今回は、前回よりも10日が経過した6月1日に撮影した画像です。

 この間、露地栽培おいては、かなり、その成長が遅いことが明らかになってきました。

 ①露地栽培

 ようやく、4つ葉目と5つ葉目が出てきました。後者の葉が出てくると、ヘチマは蔓を伸ばし始めますので、その準備が整ったということでしょうか。

 じつに、この発芽まで10日以上経過していました。

 これが、通常のヘチマの成長速度であることを知りました。

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露地栽培のヘチマ(2017年6月1日、筆者撮影)

 ②水耕栽培


  この露地栽培と比較して、マイクロバブル水耕栽培の方は、どうでしょうか?

 こちらは、すでに茎が上方に伸び始め、葉っぱの数も10枚以上になっています。

 その写真を示しておきましょう。

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 左側にキュウリの茎も写っていてやや見えにくいのですが、ヘチマの茎の長さは、同じ2017年6月1日において56㎝にも達しています。

 こうなると、露地と水耕では、小さくない違いがいよいよ明確になったといえるのではないでしょうか。

 これから、この差がより広がっていくのではないかと予想しています。

 現時点(2017年6月14日)において、上記露地栽培のヘチマの茎の長さを計測してみたら、それが丁度56㎝でした。

 これを踏まえますと、露地栽培とマイクロバブル水耕栽培では約2週間の差が生まれていることになります。

 これは、小さくない、ある意味では驚くような差異であり、ますます、この差異の原因解明が重要ではないかと思っています。

 引き続き、この観察を続けていきますが、その比較指標を葉っぱの数から茎の長さに変更することにしましょう。

 このヘチマだより、小学生の観察日記のようですが、意外とそれらの世代のみなさまにも興味を持っていただけるかもしれませんね。

 おもしろく、そして、その意味をふかく理解しながら、この観察日記を続けていくことにしましょう
(つづく)。