目が覚めて新聞を取りに行き、自分でお湯を沸かして紅茶を入れ、一息ついてから光マイクロバブル湯をたっぷり満喫しました。
すでに、入浴研究の記事で述べたように、緑砦館の北棟に新しい風呂ができてからは、朝と夜の2回の入浴が習慣になってきました。
おかげで、体長の改善と維持が進展しているようで、いつになく冬の季節の過ごし方に「楽」を覚えています。
これに加えて、緑砦館(GFH3)内においてはサンルーフのような温かさがあり、ここでの作業をして汗をかくことにも快適さを感じています。
しかし、今日のように太陽が顔を出さなくなると、ここでは、ほとんど温室効果が発揮されませんので、この晴雨の差は小さくありませんね。
さて、昨日の記事の続きです。
新たな主人公になるかもしれないミツバ、やや成長速度は遅いのですが、徐々に育って、新たな若葉が出てきています。
全部で約50本のミツバを区分けすると次のようになります。
①市販のミツバの束を4分割し、その上部のほとんどをカットして移植したもの・・・20株 背丈20㎝前後
②その後、ミツバを買い足し、①と同じ処理をしたもの・・・20株 背丈10cm前後
③さらに買い足した10束のミツバをそのまま移植したもの(一部、萎れたものはカット、買った時点でかなり傷んでいたので安売りされていたのを購入)・・・10株 背丈30㎝前後
これらを、それぞれミツバ①、ミツバ②、ミツバ③と呼ぶことにしましょう。
一昨年だったでしょうか、ミツバについては移転前のGFH1において、その背丈が80cm以上に成長した事例がありました。
当然のことながら、ミツバの3つの葉っぱも強大化し、手の指を広げたほどのサイズにまで大きくなっていました。
「そんなに大きくなったら、固くて美味しくなくなっていただろう」
と思われそうですが、実際は、柔らかく、真においしい味がしました。
これから、その再現をめざすことになります。
そこで、まずは、市販のミツバの光マイクロバブル栽培のミツバの味比較を行うことにしましょう。
ヒトの味覚は非常に微妙なものと思われがちですが、じつは、その味覚センサーは、その違いをみごとに明らかにすることができます。
その違いの第1は、ミツバ特有の香りにあります。市販のものと比較して光マイクロバブル育ちの方は香りが強く、噛むほどに口の中に香りが広がります。
第2は、噛んだときの舌触りの違いです。光マイクロバブル育ちのミツバは、より柔らかいのですが、シャキシャキ感に優れ、飲み込むまでの噛む回数がまるで違い、数倍長くなります。
前者は、水分含有量に関係し、後者は組成の違いに関係しているように思われます。
第3は、旨味成分のちがいです。
光マイクロバブルの方が旨味が強く、噛むほどに旨味成分がにじみ出てきます。市販のものには、この旨味がなく、淡白な味がします。
しかも、噛むほどに嫌み成分が出てきて、これがおいしさの水準を下げてしまいます。これに対し、光マイクロバブル栽培の方は、この嫌み成分がほとんどありません。
この違いには、無農薬栽培が影響しているのではないかと思います。
このように、両者にはかなり明確な相異がありますので、ここに光マイクロバブル栽培の意味が出てきます。
これからの研究においては、これらについてより系統的な究明を行っていくことが重要ですね。
光マイクロバブルミツバ
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