本日、緑砦館北棟を中心とした第二次の竣工を迎えます。
昨夜は、今日の日に備えて早めの就寝したせいか、まだ暗いうちに目が覚めました。
先ほど、その竣工に備えて、ワックスの臭いが消えていない北棟の窓をすべて開放し、一息ついて本ブログ記事を書き始めたところです。
現在の時刻は6時12分、緑砦館南棟の研究室1における気温は20℃、湿度74%です。
この室温にも現れているように、ここは外との断熱がよく効いていて温かいところです。
約1週間前に計測した時には、外気温と約4℃の温度差がありました。
さて、本日の断熱特性はどうでしょうか。
先ほど、温度計を外気に晒して設置しましたので、まもなく、その違いが明らかになるでしょう。
それに、昨日から、南棟の研究室1にブラインドが設置されましたので、これがかなり断熱にも役立っていることでしょう。
とにかく、早朝なのに寒さを覚えるどころか、着ていた服を1枚、1枚と脱ぐほどです。
この室内の温かさは、仕事を行う上での快適性に結びつきますので真にありがたいことです。
さて、北棟の竣工、何はともあれ、めでたいことですが、それに実態が伴っていないことも、いくつか指摘せざるをえません。
まず、リビングの内壁の北側と西側が下塗り状態で留まっています。
聞くところによると、丁寧に、二度、三度と重ねて塗ったあまり、塗り材のエターナルアースが無くなってしまって、追加注文したとのことでした。
どうやら、聞くところによると、本日、その仕上げ塗りがなされるそうです。
通常は、一度塗りしか行わないのに、私のところだと左官屋さんが気を利かせて何回もの塗り上げたそうで、この材料不足と遅れは致し方ありません。
第2は、電気系統の未完成です。
これも本日据え付けがなされるのでしょう。コンセント類、照明や換気扇も未設置のところがかなりあるようです。
第3は、北棟の外壁、これも仕上げ塗りがまだのようで、そして玄関のタイル貼りも残っています。
これらに見られるように、竣工といっても、部屋の清掃と床のワックス塗りが終わって、そこに家具の一部を搬入可能になったという程度です。
したがって、今回も竣工に伴う特別のイベントは用意されていません。
しいていえば、昨夜は家族で寄せ鍋をいただき、前祝を内輪で行ったという程度のことでした。
このように、竣工といっても名ばかりのところもありますが、こちらの方は、それらの事情に合わせるだけでは「能がない」ことになってしまいます。
このような不利の条件が発生したときには、それを有利に変える知恵と工夫が要ります。
そのセオリーは、可能なところから積極的に前に進み、その逆転を図ることです。
先日の南棟竣工の時もそうでしたが、まずは、その条件が整ったところから始めればよいわけで、そのために、私自身は、まず生活パターンを大きく改善しました。
早寝早起き、夜はぐっすり寝て、まずは身体の具合を整備する、これに徹することにしました。
振り返れば、私が「重要な何か」を行うときには、「脳が開かれる」とでも表現しておきましょうか、決まって「朝早く起きたい」という感情が湧いてきます。
「仕方なく、追われて仕事をするのではなく」、前向きに仕事をするために、頭が開かれ、自然に戦闘的になっていくのです。
たとえば、1994年のドイツ留学の際には、このような状態が40、50日間続きました。
続いて訪問したアメリカにおいても約30日間に渡って、その状況が継続しました。
やや大袈裟ですが、私のなかに「シュトルム・ウント・ドラング」が生まれると、それがしばらく継続するようになるようです。
私的な頭のなかの話をしてしまい恐縮ですが、それが始まると行動にも変化が起こるようになります。
頭が動くようになると、身体もよく動くようになります。
そんなわけで、本日は朝から緑砦館北棟への机など家具の搬入が開始されます。
また、備え付けの家具の組み立ても行う予定であり、終日身体を動かすことになるでしょう。
今朝の天気は、どんよりした曇り、今にも雨が降りそうな気配ですが、なんとか、この状態に留まっていただくことを願うばかりです。
ところで、現在の室温は20.8℃、外気温は16.9℃です。
やはり、約4℃の断熱特性が発揮されていました。
すばらしいですね。
これまで、緑砦館の建築のハード面を交えての報告を本シリーズにおいて行ってきましたが、この連載を、本日をもって終わりにしたいと思います。
緑砦館の建設は、まだ第三次分(植物ハウス)が残っています。
これについては、別稿を認める予定です。
思えば、緑砦館の棟上げは6月15日でした。
以来5か月余、いろいろなドラマがありました。
なによりも、私が感謝申し上げたいのは、大工さん、左官屋さんほかの専門業者、それから設計士さんなどの方々です。
懸命に、そして丁寧に仕事をしてくださり、ありがとうございました。
おかげで、私も大変楽しくオープンシステムの建築の醍醐味を味わうことができましたので、関係者のみなさまと家族に、心から深く感謝いたします。
10月7日の南棟の竣工が「ホップ」、そして本日の北棟の竣工が「ステップ」、その次は、必然的に「ジャンプ」を迎えることになるとよいですね(この稿おわり)。
残された北側内壁の仕上げ塗りが行われています(北棟)
昨夜は、今日の日に備えて早めの就寝したせいか、まだ暗いうちに目が覚めました。
