マイクロバブルによる浄水場池の水質浄化は、さらに進展していきました。
それが証拠に、そこに繁茂した水生植物が、次々に、しかも大規模に、マイクロバブルが噴射されている領域に発生したのでした。
私は、この世の出来事か、と錯覚してしまうほどでした。
今でも、ボートに乗って、水面から見た水生生物の繁茂を見たときの感動を鮮やかに思い出すことができます。
この池では、諸工事のために水位を大幅に下げたことがありました。その結果、かなりの領域で池の底の陸地が見えていました。
その折に、マイクロバブル装置を設置することができました。
じつは、このオオカナダモの大群の全体を写真に撮りたかったのですが、この繁茂がやや深いところで発生していましたので、水面上からは、このオオカナダモを明瞭に撮影することができませんでした。
このすばらしい植生の景色をテレビカメラで撮影していただこうと思って、放送局の内諾は得たものの、その管理者からの撮影許可が、どうしてもいただけませんでした。
オオカナダモの大群よりも、さらに大規模で、しかも、ボート上から存分に観察できたのが、上記写真の対岸付近から右側の領域に出現したトリゲモという水生植物でした。
この写真は再掲載になりますが、そのすばらしい写真をお見せしましょう。
この繁殖範囲は大規模で、横方向に約50ⅿ、奥行方向には、さらに、その倍近い範囲で、この光景が広がっていました。
ボートの上で、しばらく、この光景に見惚れたままで、ここは、この世の世界なのかと、錯覚してしまうほどでした。
やや深いところでは、これが水面下に見え、そしてボートが進むにしたがって、それが、このように、すぐの水面下に現れてきました。
それこそ、「これは夢か、幻か」とまで思うほどで、このように美しい世界に接したことは、その前後において初めてのことでした。
ボートをさらに岸に近づけると、その付近には、ガマの大群も繁茂していました。出雲の国の歌にある「因幡の白兎」のなかに出てくる、あの「ガマ」でした。
ーーー 大昔は、きっと、このように水がきれいで、真に美しい世界だったのだ!
このときほど、この場所を去ることを惜しんだことはありません。そして、悔やまれるのは、この光景をビデオカメラで撮影していなかったことでした。
さて、新たな水の話をしようと思っていたら、ついつい、かなり前のことを思い出し、長々と、その紹介をしてしまいました。
きれいな水には、このようにきれいな植物が育ち、ヒトは、この水や植物と長い間共生してきたことを述べたかったことが、このような前置きになってしまいました。
これらを踏まえ、次回からは、最近の水とのかかわり合いについて、やや分け入った話をすることにしましょう(つづく)。
それが証拠に、そこに繁茂した水生植物が、次々に、しかも大規模に、マイクロバブルが噴射されている領域に発生したのでした。
私は、この世の出来事か、と錯覚してしまうほどでした。
今でも、ボートに乗って、水面から見た水生生物の繁茂を見たときの感動を鮮やかに思い出すことができます。
この池では、諸工事のために水位を大幅に下げたことがありました。その結果、かなりの領域で池の底の陸地が見えていました。
その折に、マイクロバブル装置を設置することができました。
浄水池に配置された6連のマイクロバブル装置
これらの装置は、写真手前に設置された水中ポンプから送水され、マイクロバブルとともに写真に示されている対岸右手方向に噴出されました。
また、この写真からも明らかなように、その装置の対岸方向の池底には、水生植物はほとんど生育していませんでした。
ところが、水位が元に戻され、マイクロバブルの供給が開始されてから、しばらくして、思わぬ水中景色に出会うことになりました。
まず、これらの装置の下流にオオカナダモの大群が出現しました。その繁茂の規模は、横に5、6ⅿ、マイクロバブルの流れ方向に(対岸の右側方向)約30ⅿ以上でした。
これは、実際にボートに乗って観察したことでしたので、行けども行けども、オオカナダモの大群が視界から切れなかったことを思い出します。
そして、この大群のなかで、たくさんの小魚が生育していたことも印象深いものでした。
--- そうか、ここが住処だったのか!この魚たちが、岸辺近くまでやってきていたのか。
また、この写真からも明らかなように、その装置の対岸方向の池底には、水生植物はほとんど生育していませんでした。
ところが、水位が元に戻され、マイクロバブルの供給が開始されてから、しばらくして、思わぬ水中景色に出会うことになりました。
まず、これらの装置の下流にオオカナダモの大群が出現しました。その繁茂の規模は、横に5、6ⅿ、マイクロバブルの流れ方向に(対岸の右側方向)約30ⅿ以上でした。
これは、実際にボートに乗って観察したことでしたので、行けども行けども、オオカナダモの大群が視界から切れなかったことを思い出します。
そして、この大群のなかで、たくさんの小魚が生育していたことも印象深いものでした。
--- そうか、ここが住処だったのか!この魚たちが、岸辺近くまでやってきていたのか。
じつは、このオオカナダモの大群の全体を写真に撮りたかったのですが、この繁茂がやや深いところで発生していましたので、水面上からは、このオオカナダモを明瞭に撮影することができませんでした。
このすばらしい植生の景色をテレビカメラで撮影していただこうと思って、放送局の内諾は得たものの、その管理者からの撮影許可が、どうしてもいただけませんでした。
オオカナダモの大群よりも、さらに大規模で、しかも、ボート上から存分に観察できたのが、上記写真の対岸付近から右側の領域に出現したトリゲモという水生植物でした。
この写真は再掲載になりますが、そのすばらしい写真をお見せしましょう。
トリゲモの大群
これは、ボートの上から撮影された写真です。水深が上流に行くにしたがって浅くなっていましたので、その一部が水面に達していました。この繁殖範囲は大規模で、横方向に約50ⅿ、奥行方向には、さらに、その倍近い範囲で、この光景が広がっていました。
ボートの上で、しばらく、この光景に見惚れたままで、ここは、この世の世界なのかと、錯覚してしまうほどでした。
やや深いところでは、これが水面下に見え、そしてボートが進むにしたがって、それが、このように、すぐの水面下に現れてきました。
それこそ、「これは夢か、幻か」とまで思うほどで、このように美しい世界に接したことは、その前後において初めてのことでした。
ボートをさらに岸に近づけると、その付近には、ガマの大群も繁茂していました。出雲の国の歌にある「因幡の白兎」のなかに出てくる、あの「ガマ」でした。
ーーー 大昔は、きっと、このように水がきれいで、真に美しい世界だったのだ!
このときほど、この場所を去ることを惜しんだことはありません。そして、悔やまれるのは、この光景をビデオカメラで撮影していなかったことでした。
さて、新たな水の話をしようと思っていたら、ついつい、かなり前のことを思い出し、長々と、その紹介をしてしまいました。
きれいな水には、このようにきれいな植物が育ち、ヒトは、この水や植物と長い間共生してきたことを述べたかったことが、このような前置きになってしまいました。
これらを踏まえ、次回からは、最近の水とのかかわり合いについて、やや分け入った話をすることにしましょう(つづく)。
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