夢のようであった10日間の沖縄旅行を終えてから、国東の現実生活に戻るのにしばらくの時を要していました。
植物や野菜たちも本格的な梅雨を迎えて、小さくない変化を遂げるようになりました。
この季節、自然に生えている植物にとっては、高温多湿によって成長しやすくなるのですが、雨が多すぎると、葉が濡れて呼吸が難しくなり、光が途絶えると光合成ができなくなります。
また、根が弱ると根腐れが起こる、虫がさまざまに湧いてきて、さらに若葉を弱らせます。
梅雨になると、このような現象が次々に起こりますので、大変な試練と危険な時期ということができるでしょう。
これは、私たちにとっても同じで、高温多湿で夜も眠れないようになり、昼間と夜の温度差で体調を崩しやすくなります。
どうか、みなさまも、体調の維持のためのご自愛をよろしくお願いいたします。
さて、昨日は、まず、すっかり成長したトマトとキュウリの世話から始めました。
トマトは、ミニトマトのアイコと大玉の桃太郎の2つを育てています。
いずれも育ちがよく、成長が進みますとすぐに互いに葉が重なりあって日照の影響を受けてしまいます。
また、上にも、どんどん伸びていきますので、実をよく生らすためには、その先端を切断する必要があります。
余分な枝を増やさず、それが生えればカットして、日照もよくする、このような作業が常時必要になります。
そこで鬱蒼としていたトマトのゾーンの枝落としを行いました。
その折、トマトの葉っぱに隠れて成長があまりよくなかった水前寺菜とゴーヤを別の水槽に移植しました。
後者については、水耕栽培と露地栽培の比較実験を行う計画でしたので、その水耕部分への移植となり、いよいよ、その比較実験ができるようになりました。
その比較実験における野菜の品種は、次の通りです。
①ゴーヤ
②へちま
③丘ワカメ
④加賀太キュウリ
①については、非常に柔らかい水耕栽培ゴーヤが生りましたので、今年は、その再生をめざします。
市販のゴーヤにはちょっと硬めの部分があり(沖縄のゴーヤも同じ)、この硬い部分を無くすことが目標ですが、果たして、今年はどうなるのでしょうか。
②については、すでに、別の個所で先行的な実験が開始されています。その詳しい比較は、別稿の「ヘチマだより」においてなされていますので、そちらをご参照ください。
こちらは、南側の陽当たりのよい場所に露地ポットと水耕の水路を並べて、しかも、その成長度をほぼ合わせて比較実験を行うという意図で遂行されていますので、比較実験の2つ目ということができます。
いずれも茎の長さが約1mですので、丁度良い比較実験の開始の時期となるでしょう。
③の丘ワカメについては、水耕水槽への移植がやや遅れたために、露地栽培ポットの方が先行して伸びています。
これはヘチマと同様に蔓状に伸びていきますので、ヘチマとの競演が楽しみです。また、こちらはヘチマと違って葉を食べるものですから、その成長に伴って葉の収穫を楽しむことができます。
④については、露地での栽培を行い、それがだいぶ育ってきました。その1本を昨日、水耕栽培水槽に移植しました。
これから、この水槽分も徐々に増やして、露地との比較ができるようにしたいと思います。
このように、今年は、露地栽培との比較を行うという目標を掲げ、改めてマイクロバブル水耕栽培の優位性を検証していく予定です。
いくら、マイクロバブル水耕栽培が優れているといっても、その正確な比較が露地栽培との間で行われないと科学的な説得力がない、これが私の見解であり、今年は、この課題に本格的に挑むことにしました。
じつは、この2年来、長野のK6さん(初登場、なぜか私と親しくなる方にはKとMのイニシャルの方が多い)からのアプローチがあり、それに応答しているなかで発案したことでした。
これまは、マイクロバブルは水耕栽培のみを対象としてきましたので露地栽培における検討はほとんど行っていませんでした。
しかし、実際には露地栽培が大半ですので、ここに切り込むことは、それこそ本丸に分け入ることに相当します。
ここに、改めてK6さんに感謝し、これから、この未知の課題への挑戦の意味を実践的に確かめていくことにしましょう。
K6さん、ありがとうございました(つづく)。
ミニトマト(アイコ)
