連日、新型コロナウイルスの報道がメディアを賑わすようになってきました。

 ネット上では、実際の武漢における病院の様子が生々しく報じられています。

 これによれば、病院の床に多数の死者が並べられたままで、その廊下に患者が溢れていました。

 また。駅の構内で立ったまま女性が前に倒れる様子もありました。

 このバイオハザード危機に直面して中国政府が本格的な対策を講じ始めましたが、今のところ、初動の遅れが重要な問題であったといわれています。

 本日の感染者数は約2000名ですが、この数字は、毎日40%増え続けています。

 この事態が進行していくと、6日後に1万人を超え、13日後には10万人以上に達します。

 死者も、感染者数にほぼ比例していて50人/2000人×100=2.5%前後の値を示しています。

 この数字だと13日後の死者は、2500人に上ります。

 しかし、この数字は、かなり控えめの数字だといわれ、実際には、これらの数字の10倍以上になっているという意見も出てきています。

 さて、問題は、わが国への影響ですが、今日はその患者が増えて4名になったことが報じられています。

 この4名をどう考えるかですが、これはわずかな数として楽観することはできません。

 この予想では、感染者の数において、今の数字の10倍、100倍になるのではなかという予想も出ています。

 これまでにたくさんの中国人旅行者が日本に入ってきています。

 それらの方々がいつ発熱して肺炎になるか、そしてその数がどこまで増えるのか、これが小さくない問題になりそうです。

 これまでの対応ですと大変なことになるという指摘が大メディアに登場している専門家からもなされるようになりました。

 政府も、明日、「指定感染症」という判断を下すようですが、これもかなり遅れた判断ではないかと思われます。

 また、中国の専門機関の記者会見では、発病前に感染して拡大していることを示唆する発言もなされていて、この感染速度が大きいことも重大視されています。

 加えて、人民元安とその余波を受けた韓国ウォン安が進行し、その限界に達しようとしていることも看過できません。

 おそらく、これらの心配の行くへは、この1、2週間のうちに明らかになるでしょうから、今は、それらが杞憂に終わることを願っています。

 万が一、その杞憂に反することが起きた場合には、高齢者や病気持ちの方々には免疫力がないために死亡確率が高いといわれていますので、今のうちから体力を増強させて免疫力のアップに努めたいと思っています(つづく)。

murasaki-5
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