今年は、マイクロバブル栽培のヘチマが大豊作、先ほど数えてみたら、すでに10数個の実が生っていましたので、この時点で合計の収穫見込みは50を超えることになりそうです。
夏の終わりに、全国的に野菜不足となり、値段も高騰していますが、そのことを考えますと、とても貴重な野菜資源ということができます。
この大豊作を踏まえ、私どものヘチマ料理研究も少なくない進展を迎えています。
本日は、前回の「たわし」に続いて、ヘチマ料理を特集することにしましょう。
① 煮込み
ヘチマの皮を剥き、輪切りにしてスパムと一緒に煮込む料理法であり、沖縄では最も人気が高いといってもよいでしょう。煮込む際に、水の補給を一切行わず、ヘチマの水分だけで煮込むのがコツ、出てきた汁にヘチマの味がしみ込み、汁もおいしくなります。我が家では、これに豆腐を入れる場合もあります。
マイクロバブル栽培と露地栽培(沖縄産)の同サイズのヘチマの煮込みを下に示しますが、明らかに出汁の多さが異なっており、その量の差は2倍近くになっています。
マイクロバブル栽培ヘチマの煮込み 露地栽培(沖縄産)ヘチマの煮込み
② 天ぷら
沖縄では、「煮込み」に次いで人気の料理であり、注文が多くて売り切れになる場合もあります。天ぷらで揚げることで甘みが増し、水分はヘチマのなかに閉じ込められておいしくなります。
③ 卵和え焼き
本場沖縄で試された料理です。皮を剥いた後のヘチマを薄く輪切りにし、それに塩コショウをかけた後に、卵にまぶしてフライパンで焼いたものです。
わが家でも、同じ料理を行ってみましたが、この場合は、卵のせいで水分と味が外に出なくなりますので、それだけ味が包まれるようになって、しかもフライパンで熱することでより甘くもなり、わが家でも人気の料理になりました。
④ 薄切りレンジ加熱
これは、薄く輪切りにしてレンジで1分間温めるだけの料理です。熱で温めることによってヘチマがより柔らかく、甘さも出てきていました。何よりも簡単であることが気に入りました。
⑤ 鉄板焼き
これも上記④とよく似た料理法です。薄切りにしたヘチマを、そのまま鉄板の上に載せて焼くだけの料理です。塩コショウ、マヨネーズ、焼き肉のタレや醤油を付けて食べることができます。
しかし、この場合、外側の部分よりも中の方が早く熱せられますので、中柔らかく、外がサクサクとしてやや硬さが残っているという独特の食感が出てきて、これが結構いけるといいましょうか、おいしいのです。
何といいましょうか、新鮮なヘチマを食べているという感覚が出てきて、これも家族に人気でした。
⑥ サイコロ状に切ってみそ汁の具
これは、こちらではまだ口にしたことがありません。近々、この料理法も試してみることにしましょう。
その後、この料理を試してみて、ヘチマと味噌の意外な組み合わせに新鮮な驚きを感じました。周知のように、味噌には塩気があり、ヘチマには甘みがあります。
この塩味と甘味のコンビがよく、塩味のみそ汁に甘みを覚えるという新鮮な味においしさを感じることができました。
そして、ヘチマが味噌味とよく合うことを改めて認識しました。
「これは真においしいみそ汁になった。病みつきになりそうな食感だ!」
このように認識を新たにしました。
ヘチマみそ汁、格別の味であり、新発見でした(8月30日追記)。
⑦ 塩もみ
生のヘチマを輪切りにし、それに塩をかけて軽くもんだ料理です。キュウリやナスの塩もみと同じ類です。
わが家の場合、ヘチマとミョウガを一緒にして塩もみをしたのが作られました。ヘチマの柔らかさ、ほのかな甘み、それにミョウガ独特の香りも加わって好きな食べ物となりました。
これはスイカの皮の浅漬けによく似ていますが、柔らかさにおいてはヘチマの方が勝っていると思いました。
その写真を示しておきましょう。
以上のように、今年は、これまでと違って一気にヘチマ料理の幅が広がってきました。
これも本場の沖縄のみなさんとの交流が始まったからではないかと思います。
このきっかけを作っていただいたT先生、ご協力、ありがとうございました(つづく)。
