大成研究所竣工記念・第4回「連続対談」


冬の季節になりました。

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                    大成研究所南棟       
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■連続対談企画の主旨と目的

 大成研究所の竣工を記念して連続対談を行うことにしました。

 その道の専門家を招いて、大成研究所長の大成博文が対談を約1年間にわたって連続12回行います。

 この対談において、最新の焦眉の課題やマイクロバブル技術をめぐっての重要な問題の本質に迫りたいと思っています。

 なお、この対談の様子はビデオカメラで録画し、その要旨をニュースレターとして発行する予定です。

 第4回は下記の日時で開催されることになりました。

 2018年2月8日(木) 13:30~1530 

 場所:大成研究所セミナー室(大分県国東市武蔵町向陽台12-2)

 第4回の対談者:赤対秀明(しゃくついひであき)(神戸高専教授、日本高専学会会長)・大成博文(大成研究所長)


 対談テーマ:「未来を担う技術者教育を探る」

 対談者紹介:
 
赤対秀明さんは、神戸市立工業高等専門学校機械工学科の教授であり、現在は、同高専の国際協働センター長もなされています。また、日本高専学会の会長もなされ、日本の高専教育の発展に尽力されています。
  先生は、神戸大学大学院を修了され、神戸高専に赴任されました。専門は流体工学で、母校の神戸大学で学位論文のための仕事をなさっているときに、あの阪神淡路の大震災に遭遇されました。
   家族が、そして家が心配で、それこそ命がけで神戸大学から家まで辿り着いた体験談は涙と感動に溢れたものとして後々まで語り継がれることになりました。
 先生は、気液二相の流体現象の研究をなされ、最近では、マイクロバブルの流体力学的特性についての知見も深められています。
 また、高専における技術者教育についても、教務主事、国際協働センター長としての豊富な経験を基にした教育研究を実践されてきました。
 
本対談では、今後の技術者教育の在り方、とりわけ、高専教育のこれからの在り方について、国内外の状況を視野に入れながら、縦横に語り合う予定です。
 今日の日本は、第1次産業の衰退、製造業を中心とする第二次産業の停滞、技術イノベーションが起こらない、日本経済を牽引する新たな「エンジン」が見いだせないというジレンマのなかにあり、そこからどのように抜け出し、どうブレイクスルーしていくかの課題に直面しています。
 また、大手企業における相次ぐ不正事件が頻発し、それが会社の存立を脅かすほどになり、大きな社会問題になり始め、その倫理性が鋭く問われるようになりました。
 このようななかで、高専がどのような役割を果たし、日本の未来社会づくりに、どう貢献していくのか、また、それをわが国だけでなく、国際的にもどう拡大していくのか、これらの課題についても分け入り、その在り方や未来への展望を明らかにしていくことが重要です。
 これらを踏まえ、互いにを縦横無尽に語り合い、ゆかいな対談にしたいと思います。

 参加希望の方は、株式会社ナノプラネット研究所 ℡0978-64-8155 まで早めにお申し込みください。

 参加費は無料です。

 E-mailの場合は、info@nanoplanet.co.jp でよろしくお願いいたします。