先ほど、その竣工に備えて、ワックスの臭いが消えていない北棟の窓をすべて開放し、一息ついて本ブログ記事を書き始めたところです。
現在の時刻は6時12分、緑砦館南棟の研究室1における気温は20℃、湿度74%です。
この室温にも現れているように、ここは外との断熱がよく効いていて温かいところです。
約1週間前に計測した時には、外気温と約4℃の温度差がありました。
さて、本日の断熱特性はどうでしょうか。
先ほど、温度計を外気に晒して設置しましたので、まもなく、その違いが明らかになるでしょう。
それに、昨日から、南棟の研究室1にブラインドが設置されましたので、これがかなり断熱にも役立っていることでしょう。
とにかく、早朝なのに寒さを覚えるどころか、着ていた服を1枚、1枚と脱ぐほどです。
この室内の温かさは、仕事を行う上での快適性に結びつきますので真にありがたいことです。
さて、北棟の竣工、何はともあれ、めでたいことですが、それに実態が伴っていないことも、いくつか指摘せざるをえません。
まず、リビングの内壁の北側と西側が下塗り状態で留まっています。
聞くところによると、丁寧に、二度、三度と重ねて塗ったあまり、塗り材のエターナルアースが無くなってしまって、追加注文したとのことでした。
どうやら、聞くところによると、本日、その仕上げ塗りがなされるそうです。
通常は、一度塗りしか行わないのに、私のところだと左官屋さんが気を利かせて何回もの塗り上げたそうで、この材料不足と遅れは致し方ありません。
第2は、電気系統の未完成です。
これも本日据え付けがなされるのでしょう。コンセント類、照明や換気扇も未設置のところがかなりあるようです。
第3は、北棟の外壁、これも仕上げ塗りがまだのようで、そして玄関のタイル貼りも残っています。
これらに見られるように、竣工といっても、部屋の清掃と床のワックス塗りが終わって、そこに家具の一部を搬入可能になったという程度です。
したがって、今回も竣工に伴う特別のイベントは用意されていません。
しいていえば、昨夜は家族で寄せ鍋をいただき、前祝を内輪で行ったという程度のことでした。
このように、竣工といっても名ばかりのところもありますが、こちらの方は、それらの事情に合わせるだけでは「能がない」ことになってしまいます。
このような不利の条件が発生したときには、それを有利に変える知恵と工夫が要ります。
そのセオリーは、可能なところから積極的に前に進み、その逆転を図ることです。
先日の南棟竣工の時もそうでしたが、まずは、その条件が整ったところから始めればよいわけで、そのために、私自身は、まず生活パターンを大きく改善しました。
早寝早起き、夜はぐっすり寝て、まずは身体の具合を整備する、これに徹することにしました。
振り返れば、私が「重要な何か」を行うときには、「脳が開かれる」とでも表現しておきましょうか、決まって「朝早く起きたい」という感情が湧いてきます。
「仕方なく、追われて仕事をするのではなく」、前向きに仕事をするために、頭が開かれ、自然に戦闘的になっていくのです。
たとえば、1994年のドイツ留学の際には、このような状態が40、50日間続きました。
続いて訪問したアメリカにおいても約30日間に渡って、その状況が継続しました。
やや大袈裟ですが、私のなかに「シュトルム・ウント・ドラング」が生まれると、それがしばらく継続するようになるようです。
私的な頭のなかの話をしてしまい恐縮ですが、それが始まると行動にも変化が起こるようになります。
頭が動くようになると、身体もよく動くようになります。
そんなわけで、本日は朝から緑砦館北棟への机など家具の搬入が開始されます。
また、備え付けの家具の組み立ても行う予定であり、終日身体を動かすことになるでしょう。
今朝の天気は、どんよりした曇り、今にも雨が降りそうな気配ですが、なんとか、この状態に留まっていただくことを願うばかりです。
ところで、現在の室温は20.8℃、外気温は16.9℃です。
やはり、約4℃の断熱特性が発揮されていました。
すばらしいですね。
これまで、緑砦館の建築のハード面を交えての報告を本シリーズにおいて行ってきましたが、この連載を、本日をもって終わりにしたいと思います。
緑砦館の建設は、まだ第三次分(植物ハウス)が残っています。
これについては、別稿を認める予定です。
思えば、緑砦館の棟上げは6月15日でした。
以来5か月余、いろいろなドラマがありました。
なによりも、私が感謝申し上げたいのは、大工さん、左官屋さんほかの専門業者、それから設計士さんなどの方々です。
懸命に、そして丁寧に仕事をしてくださり、ありがとうございました。
おかげで、私も大変楽しくオープンシステムの建築の醍醐味を味わうことができましたので、関係者のみなさまと家族に、心から深く感謝いたします。
10月7日の南棟の竣工が「ホップ」、そして本日の北棟の竣工が「ステップ」、その次は、必然的に「ジャンプ」を迎えることになるとよいですね(この稿おわり)。
残された北側内壁の仕上げ塗りが行われています(北棟)
コメント
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この後期高齢者になってからのチャレンジを結実化し、余生を誉生にすることができれば幸いですね。