夏の終わりに、全国的に野菜不足となり、値段も高騰していますが、そのことを考えますと、とても貴重な野菜資源ということができます。
この大豊作を踏まえ、私どものヘチマ料理研究も少なくない進展を迎えています。
本日は、前回の「たわし」に続いて、ヘチマ料理を特集することにしましょう。
① 煮込み
ヘチマの皮を剥き、輪切りにしてスパムと一緒に煮込む料理法であり、沖縄では最も人気が高いといってもよいでしょう。煮込む際に、水の補給を一切行わず、ヘチマの水分だけで煮込むのがコツ、出てきた汁にヘチマの味がしみ込み、汁もおいしくなります。我が家では、これに豆腐を入れる場合もあります。
マイクロバブル栽培と露地栽培(沖縄産)の同サイズのヘチマの煮込みを下に示しますが、明らかに出汁の多さが異なっており、その量の差は2倍近くになっています。
マイクロバブル栽培ヘチマの煮込み 露地栽培(沖縄産)ヘチマの煮込み
② 天ぷら
沖縄では、「煮込み」に次いで人気の料理であり、注文が多くて売り切れになる場合もあります。天ぷらで揚げることで甘みが増し、水分はヘチマのなかに閉じ込められておいしくなります。
③ 卵和え焼き
本場沖縄で試された料理です。皮を剥いた後のヘチマを薄く輪切りにし、それに塩コショウをかけた後に、卵にまぶしてフライパンで焼いたものです。
わが家でも、同じ料理を行ってみましたが、この場合は、卵のせいで水分と味が外に出なくなりますので、それだけ味が包まれるようになって、しかもフライパンで熱することでより甘くもなり、わが家でも人気の料理になりました。
④ 薄切りレンジ加熱
これは、薄く輪切りにしてレンジで1分間温めるだけの料理です。熱で温めることによってヘチマがより柔らかく、甘さも出てきていました。何よりも簡単であることが気に入りました。
⑤ 鉄板焼き
これも上記④とよく似た料理法です。薄切りにしたヘチマを、そのまま鉄板の上に載せて焼くだけの料理です。塩コショウ、マヨネーズ、焼き肉のタレや醤油を付けて食べることができます。
しかし、この場合、外側の部分よりも中の方が早く熱せられますので、中柔らかく、外がサクサクとしてやや硬さが残っているという独特の食感が出てきて、これが結構いけるといいましょうか、おいしいのです。
何といいましょうか、新鮮なヘチマを食べているという感覚が出てきて、これも家族に人気でした。
⑥ サイコロ状に切ってみそ汁の具
これは、こちらではまだ口にしたことがありません。近々、この料理法も試してみることにしましょう。
その後、この料理を試してみて、ヘチマと味噌の意外な組み合わせに新鮮な驚きを感じました。周知のように、味噌には塩気があり、ヘチマには甘みがあります。
この塩味と甘味のコンビがよく、塩味のみそ汁に甘みを覚えるという新鮮な味においしさを感じることができました。
そして、ヘチマが味噌味とよく合うことを改めて認識しました。
「これは真においしいみそ汁になった。病みつきになりそうな食感だ!」
このように認識を新たにしました。
ヘチマみそ汁、格別の味であり、新発見でした(8月30日追記)。
⑦ 塩もみ
生のヘチマを輪切りにし、それに塩をかけて軽くもんだ料理です。キュウリやナスの塩もみと同じ類です。
わが家の場合、ヘチマとミョウガを一緒にして塩もみをしたのが作られました。ヘチマの柔らかさ、ほのかな甘み、それにミョウガ独特の香りも加わって好きな食べ物となりました。
これはスイカの皮の浅漬けによく似ていますが、柔らかさにおいてはヘチマの方が勝っていると思いました。
その写真を示しておきましょう。
ヘチマの塩もみ
以上のように、今年は、これまでと違って一気にヘチマ料理の幅が広がってきました。
これも本場の沖縄のみなさんとの交流が始まったからではないかと思います。
このきっかけを作っていただいたT先生、ご協力、ありがとうございました(つづく)。
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