「今日は雨が降っているので、どうでしょうか?」

 「そうだね、外はかなり寒そうだね」

 「魚も水揚げが少ないかもしれませんので、今日は止めましょうか」

 このような会話をして、本日の魚の競りにいくことを取り止めたのですが、その後、昨夜は雨が降っていなかったことを思い出し、急遽、翻意となりました。

 第8回目の国東お魚便、これを早く届けた方がよいと思い直し、雨の中を出かけました。

 市場につくと、競りはすでに始まっていました。

 水揚げ量はいつもよりやや少なめでしたが、このなかから、まず、生きた鯛を2枚を選びました。

 送り先の友人の鯛好きはかなりのもので、これが、刺身や鯛飯、そして鯛の汁に変化していくことは容易に想像できました。

 --- それにしても、きれいな天然の鯛だ!
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 写真を撮る際に体調を計ると、約35㎝前後でした。

 体形もよく、立派な鯛です。

 ーーー これはきっと喜ぶだろうな!


 これに加えて、生きていた大きなカワハギも買いました。

 これについては、一箱6匹いましたので、大きいものを選んで3匹をお魚便に入れ、残りの小さいものは、我が家でいただくことにしました。

 この日は、我が家の食卓に、その刺身と肝をたっぷり入れた吸物がでてきました。

 その美味しさを堪能させていただきました。

 
同時に、国東の海の幸の豊かさにも感心しました(つづく)。