本日は快晴、湿度も減ってきて爽やかな朝です。

 いよいよ「ヘチマの里づくり」が佳境に入ってきました。

 その目印となったのは、昨日、一斉にヘチマの花が咲いたことでした。やや大き目の濃い黄色の幸福色の花です。

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ヘチマの花

 この花の特徴は、その大きさと色とともに、そのすべてが天に向かって茎を伸ばし、その先端に花を咲かせることにあります。

 天を仰ぐ、この開花によってたくさんの太陽光を浴び、そしてミツバチたちにも目立ちやすくしているのでしょう。

 これを見ていると、「夏が来た!」という思いと共に、なんとなく元気のエネルギーをいただけそうになりますので不思議です。

 そのヘチマの蔓の総延長は6ⅿを超え、その先端は、北進を遂げてしまい、その先端で、上に向かって伸びはじめました。

 向かうは、何もない事由の空間であり、それを楽しんでヒゲのセンサを張り巡らして、その冒険を楽しんでいるように見えます。
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天に向かって伸びるヘチマの先端

 これで南東からの北進はひとまず終了、これから、どこに向かうのでしょうか。

  一方で、北側の小型水槽に育ったヘチマも、地上2.5ⅿの梁まで到達しました。ここでは仲良く2本の蔓が、その先端を並べて競い合っています。

 これで北側も、地上2.5
ⅿのグリーン天井づくりに参入開始となりました。

 残るは、西南部の水槽のみ、ここのヘチマの背丈は、いまだ数十㎝、ここからの参入にはしばらく時間を要するのではないかと思います。

 このように、ヘチマの栽培が軌道に乗ってきました。

 夏の到来とともに、ヘチマの季節がやってきます。

 食べてよし、ミツバチを集めてよし、葉影の下で憩ってよし、そしてたわしで健康になってよし、どこかで聞いたようなフレーズですが、この4つの「よし」で、今年のヘチマの夏は、とてもゆかいになれそうです(つづく)。