梅雨が明けて、爽やかな夏がやってきました。全国的には、すでに猛暑となっているところもあり、孫のしらたまちゃんがいる山梨県甲府市は、このところ37~38℃にも達しています。

 さて、今年の重点課題である「ヘチマの里づくり」が徐々に進展しています。

 昨日は、京都からうれしい報告があり、配布したヘチマの種が育ち、大きく葉を広げている様子が示されていました。

 やはり、露地栽培と比較すると、マイクロバブル水耕栽培の方が断トツに成長しているそうで、こちらと同じことが起きているようです。

 これで、ヘチマの里が、大分国東から京都に飛び火したことになりました。うれしいことですね。

 その後、こちらでも、ヘチマやゴーヤが順調に生育しています。

 その様子を図化して示しておきましょう。


 GFOは、小型水槽の名前です。このGFG(Green Fort Gate)の大きさは、幅2.5ⅿ、奥行
4ⅿ、高さ2.5ⅿです。

 アルミフレームで四角の枠組みを作り、ゲート状にしました。また、最上端の梁から20㎝下には、キュウリ用のネットが張られており、この上をヘチマやゴーヤが這って伸びていくことができます。

 さて、東南にあるGFO-4から成長したヘチマは、最上部まで垂直方向に伸びて、その後、北に向かって進展し、数日前に、その端に達した後は、「どこに行こうか」と天を仰いでいましたので、それを南向きに路線変更してあげました。

 一方、西北端部で育っているヘチマが、ゲートの最上端部にまで達し、これについても南進ができるように蔓の先端の位置変更を行いました。

 すでに中央部で北進を行っているヘチマを加えると、そのそれぞれが、その中心部に向かって伸びていき、やがて衝突するのではないかと予測しています。

 また、今年はゴーヤも順調で、早くも、その実が生りはじめました。これはミツバチによって受粉が行われたおかげです。

 この中庭においてゴーヤの実が生ることは初めてのことですので、その暁には「めでたい」とお祝いをしなけれいけませんね。

 図面右上に、GFO-5の水槽が見えます。ここは、ヘチマの入植が遅かったので、いまだ蔓の長さは数十㎝程度です。
 
 ここは、それが小さなグリーンカーテンを示し始めた程度であり、上方のGFGルートが形成されていません。

 おそらく1週間もすれば、このルートのヘチマも参戦し、三つ巴の闘いになることでしょう。

 なにしろ、ここは「ヘチマの里づくり」の拠点ですから、要注意で臨まなければなりません。

 そのつもりで、私も、心してヘチマ日課を遂行していますが、ヘチマたちの多様な展開を見るにつけ、その心は踊り続けています。

 さて、今日も爽やかな夏日和、みなさん、元気にお過ごしください(
つづく)。
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北進中のヘチマ
 東南から北へ進行中のヘチマの蔓と葉っぱです。傍に洗濯バサミが写っていて生活の匂いが漂っていますね(2016年7月17日、筆者撮影)。