昨日の報告の続きです。
⑥野菜の味評価:O2会員
私どもが育てた野菜を、昨年の夏に来られたお客さんに食べていただきました。
その方は、かつて東京の和風レストランのオーナーをされていたことがあり、いわば食通のプロでした。
その折、とても感激され、その野菜に非常に興味を示されましたので、その後も、その野菜を試食していただくことになりました。
そしたら、その方が行きつけの食事処に、その野菜を持ち込んで、試食の輪が広がることになりました。
これが契機となり、その試食の結果を、その都度、研究会に報告し、議論を行ってきました。
研究会のみなさんには、すでに同じ野菜の試食も行っていただいていましたので、その評価も含めて、この議論が大いに盛り上がりました。
そのうち、上述のH会員の塩トマトも、その試食に加わり、さらに試食の野菜の種類も増えることになりました。
これらを検討することで、地元国東での野菜の栽培や販売問題を大都会と比較して検討することがなされ、それぞれにおいてかなり異なることが明らかになっていきました。
その結果、野菜の正当な評価をしていただくには、大都会の第一線で活躍されている第一線の方々に行っていただくのがよいということが明らかにされ、それらの味評価に耳を傾けることが大切であるという話になっていきました。
地方で苦労して野菜を栽培しても、それが必ずしも正当には評価されない側面があり、価格も低いままであることが少なくなく、その感覚が大都会とは大きく異なっていました。
そこで、野菜の種類をいくつか変えながら、それらについても味評価をしていただきました。
今回も、その具体的な味評価の結果を披露し、それをもとにして議論していただきましたが、これに関しても活発な意見交換があり、最後には、私のところで育てている農作物を、その味評価のシステムに加えていただけませんかという提案まで出てくることになりました。
これらを耳にして、私としては、この栽培法をより科学的に研究し、データを蓄積して、さらに技術的な改善も徹底して行い、徐々に量的にも増やしていく算段を考えていく必要があるのではないかと思いました。
地域のブランドを生かすのは、どこか。
そのブランドが優れているのであれば、最も激烈な競争がなされている大都会でこそ試される必要があるのではないか、それに耐えうるブランドづくりの大切さを、みなさんは大いに学ぶことができたのではないかと思います。
⑦水産生物の養殖問題:O1会員
このプロジェクトは、昨年9月に開始されました。
12月の初旬には、地元の高専のT先生と研究会のMさんとともに、その水産養殖の現地見学を行ったこともありました。
研究会の2日前に、私どもで現地見学を行い、その後も順調に推移していることが明らかになりました。
研究会では、その報告をやや詳しく行いました。
しかし、この養殖改善は、いまだ中間段階にありますので、その見通しは、4月下旬にならないと明確にならないということでしたので、その時点で再度、その改善結果を検討することになりました。
これは、地域のブランドを再生できるかという重要な問題に関係しますので、研究会のみなさんは少なくない関心を寄せられていました。
⑧果樹園の見学会:S1会員、O3会員
これは、前回の研究会にゲストとして参加していただいたOさんの果樹園を見学に行こうという内容の報告でした。この見学会については、園主のOさんの了解も得られているということでしたので、その写真が示されると、
「とっても良いところではないか」、「これは参加してみたいね」、「花が咲くとすばらしいだろうね」
等の意見が相次いで出されました。
なにせ、2町歩ある広大な果樹園ですから、見学のしがいがある果樹園といえます。
私も、気晴らしに、そしてリフレッシュするために、ぜひ見学会に参加し、Oさんの問題を解決する知恵はないかを検討したいと思っています。
⑨植物栽培プロジェクトの準備:O2会員
これは、地元の名産のある植物を栽培するプロジェクトですが、研究会員のBさんが、先日来られ、今年は、そのプロジェクトを発展させましょうという申し入れがあり、これを研究会としても発展させようという話になりました。
そこで、A会員、H会員と一緒に、その苗を、ある農家までいただきに参りました。ところが、その苗が十分に成長するまでになっていませんでしたので、根の部分を少しいただくだけで帰りました。
その根から発芽が可能か、その実験を開始したところでしたので、その旨をみなさんに報告しました。
今後は、上記の方々と協力して、この栽培研究を発展させ、事業化に向かう可能性が出てくることをめざしたいと思います。
以上のように、9個の事例について、その成果と今後の取組に関する簡単な報告を行いながら、その都度、議論を行うという方式で会を進めることができました。
今回は、新たに自治体関係の方も参加されていましたので、研究会の最後の方では、この方に関する質疑応答も行われました。
このようにして、会の終了時間は、今回も1時間延びて21時を過ぎていました(この稿は終わり)。
クレソン
⑥野菜の味評価:O2会員
