昨日、しらたまちゃんのお母さんから、うれしい新聞記事の切り抜きが送られてきました。
それは、第14回小中学生新聞感想文コンクール(山梨日日新聞社他主催)の表彰式の記事でした。
そこに受賞者の記念写真が掲載されていました。
これをよく見ると、一番前に「しらたまちゃん」が立派に写っていました。
思えば、そのしらたまちゃんも、小学校1年生、大きくなりました。
先日、パソコン内の写真を整理していたら、1歳の頃のしらたまちゃんの写真がありました。
これは、まるで、しらたまそのものです。
デスクトップの背景になっているしらたまちゃん
さて、しらたまちゃんからの朗報は、すでに、ご本人からの先日の電話で知らされていました。
「おじいちゃん、最優秀賞の次の優秀賞をもらったよ。最優秀賞は一人、優秀賞は二人だった」
電話の向こうで、興奮した元気のよい声が聞こえてきました。
「何の優秀賞だったの?」
「新聞を読んで感想文を書き、コンクールに出したものだよ」
「そうか、すごいね、感想文は何字書いたの?」
「800字!」
「小学1年生が、よく800字も書けたね。すごいね。何について書いたの?」
「おじいちゃんのことと動物園のこと」
これは、ちょっと聞き捨てならないことでした。
「おじいちゃんの何について書いたの?」
「誕生日のこと」
こう聞いて、ますますわからなくなりました。いったい、私の誕生日が、どうしたというのでしょうか?
よく、その時の記憶を辿っていくと、「私が生まれたのは、戦争が終わって何年目だったのか?」を尋ねられたことがありました。
「それで感想文の題目は何だったの?」
「『きっかけは、おじいちゃんの誕生日』だよ」
「おじいちゃんの誕生日がきっかけ?どういうことなのかなぁー」
「おじいちゃんの誕生日に、新聞を読んでいたら、動物園の記事があったから、それがきっかけになったんだよ」
「そうか、やっとわかったよ。どんな記事が書かれていたの?」
「それは、お楽しみ、今度感想文を送るから、読んでね!」
どうやら、この時の感想文コンクールで小学生1、2年の部68人のなかから優秀賞2名の内の1名に選ばれたそうでした。

その題名が、「きっかけはおじいちゃんのたんじょうび」であり、私の誕生日が終戦記念日なので、その日の山梨の動物園で起きていたことが記事になり、それを読んで感想文を書き、コンクールに応募したとのことでした。
因みに、この記事には、山梨の動物園において、園長他のみなさんが頑張って、動物たちを殺さずに済んだということが紹介されていたそうです。
しらたまちゃんは、この記事を読みながら、同じことが名古屋の東山動物園で起き、「ぞう列車でいこう」の歌にもあるように、子供たちが大活躍したことを、お母さんから教えてもらったそうで、そのことも作文に書いたとのことでした。
そして、この記事を書いたのが、1年生として入学して半年も経っていない夏休みの時でした。
通常の1年生であれば、文字の読み書きをやっと習う段階ですから、800字も作文を書くことなど到底できないはずですが、これを800字も書いたというのですから、まず、そのことに驚きました。
小学校1年生の国語の場合、簡単な挨拶の受け答えを学び書けるようになる、あるいは基本的な主語述語の短文を読み書きできる程度の学習ですから、いきなり800字の文章を書くことなど、とても考えられないことではないかと思いました。
日ごろから文字に触れ、本を読んでいないと、自由自在の文章を考え、書くことは到底できないことだと思います。
その難関を軽く突破して、あっという間に書き上げたのですから、ここは「すごねぇー、立派だよ」とほめてあげました。
聞くところによると、しらたまちゃんは学校から帰ると、おやつを食べた後に、ソファーに座って一心不乱になって毎日、何時間も読書をするそうです。
周りで妹たちがどんなにやかましく遊んでいても、それを少しも気にせずに、静かに読みふけるほどに、集中して読書をしていると聞かされています。
これによって、その作文力が自然に養成されていったのでしょう。
とくに、親が特別に教えたわけではなく、自力で自然に身に付けた「学習力」であることが、じつにすばらしいことではないかと思います。
それから、しばらくして、その作文が送付されてきました。
これを読み、私はさらに吃驚することになりました(つづく)。

