昨日は、日中に太陽が顔を出していましたが、その後曇り、そして夕方には一雨ありました。

 水不足のヘチマや加賀太キュウリなど露地栽培野菜にとっては恵みの雨になったことでしょう。

 じつは、一昨日、近所のMさんが、またまた、大葉の葉っぱを持ってきてくださり、その際に、ある野菜の苗もいただきましたので、その移植を夕方から行っていました。

 まずは、汚れていた水槽をきれいに掃除するのに結構時間がかかりました。

 今の時期、水路の底には緑藻が生え安く、その堆積物を除去するために、水中ポンプでくみ出し、その後、水路全体を拭き掃除してから、肥料の液肥を調合し、それを投入しました。

 藪蚊に刺されながらの作業でしたが、家内の手伝いもあり、一汗かく程度で終了しました。

 そして苗6本の移植を無事済ませました。

 「今日は、夕方から短時間でしたが、久しぶりの作業でしたね」
 

 「そうだね、おかげで思ったよりも早くできました。明日から、順次苗を植えていきますので、よろしくお願いいたします。まずは、庭の露地野菜から移植していきましょう」


 その後、マイクロバブルの発生に関する試運転も行い、数時間、水路のなかの液肥にマイクロバブルを発生させ続けました。

 マイクロバブルをたっぷり発生させましたので、移植された苗の根がとても喜んだに違いありません。

 明日からは、その効果が、すぐに現れてきますので、この6株の変化を観察するのが楽しみになりそうです。

 さて、ひと汗かいた後の夕食には、夕方の作業の前に収穫したヘチマ3本(27~29本目)のうちの一部が料理されて出てきました。

 それは、

 ①煮込み:ヘチマとスパム(ランチョンミートともいう)、そして豆腐を一緒に煮込んだ料理のこと、ヘチマの水分だけで煮込み汁が出てきて、沖縄における代表的なヘチマ料理の一つ。

 ②薄く輪切りにして、塩コショウをかけた後にといた卵をまぶしてフライパンで焼いた、炒め料理の一種

の2つです。

 ②については、先日、沖縄の料理家から教わった新メニューでした。

 まずは、②から先に食べ、その「おいしさ」を確かめました。

 卵で水分が閉じ込められたせいでしょうか、味が残っていて、それにヘチマ特有の甘さもあり、なかなか良い味でした。

 ①の方も、②の試食を終えた後に、じっくり、その味を確かめながら賞味することができました。

 まだ、種も白くて柔らかく、十分に食べるに値するものでした。

 マイクロバブルヘチマの特徴は、十分に柔らかく、水分が豊富で味が出やすいこと、そして何ともいえない上品な甘さがあることにありますが、それらのよさが、この2つの料理においても出現していました。

 夕食後は、すこしリラックスして、三国志のDVDを拝聴しました。丁度、諸葛孔明が活躍しているころであり、そのかれの権謀術数ぶりをゆかいに感じました。

 今日は、山梨の小学校1年生の「しらたまちゃん(最近の愛称は『ちべ』という)」から電話がかかってきたので、「三国志を知っている」かと尋ねたら、図書館でその本を見たことがあるといっていました。

 私のなかにも、小学生の時に、この『三国志』の本を奪い合うように借り出して、胸躍らせながら読んだ記憶があります。

 その記憶を辿れば、関羽が赤兎馬に乗って大活躍をしていました。

 この馬は、一日千里を走ると書かれていましたので、どんな馬なのだろうかと、幼いながらも思いを寄せたことがありました。

 黄河の源流から河口までが約5000㎞ですから、この馬は、1日でその大半を走ることになります。

 まさに、夢のような世界の出来事でした。

 そんなことを思い浮かべながら、夕方の作業の「ここちよい疲れ」のせいでしょうか、つい、転寝をしてしまい、ある夢を見ていました。

 それは、学会のシーンであり、私が、今最も「戒めたい人物」が発表していて、その方に対して私が質問し、立ち往生させたことで大騒ぎになっているところで目が覚めました。

 「あれは夢だったのか?」

 気だるさのなかに、まだ夢の余韻が残っていました。

 そういえば、そのかれが、「明日一緒に昼飯を食べませんか」といっていたようで、「どうしようか?」と思っていたら、

 「お風呂が沸きましたよ!」

という家内の声で、すっかり目が覚めてしまいました。

ーーー 夢でよかった!

 しかし偶には、このように「良い夢」も見てみるものですね(つづく)。

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                   白い花の百日紅(沖縄にて、筆者撮影)