その延期が決まると、どこかの知事は、ころりと変わり、今度は域内「オーバーシュート」、「ロックダウン」を声高にいうようになりました。
その知事の自治体においては、この3日間において毎日40数名の新たな感染者が出現するようになりました。
なぜ、このような急変を遂げるのでしょうか?
私が、最も恐れることは、つい最近まで「オリンピックが予定通りに行われる」といいながら、その延期が決まるとすぐに、「オーバーシュート」、「ロックダウン」といいながら、非科学的可能性を声高に明らかにしたことです。
その延期の前においては、東京都における帰国者・接触者相談センターにおいて相談を受けた患者のうちわずかに1%のPCR検査しか行われなかったそうです。
このように、卑屈なまでに検査がなされていない東京都において、確かなことは、その日にしかわからない感染者しかないのです。
広く検査をしない、科学的な疫学調査をしない、このような非科学的イデオロギーが氾濫しているなかで、その当日の数字に震撼して、何も知らない都民に対してパンデミック、パニックが起こる(この2つを併せて「パニンデミック」と呼ぶことにしました)可能性を、ことさら強調する、このようなことがあってよいのでしょうか?
このパニンデミックの予兆が観えてきた日本、この「からくり」と「トリック」をしっかり見抜く必要がありますね(つづく)。
コメント
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仕事をするにあたり、手伝ってくれんでもいいので、邪魔だけはせんでくれ!と言いたいアホはどこの会社にもいるものです。病気なら別ですが・・・。
自宅謹慎が適当かと思う次第ですが、余りにも次元が低すぎて多くはコメントしません。
ではでは。