13日の学会への参加のために、1日早く上京することになりました。
そのため、本日中に講演の準備を済ませようと思って、昨日から、それに没頭していますが、いまだ仕上がらず、これからネジを巻き直して、もうひと踏ん張りするところです。
いつもそうですが、講演用のスライド作りを行いながら、そのシナリオを同時に作って行きますので、その作っては見直すという作業を何十回と繰り返すことになります。
真に時間がかかる作業ですが、これが仕上がると、本番の講演の具体的内容が出来上がったことになりますので、残りは微調整のみとなります。
さて、その進行具合については、その基本骨格のシナリオ作りが終わり、後半の部分の仕上げを行っているところでしょうか。
今回の講演において与えられた時間は40分、質疑応答で5分ですから、講演に用いるスライドの枚数は、せいぜい50~60枚といったところでしょうか。
そのうちほぼ出来上がったのが約40枚、これから20枚前後を追加する予定です。
同時に、この作業の中で、新たなスライドの追加と、すでに候補として掲げられている50枚程度を取捨選択し、さらに必要な修正を加えていくという、ある意味で複雑な作業が待っています。
そして、ほぼ全体が仕上がると、スライドショーを見ながら、全体の流れと個々の話の展開を絡ませて検討し、その都度微小な修正を繰り返していきます。
こうなると、そのスライドを見ただけで何を話し、どこを強調し、次の展開にどう持っていくかがほぼ明らかになりますので、その準備は終わりに至るということになります。
これまでの作業において、今回の講演における全体構成と重要な論点は、ほぼ明確になってきましたので、ここでは、その重要な論点に関して若干の紹介をさせていただくことにしましょう。
その第1は、マイクロバブル技術を創始しての20年間を振り返り、マイクロバブル技術の基本を明らかにすることです。
これは、この20年において実践的に試されたことであり、そこには当然のことながら、優れた科学性が裏打ちされていますので、その科学的本質を明らかにすることが重要になります。
実践の中で試されたもの、立派な実績を得たもの、科学的裏付けがしっかりしているものが、歴史の中に築かれていくのであり、みせかけや模倣だけのもの、科学性に劣るものには、それを構築する力が存在していません。
第2は、それに関連して、超高速旋回式マイクロバブル発生装置によって発生した、マイクロバブルの物理化学的特性における優位性を正しく証明することです。
これは、あり意味で、巷でいわれている「ナノバブル」よりも、はるかに重要な特性を明らかにすることでもあります。
私どもは、マイクロバブルが収縮して、マイクロナノバブル(直径10μm~数百ナノメートル)へ、それが、さらに収縮してナノバブル(直径が数百ナノメートル以下)へ変化していくという見解を有しています。
この見解は、マイクロバブルが収縮していく様子を実際に可視化し、マイクロナノバブルからナノバブルへの変化はありうることを確かめたことから得られたものです。
そして、最も重要なことは、マイクロバブルの収縮過程で発生する優れた物理化学的特性であり、その作用によって技術的にも重要な機能性が発揮される、いわばその化学反応が起こることです。
この過程におけるマイクロバブルは、物理化学的にきわめて活性であり、短時間で変化し、積極的に自らを変化させようとします。
ですから、その寿命も短く、瞬時において自らと与えられた環境を巻き込んで変化していく、これが超高速旋回式マイクロバブルの特徴です。
これに対し、数日間、あるいは、1カ月、さらにはそれ以上の物理化学的特性を有するとされる各種ナノバブルの類は、どう考えても、そのなかに閉じ込めた気体と界面では、そのような急激な反応は起こらないはずで、いわば不活性、化学反応が起こりにくい気泡といえます。
あるいは、マイクロバブル、マイクロナノバブル段階での必然的な反応が終わり、その後の状態としての存在形態ではないかとさえ思われます。
それでも、私は、頭から、ナノバブルの物理化学的意味や価値を否定するものではありません。
そこにすばらしい意味と価値があるのであれば、それは真摯に示していただきたい、その研究をもっと進めていただきたい、これが私の希望であり、基本的スタンスでもあります。
第3は、マイクロバブル技術の優れた特徴と使命を明らかにすることによって、より多くの研究者、技術者が、とくに若手が、そのことに自信と展望を持って邁進していただきたい、そのために小さくない示唆を得ることができるような一助にしていただきたいと思っていることです。
これには、マイクロバブル技術に関する本格的な戦略研究の成果を示すことが要求されます。
そのマイクロバブル戦略とは、国内において新たに日本経済を牽引できる「エンジン」を創造することと重要に関係しています。
新たな日本の製造業や地域における地場産業の新たな構築問題とも深く結びつくことを可能にする問題でもあります。
こうやって書き連ねてくると、これらの課題の持つ重みは、ますます肥大化していきます。
そして、時として、この重みに押しつぶされるのではないかという心配も膨らんできます。
しかし、そんな時は、次の松本幸四郎の「ラ・マンチャの男」のセリフを思い出すことにしています。
「一番憎むべき狂気とは、あるがままの人生にただ折り合いをつけて、あるべき姿と戦わないことだ!」
13日は、その闘いの火ぶたを切る記念の日となることができると幸いです(つづく)。
そのため、本日中に講演の準備を済ませようと思って、昨日から、それに没頭していますが、いまだ仕上がらず、これからネジを巻き直して、もうひと踏ん張りするところです。
いつもそうですが、講演用のスライド作りを行いながら、そのシナリオを同時に作って行きますので、その作っては見直すという作業を何十回と繰り返すことになります。
