今週末の緑砦館第二期工事(北棟)の竣工を前にして、建築作業が急ピッチで進行しています。
すでに、北棟においてはほとんどすべての内壁のボード貼りが終わり、残りは浴室のみとなり始めています。
19日には、北棟の床や窓の清掃を行い、その翌日にはワックス塗りを行うことがきまりました。
ですから、その前日までに大工と左官の作業を終えてしまわなければなりませんので、この3日間はかなりめまぐるしい取り組みとなることでしょう。
さて、北棟は、東から西に向かって台所、リビング、風呂、脱衣場、WIC、トイレ、寝室、書斎(第2研究室)と配置されています。
最も特徴的なことは、このリビングと台所のスペースが広いことです。
南北方向に4.5m、東西方向には約9mもあり、ここでの各種の家具の配置における工夫が重要になります。
キッチンが入りましたが、手前は作業台が残ったまま
一方で、ここから西側のスペースは、普通の住宅サイズになりますので、少々の窮屈さを感じてしまいます。
私としては、一日の大半を過ごすことになる書斎(第2研究室)を意識的に狭い空間にすることにしました。
これは、狭い勉強スペースにすることで余計に集中力を高めようと思ったからで、これには、デビュー当時の頃の松本清張さんの執筆室のイメージが重なります。
ここは、非常に狭く、大きな机の後ろにはすぐ本棚が高く立っていて、それ以外には何もなく、狭いところで頑張って書いていたようでした。
ーーー なるほど、かれの集中力は、この部屋で発揮されていたのか!
このイメージが残っていて、いつかそれを再現したいと思っていました。
この北棟の書斎は、幅が170㎝程度しかなく、私の愛用の机(幅150㎝)を入れると、もうそれで一杯になってしまいます。
この机に座ると、左後ろは窓、右後ろはドアになります。
その窓からは、中庭の植物ハウスに出て行けるようにしました。
また、ここは机に向かって仕事をするのに位置条件がよく、第1に、柔らかい朝の太陽光線がいち早く入ってきます。
第2に、西陽はほとんど入らず、午後からは日陰になり、夏でも涼しいことが予想されます。
第3に、隣は寝室ですので、仕事に疲れた際には、すぐに身体を休めることができます。
現在の書斎は、寝室と兼用ですが、すぐ後ろにはベッドがあり、この方式はドイツ人の書斎で学びました。
第4は、この部屋の天井が非常に高く、ここには熱が溜まりやすいので、冬はより一層温かい部屋になるでしょう。
反対に夏は暑くなる可能性がありますが、ここには、南側に大きな高窓があり、ここを開けると通風が可能になります。
また、それでも暑いときには、お隣に繫がるドアを開放すればエアコンの風が入るようになっていますので、これで暑さをかなり凌げるのではないかと思っています。
第5は、その天井の高さを利用して、この空間に各種の造形物を飾ることができることです。
真に狭い空間ですが、工夫すれば、使い勝手の良い親しみ溢れる空間になる可能性があります。
おそらく、竣工後は、この書斎(研究室2)で多くの時間を費やしての仕事を行うようになります。
ーーー その集中した姿を想像しています。
そうなると、南棟の「研究室1」の方が空くことになります。
そこで、ここはできるだけ他の研究員のみなさんに使っていただくことを考えています。
その分だけ、有効活用をしていただくのがよく、この計らいは好意的に受け留められています。
そこで、みなさん用の素敵で快適な机と椅子を用意する必要があり、それをIKEAのネット上で探しています。
この快適性、研究員のみなさんの創意と工夫を誘起させることはとても大切なことであり、そして必須のことでもありますので、まずは、ここからの出発が重要です。
この間、いろいろなことがありましたが、なにはともあれ、第二期工事の竣工が近くなり、これで、その3分の2が整うことになります。
残るは、第三期工事の植物ハウスであり、すでに、その基礎工事が始まっています(つづく)。
中庭の整地が進みました
すでに、北棟においてはほとんどすべての内壁のボード貼りが終わり、残りは浴室のみとなり始めています。
19日には、北棟の床や窓の清掃を行い、その翌日にはワックス塗りを行うことがきまりました。
ですから、その前日までに大工と左官の作業を終えてしまわなければなりませんので、この3日間はかなりめまぐるしい取り組みとなることでしょう。
さて、北棟は、東から西に向かって台所、リビング、風呂、脱衣場、WIC、トイレ、寝室、書斎(第2研究室)と配置されています。
最も特徴的なことは、このリビングと台所のスペースが広いことです。
南北方向に4.5m、東西方向には約9mもあり、ここでの各種の家具の配置における工夫が重要になります。
キッチンが入りましたが、手前は作業台が残ったまま
私としては、一日の大半を過ごすことになる書斎(第2研究室)を意識的に狭い空間にすることにしました。
これは、狭い勉強スペースにすることで余計に集中力を高めようと思ったからで、これには、デビュー当時の頃の松本清張さんの執筆室のイメージが重なります。
ここは、非常に狭く、大きな机の後ろにはすぐ本棚が高く立っていて、それ以外には何もなく、狭いところで頑張って書いていたようでした。
ーーー なるほど、かれの集中力は、この部屋で発揮されていたのか!
このイメージが残っていて、いつかそれを再現したいと思っていました。
この北棟の書斎は、幅が170㎝程度しかなく、私の愛用の机(幅150㎝)を入れると、もうそれで一杯になってしまいます。
この机に座ると、左後ろは窓、右後ろはドアになります。
その窓からは、中庭の植物ハウスに出て行けるようにしました。
また、ここは机に向かって仕事をするのに位置条件がよく、第1に、柔らかい朝の太陽光線がいち早く入ってきます。
第2に、西陽はほとんど入らず、午後からは日陰になり、夏でも涼しいことが予想されます。
第3に、隣は寝室ですので、仕事に疲れた際には、すぐに身体を休めることができます。
現在の書斎は、寝室と兼用ですが、すぐ後ろにはベッドがあり、この方式はドイツ人の書斎で学びました。
第4は、この部屋の天井が非常に高く、ここには熱が溜まりやすいので、冬はより一層温かい部屋になるでしょう。
反対に夏は暑くなる可能性がありますが、ここには、南側に大きな高窓があり、ここを開けると通風が可能になります。
また、それでも暑いときには、お隣に繫がるドアを開放すればエアコンの風が入るようになっていますので、これで暑さをかなり凌げるのではないかと思っています。
第5は、その天井の高さを利用して、この空間に各種の造形物を飾ることができることです。
真に狭い空間ですが、工夫すれば、使い勝手の良い親しみ溢れる空間になる可能性があります。
おそらく、竣工後は、この書斎(研究室2)で多くの時間を費やしての仕事を行うようになります。
ーーー その集中した姿を想像しています。
そうなると、南棟の「研究室1」の方が空くことになります。
そこで、ここはできるだけ他の研究員のみなさんに使っていただくことを考えています。
その分だけ、有効活用をしていただくのがよく、この計らいは好意的に受け留められています。
そこで、みなさん用の素敵で快適な机と椅子を用意する必要があり、それをIKEAのネット上で探しています。
この快適性、研究員のみなさんの創意と工夫を誘起させることはとても大切なことであり、そして必須のことでもありますので、まずは、ここからの出発が重要です。
この間、いろいろなことがありましたが、なにはともあれ、第二期工事の竣工が近くなり、これで、その3分の2が整うことになります。
残るは、第三期工事の植物ハウスであり、すでに、その基礎工事が始まっています(つづく)。
中庭の整地が進みました
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