それは、第14回小中学生新聞感想文コンクール(山梨日日新聞社他主催)の表彰式の記事でした。
そこに受賞者の記念写真が掲載されていました。
これをよく見ると、一番前に「しらたまちゃん」が立派に写っていました。
思えば、そのしらたまちゃんも、小学校1年生、大きくなりました。
先日、パソコン内の写真を整理していたら、1歳の頃のしらたまちゃんの写真がありました。
これは、まるで、しらたまそのものです。
デスクトップの背景になっているしらたまちゃん
さて、しらたまちゃんからの朗報は、すでに、ご本人からの先日の電話で知らされていました。
「おじいちゃん、最優秀賞の次の優秀賞をもらったよ。最優秀賞は一人、優秀賞は二人だった」
電話の向こうで、興奮した元気のよい声が聞こえてきました。
「何の優秀賞だったの?」
「新聞を読んで感想文を書き、コンクールに出したものだよ」
「そうか、すごいね、感想文は何字書いたの?」
「800字!」
「小学1年生が、よく800字も書けたね。すごいね。何について書いたの?」
「おじいちゃんのことと動物園のこと」
これは、ちょっと聞き捨てならないことでした。
「おじいちゃんの何について書いたの?」
「誕生日のこと」
こう聞いて、ますますわからなくなりました。いったい、私の誕生日が、どうしたというのでしょうか?
よく、その時の記憶を辿っていくと、「私が生まれたのは、戦争が終わって何年目だったのか?」を尋ねられたことがありました。
「それで感想文の題目は何だったの?」
「『きっかけは、おじいちゃんの誕生日』だよ」
「おじいちゃんの誕生日がきっかけ?どういうことなのかなぁー」
「おじいちゃんの誕生日に、新聞を読んでいたら、動物園の記事があったから、それがきっかけになったんだよ」
「そうか、やっとわかったよ。どんな記事が書かれていたの?」
「それは、お楽しみ、今度感想文を送るから、読んでね!」
どうやら、この時の感想文コンクールで小学生1、2年の部68人のなかから優秀賞2名の内の1名に選ばれたそうでした。

最前列の左から6人目が「しらたまちゃん」
その題名が、「きっかけはおじいちゃんのたんじょうび」であり、私の誕生日が終戦記念日なので、その日の山梨の動物園で起きていたことが記事になり、それを読んで感想文を書き、コンクールに応募したとのことでした。
因みに、この記事には、山梨の動物園において、園長他のみなさんが頑張って、動物たちを殺さずに済んだということが紹介されていたそうです。
しらたまちゃんは、この記事を読みながら、同じことが名古屋の東山動物園で起き、「ぞう列車でいこう」の歌にもあるように、子供たちが大活躍したことを、お母さんから教えてもらったそうで、そのことも作文に書いたとのことでした。
そして、この記事を書いたのが、1年生として入学して半年も経っていない夏休みの時でした。
通常の1年生であれば、文字の読み書きをやっと習う段階ですから、800字も作文を書くことなど到底できないはずですが、これを800字も書いたというのですから、まず、そのことに驚きました。
小学校1年生の国語の場合、簡単な挨拶の受け答えを学び書けるようになる、あるいは基本的な主語述語の短文を読み書きできる程度の学習ですから、いきなり800字の文章を書くことなど、とても考えられないことではないかと思いました。
日ごろから文字に触れ、本を読んでいないと、自由自在の文章を考え、書くことは到底できないことだと思います。
その難関を軽く突破して、あっという間に書き上げたのですから、ここは「すごねぇー、立派だよ」とほめてあげました。
聞くところによると、しらたまちゃんは学校から帰ると、おやつを食べた後に、ソファーに座って一心不乱になって毎日、何時間も読書をするそうです。
周りで妹たちがどんなにやかましく遊んでいても、それを少しも気にせずに、静かに読みふけるほどに、集中して読書をしていると聞かされています。
これによって、その作文力が自然に養成されていったのでしょう。
とくに、親が特別に教えたわけではなく、自力で自然に身に付けた「学習力」であることが、じつにすばらしいことではないかと思います。
それから、しばらくして、その作文が送付されてきました。
これを読み、私はさらに吃驚することになりました(つづく)。

1年生になったしらたまちゃん(自称「ちべ」)
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