真に時間がかかる作業ですが、これが仕上がると、本番の講演の具体的内容が出来上がったことになりますので、残りは微調整のみとなります。
さて、その進行具合については、その基本骨格のシナリオ作りが終わり、後半の部分の仕上げを行っているところでしょうか。
今回の講演において与えられた時間は40分、質疑応答で5分ですから、講演に用いるスライドの枚数は、せいぜい50~60枚といったところでしょうか。
そのうちほぼ出来上がったのが約40枚、これから20枚前後を追加する予定です。
同時に、この作業の中で、新たなスライドの追加と、すでに候補として掲げられている50枚程度を取捨選択し、さらに必要な修正を加えていくという、ある意味で複雑な作業が待っています。
そして、ほぼ全体が仕上がると、スライドショーを見ながら、全体の流れと個々の話の展開を絡ませて検討し、その都度微小な修正を繰り返していきます。
こうなると、そのスライドを見ただけで何を話し、どこを強調し、次の展開にどう持っていくかがほぼ明らかになりますので、その準備は終わりに至るということになります。
これまでの作業において、今回の講演における全体構成と重要な論点は、ほぼ明確になってきましたので、ここでは、その重要な論点に関して若干の紹介をさせていただくことにしましょう。
その第1は、マイクロバブル技術を創始しての20年間を振り返り、マイクロバブル技術の基本を明らかにすることです。
これは、この20年において実践的に試されたことであり、そこには当然のことながら、優れた科学性が裏打ちされていますので、その科学的本質を明らかにすることが重要になります。
実践の中で試されたもの、立派な実績を得たもの、科学的裏付けがしっかりしているものが、歴史の中に築かれていくのであり、みせかけや模倣だけのもの、科学性に劣るものには、それを構築する力が存在していません。
第2は、それに関連して、超高速旋回式マイクロバブル発生装置によって発生した、マイクロバブルの物理化学的特性における優位性を正しく証明することです。
これは、あり意味で、巷でいわれている「ナノバブル」よりも、はるかに重要な特性を明らかにすることでもあります。
私どもは、マイクロバブルが収縮して、マイクロナノバブル(直径10μm~数百ナノメートル)へ、それが、さらに収縮してナノバブル(直径が数百ナノメートル以下)へ変化していくという見解を有しています。
この見解は、マイクロバブルが収縮していく様子を実際に可視化し、マイクロナノバブルからナノバブルへの変化はありうることを確かめたことから得られたものです。
そして、最も重要なことは、マイクロバブルの収縮過程で発生する優れた物理化学的特性であり、その作用によって技術的にも重要な機能性が発揮される、いわばその化学反応が起こることです。
この過程におけるマイクロバブルは、物理化学的にきわめて活性であり、短時間で変化し、積極的に自らを変化させようとします。
ですから、その寿命も短く、瞬時において自らと与えられた環境を巻き込んで変化していく、これが超高速旋回式マイクロバブルの特徴です。
これに対し、数日間、あるいは、1カ月、さらにはそれ以上の物理化学的特性を有するとされる各種ナノバブルの類は、どう考えても、そのなかに閉じ込めた気体と界面では、そのような急激な反応は起こらないはずで、いわば不活性、化学反応が起こりにくい気泡といえます。
あるいは、マイクロバブル、マイクロナノバブル段階での必然的な反応が終わり、その後の状態としての存在形態ではないかとさえ思われます。
それでも、私は、頭から、ナノバブルの物理化学的意味や価値を否定するものではありません。
そこにすばらしい意味と価値があるのであれば、それは真摯に示していただきたい、その研究をもっと進めていただきたい、これが私の希望であり、基本的スタンスでもあります。
第3は、マイクロバブル技術の優れた特徴と使命を明らかにすることによって、より多くの研究者、技術者が、とくに若手が、そのことに自信と展望を持って邁進していただきたい、そのために小さくない示唆を得ることができるような一助にしていただきたいと思っていることです。
これには、マイクロバブル技術に関する本格的な戦略研究の成果を示すことが要求されます。
そのマイクロバブル戦略とは、国内において新たに日本経済を牽引できる「エンジン」を創造することと重要に関係しています。
新たな日本の製造業や地域における地場産業の新たな構築問題とも深く結びつくことを可能にする問題でもあります。
こうやって書き連ねてくると、これらの課題の持つ重みは、ますます肥大化していきます。
そして、時として、この重みに押しつぶされるのではないかという心配も膨らんできます。
しかし、そんな時は、次の松本幸四郎の「ラ・マンチャの男」のセリフを思い出すことにしています。
「一番憎むべき狂気とは、あるがままの人生にただ折り合いをつけて、あるべき姿と戦わないことだ!」
13日は、その闘いの火ぶたを切る記念の日となることができると幸いです(つづく)。
西日に照らされた雲

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さて、ブログの中の「私どもは、マイクロバブルが収縮して、マイクロナノバブル(直径10μm~数百ナノメートル)へ、それが、さらに収縮してナノバブル(直径が数百ナノメートル以下)へ変化していくという見解を有しています。」というドクターの一貫とした主張につきましては、ある意味、小生のように毎日ナノプラネット製のマイクロバブル風呂に入っていれば実感できるものであります。とかく学者は実感というような定性的な感覚では満足せず、定量的な証明をしたがる生き物ですから、そういう研究もまた有りかなとも考えます。
いずれにしましても13日はじっくり聴講させていただきます。ではでは。