私どもが育てた野菜を、昨年の夏に来られたお客さんに食べていただきました。
その方は、かつて東京の和風レストランのオーナーをされていたことがあり、いわば食通のプロでした。
その折、とても感激され、その野菜に非常に興味を示されましたので、その後も、その野菜を試食していただくことになりました。
そしたら、その方が行きつけの食事処に、その野菜を持ち込んで、試食の輪が広がることになりました。
これが契機となり、その試食の結果を、その都度、研究会に報告し、議論を行ってきました。
研究会のみなさんには、すでに同じ野菜の試食も行っていただいていましたので、その評価も含めて、この議論が大いに盛り上がりました。
そのうち、上述のH会員の塩トマトも、その試食に加わり、さらに試食の野菜の種類も増えることになりました。
これらを検討することで、地元国東での野菜の栽培や販売問題を大都会と比較して検討することがなされ、それぞれにおいてかなり異なることが明らかになっていきました。
その結果、野菜の正当な評価をしていただくには、大都会の第一線で活躍されている第一線の方々に行っていただくのがよいということが明らかにされ、それらの味評価に耳を傾けることが大切であるという話になっていきました。
地方で苦労して野菜を栽培しても、それが必ずしも正当には評価されない側面があり、価格も低いままであることが少なくなく、その感覚が大都会とは大きく異なっていました。
そこで、野菜の種類をいくつか変えながら、それらについても味評価をしていただきました。
今回も、その具体的な味評価の結果を披露し、それをもとにして議論していただきましたが、これに関しても活発な意見交換があり、最後には、私のところで育てている農作物を、その味評価のシステムに加えていただけませんかという提案まで出てくることになりました。
これらを耳にして、私としては、この栽培法をより科学的に研究し、データを蓄積して、さらに技術的な改善も徹底して行い、徐々に量的にも増やしていく算段を考えていく必要があるのではないかと思いました。
地域のブランドを生かすのは、どこか。
そのブランドが優れているのであれば、最も激烈な競争がなされている大都会でこそ試される必要があるのではないか、それに耐えうるブランドづくりの大切さを、みなさんは大いに学ぶことができたのではないかと思います。
⑦水産生物の養殖問題:O1会員
このプロジェクトは、昨年9月に開始されました。
12月の初旬には、地元の高専のT先生と研究会のMさんとともに、その水産養殖の現地見学を行ったこともありました。
研究会の2日前に、私どもで現地見学を行い、その後も順調に推移していることが明らかになりました。
研究会では、その報告をやや詳しく行いました。
しかし、この養殖改善は、いまだ中間段階にありますので、その見通しは、4月下旬にならないと明確にならないということでしたので、その時点で再度、その改善結果を検討することになりました。
これは、地域のブランドを再生できるかという重要な問題に関係しますので、研究会のみなさんは少なくない関心を寄せられていました。
⑧果樹園の見学会:S1会員、O3会員
これは、前回の研究会にゲストとして参加していただいたOさんの果樹園を見学に行こうという内容の報告でした。この見学会については、園主のOさんの了解も得られているということでしたので、その写真が示されると、
「とっても良いところではないか」、「これは参加してみたいね」、「花が咲くとすばらしいだろうね」
等の意見が相次いで出されました。
なにせ、2町歩ある広大な果樹園ですから、見学のしがいがある果樹園といえます。
私も、気晴らしに、そしてリフレッシュするために、ぜひ見学会に参加し、Oさんの問題を解決する知恵はないかを検討したいと思っています。
⑨植物栽培プロジェクトの準備:O2会員
これは、地元の名産のある植物を栽培するプロジェクトですが、研究会員のBさんが、先日来られ、今年は、そのプロジェクトを発展させましょうという申し入れがあり、これを研究会としても発展させようという話になりました。
そこで、A会員、H会員と一緒に、その苗を、ある農家までいただきに参りました。ところが、その苗が十分に成長するまでになっていませんでしたので、根の部分を少しいただくだけで帰りました。
その根から発芽が可能か、その実験を開始したところでしたので、その旨をみなさんに報告しました。
今後は、上記の方々と協力して、この栽培研究を発展させ、事業化に向かう可能性が出てくることをめざしたいと思います。
以上のように、9個の事例について、その成果と今後の取組に関する簡単な報告を行いながら、その都度、議論を行うという方式で会を進めることができました。
今回は、新たに自治体関係の方も参加されていましたので、研究会の最後の方では、この方に関する質疑応答も行われました。
このようにして、会の終了時間は、今回も1時間延びて21時を過ぎていました(この稿は終わり)。
クレソン
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