植物や野菜たちも本格的な梅雨を迎えて、小さくない変化を遂げるようになりました。
この季節、自然に生えている植物にとっては、高温多湿によって成長しやすくなるのですが、雨が多すぎると、葉が濡れて呼吸が難しくなり、光が途絶えると光合成ができなくなります。
また、根が弱ると根腐れが起こる、虫がさまざまに湧いてきて、さらに若葉を弱らせます。
梅雨になると、このような現象が次々に起こりますので、大変な試練と危険な時期ということができるでしょう。
これは、私たちにとっても同じで、高温多湿で夜も眠れないようになり、昼間と夜の温度差で体調を崩しやすくなります。
どうか、みなさまも、体調の維持のためのご自愛をよろしくお願いいたします。
さて、昨日は、まず、すっかり成長したトマトとキュウリの世話から始めました。
トマトは、ミニトマトのアイコと大玉の桃太郎の2つを育てています。
いずれも育ちがよく、成長が進みますとすぐに互いに葉が重なりあって日照の影響を受けてしまいます。
また、上にも、どんどん伸びていきますので、実をよく生らすためには、その先端を切断する必要があります。
余分な枝を増やさず、それが生えればカットして、日照もよくする、このような作業が常時必要になります。
そこで鬱蒼としていたトマトのゾーンの枝落としを行いました。
その折、トマトの葉っぱに隠れて成長があまりよくなかった水前寺菜とゴーヤを別の水槽に移植しました。
後者については、水耕栽培と露地栽培の比較実験を行う計画でしたので、その水耕部分への移植となり、いよいよ、その比較実験ができるようになりました。
その比較実験における野菜の品種は、次の通りです。
①ゴーヤ
②へちま
③丘ワカメ
④加賀太キュウリ
①については、非常に柔らかい水耕栽培ゴーヤが生りましたので、今年は、その再生をめざします。
市販のゴーヤにはちょっと硬めの部分があり(沖縄のゴーヤも同じ)、この硬い部分を無くすことが目標ですが、果たして、今年はどうなるのでしょうか。
②については、すでに、別の個所で先行的な実験が開始されています。その詳しい比較は、別稿の「ヘチマだより」においてなされていますので、そちらをご参照ください。
こちらは、南側の陽当たりのよい場所に露地ポットと水耕の水路を並べて、しかも、その成長度をほぼ合わせて比較実験を行うという意図で遂行されていますので、比較実験の2つ目ということができます。
いずれも茎の長さが約1mですので、丁度良い比較実験の開始の時期となるでしょう。
③の丘ワカメについては、水耕水槽への移植がやや遅れたために、露地栽培ポットの方が先行して伸びています。
これはヘチマと同様に蔓状に伸びていきますので、ヘチマとの競演が楽しみです。また、こちらはヘチマと違って葉を食べるものですから、その成長に伴って葉の収穫を楽しむことができます。
④については、露地での栽培を行い、それがだいぶ育ってきました。その1本を昨日、水耕栽培水槽に移植しました。
これから、この水槽分も徐々に増やして、露地との比較ができるようにしたいと思います。
このように、今年は、露地栽培との比較を行うという目標を掲げ、改めてマイクロバブル水耕栽培の優位性を検証していく予定です。
いくら、マイクロバブル水耕栽培が優れているといっても、その正確な比較が露地栽培との間で行われないと科学的な説得力がない、これが私の見解であり、今年は、この課題に本格的に挑むことにしました。
じつは、この2年来、長野のK6さん(初登場、なぜか私と親しくなる方にはKとMのイニシャルの方が多い)からのアプローチがあり、それに応答しているなかで発案したことでした。
これまは、マイクロバブルは水耕栽培のみを対象としてきましたので露地栽培における検討はほとんど行っていませんでした。
しかし、実際には露地栽培が大半ですので、ここに切り込むことは、それこそ本丸に分け入ることに相当します。
ここに、改めてK6さんに感謝し、これから、この未知の課題への挑戦の意味を実践的に確かめていくことにしましょう。
K6さん、ありがとうございました(つづく)。
ミニトマト(アイコ)
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