第8回がナノプラネットゼミが無事終了しました。
参加者の都合で、約1時間遅れの開始になりましたが、そのままずれてお昼を挟んでのゼミとなりました。
以下、改めての確定プログラムを示しておきます。
プログラム
10:00~10:30 ①「マイクロバブル水と料理」 大成 萌
10:30~11:00 ②「植物工場の動向2」 大成由音
11:00~11:30 ③「毛髪への水の浸透性について」 大成水晶
11:30~12:00 ④「月(ムーン)の周期」 松井武明
12:00~12:30 ⑤「沖縄コンサートDVD鑑賞」 大成京子
12:30~13:00 ⑥「大成研究所設立の目的」 大成博文
①においては、マイクロバブル水を用いた食品の比較がなされた結果が報告されました。
まだ、始まったばかりの段階でしたが、早くも、興味深い違いが出てきているようでしたが、同じ食品であっても、その製法が異なると微妙な違いになることもあるようで、それをみんなで実際に試食しながら意見を述べ合いました。
今回はサンプル数も少なく、「物は試しに」という段階でした。
しかし、次につながる結果もあって、今後の発展が期待されます。
②においては、すでに有名で実績のあるオランダ式農業についての動向が紹介されました。
オランダでは、農学系の大学は一つしかなく、ここを核として企業、研究者、コンサル、金融機関などが集まり、一体となって農業に関する総合的な研究と実用化を行っていることが示されました。
たとえば、トマトにおいて日本と比較すると、単位面積当たりの生産量において5倍、労働生産性において9倍にもなる効率化がなされています。
これらは、少ない人数で最大限の収穫量を実現していることを示しており、日本でもオランダ農業を盛んにめざすといいながら、なかなかその域に達しないのはなぜなのか?
ここには重要な問題が潜んでいるような気がしました。
③においては、ヒトの毛髪において水分が浸透していく構造について興味深い報告がなされました。
髪の毛の一番外側には、薄い(厚さ0.4~0.5㎛)「キューティクル」と呼ばれる層があり、その下には、「コルテックス」と呼ばれるたんぱく質の細胞があります。
この細胞間に隙間があり、ここを水が通っていくのだそうです。
その水が通過する層は、δ-layerと呼ばれ、親水性の通過機能を有しているようで、その周囲は反対に疎水性の層から成り立っているそうです。
髪の毛に水分が浸入していくと、弾力性と艶のある髪に変化します。
逆に、この浸入性に劣ると、水分は髪の毛の周囲に付着するだけで、これがびしょびしょに濡れた状態といえます。
これらの浸透構造に、マイクロバブルがどのような影響を与えるのか、そのより詳しい究明の必要性が論じられました。
④においては、月の周期が29.53日であることが示され、それによって海の大潮、小潮が生まれることが解説されました。
また、このほかに、「長潮」と「若潮」という二つの潮の呼び名があることも紹介されました。
前者は、小潮の末期においてだらだらとした潮の変化のときで、最も潮の変化が小さい時の潮のことだそうです。
これに対し、後者は、その長潮状態から潮が動き始めた翌日の潮のことだそうです。
ほかに、大潮と小潮の間の潮を「中潮」ということも紹介されました。
討議においては、貝の縞模様が大潮の時に形成されることも示されました。
大潮では、潮が大きく動きますので、それだけ餌となるプランクトンも多く動きますので餌の摂取量が増え、貝と殻が共に成長することになります。
逆に、小潮の時には貝が成長しませんので、その時にマイクロバブルを供給するとよいという実践報告も紹介されました。
⑤においては、今年6月に沖縄のうるま市において開催されたコンサートのビデオ鑑賞がなされました。
沖縄で最も有名な「芭蕉布」という愛唱歌の二重唱が演じられていました。
また、大成京子さんの「サマータイム」など数曲のソプラノ演奏も鑑賞されました。
⑥においては、大成研究所の設置に関する経緯と目的が詳しく紹介されました。
「大成研究所」という命名の由来は、北里柴三郎が内務省の伝染病研究所長を辞して、自分で民間の研究所を設立させたことを知り、その「北里研究所」の精神を学ぶことで、同じように「大成研究所」としたことを解説いたしました。
下記に、目的のⅠを示しておきます。
研究所設立目的Ⅰ
この設立目的は、続いて6~11までの項目がありますが、それらについては追々解説していくことにします。
