本格的な夏の到来とともに、我が家のヘチマ栽培も、第2ステージに突入しました。

 蔓が延び、葉が茂り、そして雄花が咲きはじめました。

 このなかで、最も蔓を伸ばしてきたヘチマAの総延長は8ⅿを超えました。南から北へ、そして、その北の端でUターンし、再び南へと進行中です。

 しかも、その驀進中の茎が太くなり、その直径が約1㎝弱にまで太くなってきたように見えました。

 たくましいですね。
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東南部におけるヘチマ(2016年7月26日、筆者撮影)

 これらをじっくり観察することによって、その葉を茂らせるパターンを初めて理解することができました。

 まずは、その蔓が先行して線状に伸びていきます。

 その際には、数十㎝置きに節目となるところに、わずか1枚の葉が形成されていきます、

 しばらくすると、この葉が、徐々に大きくなっていきます。

 そして、その節目から新たな蔓の芽が出て、それが、蔓とは直角の方向に伸びていくようになります。

 こうして線から面へと、ヘチマの蔓と葉っぱが広がり、茂っていきます。

 しかも、その節目の部分に、開花用の新たな蔓ができ、そこから20~30㎝伸ばした先端に雄花が咲かせます。

 本日、それを数えてみたら、まだ8個前後であり、これから徐々に増えていくことでしょう。

 一方、南からは別のヘチマBが、ネットの上を這いながら、これまた元気よく北進中です。

 どこかで、このAとBが衝突するのではないかと思っていたら、互いに、それを回避して、それぞれ南進と北進を続けています。

 まもなく、このBも北端の梁に届きそうなので、その総延長は6ⅿ近くになっています。

 さらに、北側では、ヘチマCの群れが北西から北東へ向かって進行中です。しかも、その背後においてもGFO1と2から新たなヘチマの蔓が、その後を追っています。

 これらは、すこぶる賑やかで、たくましく、そしてドラマチックな光景であり、それらの推移を観察することに、日々楽しさを覚えています


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東南部のヘチマを2階から撮影(2016年7月26日、筆者撮影)
 こうしてみると、ヘチマとゴーヤの棲み分けがよく解りますね。濃い緑色がヘチマの葉であり、黄緑がゴーヤです。

 これで、我が家のマイクロバブルヘチマづくりは第2ステージへ、ますます、この夏は、ヘチマと共にゆかいに過ごせそうです(つづく)。