お隣のMさんが、お友達からもらったといってたくさんのチンゲンサイを持ってきてくださいました。

 いわば、お裾分けのお裾分けですので、「孫お裾分け」といってよいでしょう。

 やや小ぶりですが、チンゲンサイは、これくらいの方がおいしく、私どもにとっては「食べごろサイズ」ではないかと思われます。

 早速、これらを光マイクロバブル水に浸けました。

 これは私どもの独特の野菜改善方法ですが、その詳細は控えておきましょう。

 見た目がきれいな野菜は、そのほとんどが農薬まみれになっていますので、それが度を過ぎますとひどい嫌味の味になります。

 数年前から、私は努めて無農薬野菜を好んで食べてきましたので、その嫌味を敏感に認識するようになりました。

 私の舌や味覚認知能力が、そのように敏感に反応するようになってきたのでしょう。

 「酒利き」ならぬ、「野菜利き」の舌になってしまったようです。

 今風にいえば、「野菜ソムリエ」の野菜評価ができる舌になったのではないかと思っています。

 さて、その肝心の味の方はどうか?

 それは明日になってみないと解りませんので、次の記事において報告することにしましょう。

 チンゲンサイといえば、かつて共同研究をしていた大きな植物工場があり、そこでよく育っていました。

 これは一級品の味だと思って感激しながら、そのチンゲンサイを賞味したことがありました。

 それは、東京の帝国ホテルで採用されていたチンゲンサイでもありましたので、「これが最高水準のチンゲンサイの味か」と感激しながら、私の記憶に刻み込みましたので、今でもその味との比較が可能です。

 また、緑砦館においても、チンゲンサイはよく育ててきましたので、それとの比較もできるでしょう。

 この緑砦館育ちのチンゲンサイがよく育ちすぎて、その背丈が1mを超えてしまい、最後には黄色い花を咲かせていました。

 これは菜っ葉の類ですから、清楚な黄色い花を咲かせていました。

 そのチンゲンサイの写真を以下に示しましょう。

 少し萎れていたのが、一晩で元気になり、葉を張らせていました。

 まずは、生で試食し、それを踏まえて適切な料理法を考案することにしましょう(つづく)。

tinngennsai
元気になったチンゲンサイ