いよいよ、本研究所を動きださせる時期がやってきましたね(つづく)。
朝陽のなかの銀杏の若葉
参加者の都合で、約1時間遅れの開始になりましたが、そのままずれてお昼を挟んでのゼミとなりました。
以下、改めての確定プログラムを示しておきます。
プログラム
10:00~10:30 ①「マイクロバブル水と料理」 大成 萌
10:30~11:00 ②「植物工場の動向2」 大成由音
11:00~11:30 ③「毛髪への水の浸透性について」 大成水晶
11:30~12:00 ④「月(ムーン)の周期」 松井武明
12:00~12:30 ⑤「沖縄コンサートDVD鑑賞」 大成京子
12:30~13:00 ⑥「大成研究所設立の目的」 大成博文
①においては、マイクロバブル水を用いた食品の比較がなされた結果が報告されました。
まだ、始まったばかりの段階でしたが、早くも、興味深い違いが出てきているようでしたが、同じ食品であっても、その製法が異なると微妙な違いになることもあるようで、それをみんなで実際に試食しながら意見を述べ合いました。
今回はサンプル数も少なく、「物は試しに」という段階でした。
しかし、次につながる結果もあって、今後の発展が期待されます。
②においては、すでに有名で実績のあるオランダ式農業についての動向が紹介されました。
オランダでは、農学系の大学は一つしかなく、ここを核として企業、研究者、コンサル、金融機関などが集まり、一体となって農業に関する総合的な研究と実用化を行っていることが示されました。
たとえば、トマトにおいて日本と比較すると、単位面積当たりの生産量において5倍、労働生産性において9倍にもなる効率化がなされています。
これらは、少ない人数で最大限の収穫量を実現していることを示しており、日本でもオランダ農業を盛んにめざすといいながら、なかなかその域に達しないのはなぜなのか?
ここには重要な問題が潜んでいるような気がしました。
③においては、ヒトの毛髪において水分が浸透していく構造について興味深い報告がなされました。
髪の毛の一番外側には、薄い(厚さ0.4~0.5㎛)「キューティクル」と呼ばれる層があり、その下には、「コルテックス」と呼ばれるたんぱく質の細胞があります。
この細胞間に隙間があり、ここを水が通っていくのだそうです。
その水が通過する層は、δ-layerと呼ばれ、親水性の通過機能を有しているようで、その周囲は反対に疎水性の層から成り立っているそうです。
髪の毛に水分が浸入していくと、弾力性と艶のある髪に変化します。
逆に、この浸入性に劣ると、水分は髪の毛の周囲に付着するだけで、これがびしょびしょに濡れた状態といえます。
これらの浸透構造に、マイクロバブルがどのような影響を与えるのか、そのより詳しい究明の必要性が論じられました。
④においては、月の周期が29.53日であることが示され、それによって海の大潮、小潮が生まれることが解説されました。
また、このほかに、「長潮」と「若潮」という二つの潮の呼び名があることも紹介されました。
前者は、小潮の末期においてだらだらとした潮の変化のときで、最も潮の変化が小さい時の潮のことだそうです。
これに対し、後者は、その長潮状態から潮が動き始めた翌日の潮のことだそうです。
ほかに、大潮と小潮の間の潮を「中潮」ということも紹介されました。
討議においては、貝の縞模様が大潮の時に形成されることも示されました。
大潮では、潮が大きく動きますので、それだけ餌となるプランクトンも多く動きますので餌の摂取量が増え、貝と殻が共に成長することになります。
逆に、小潮の時には貝が成長しませんので、その時にマイクロバブルを供給するとよいという実践報告も紹介されました。
⑤においては、今年6月に沖縄のうるま市において開催されたコンサートのビデオ鑑賞がなされました。
沖縄で最も有名な「芭蕉布」という愛唱歌の二重唱が演じられていました。
また、大成京子さんの「サマータイム」など数曲のソプラノ演奏も鑑賞されました。
⑥においては、大成研究所の設置に関する経緯と目的が詳しく紹介されました。
「大成研究所」という命名の由来は、北里柴三郎が内務省の伝染病研究所長を辞して、自分で民間の研究所を設立させたことを知り、その「北里研究所」の精神を学ぶことで、同じように「大成研究所」としたことを解説いたしました。
下記に、目的のⅠを示しておきます。
いよいよ、本研究所を動きださせる時期がやってきましたね(つづく)。
朝陽のなかの銀杏の若葉
コメント
コメント一覧