しらたまちゃんとトランプゲームをして遊んだことが、よい思い出になっています。

その2つ目は、ピラミッドというゲームです(先日のものは、間違っていましたので、訂正させていただきました)。

これは、下部のカードを見ながら、足して13になる2枚のカードを徐々に山のふもとから落としていくゲームです。

これを円滑に行うには、その前提として足し算ができる必要があります。

たとえば、下にあるカードの番号が8だとすると、上に5のカードを見出し、両者をクリックしていきます。

前者が9であれば、後者は4といった具合にカードを探していく必要があります。

ですから、足し算がきちんと、しかも、素早くできないと遂行できないゲームといえます。

さて、通常の場合、この足し算は6歳になって小学校に入ってから学習することになっていますので、4歳になったばかりのしらたまちゃんでは無理なゲームといえます。

ところが、彼の場合、これをいとも簡単にやってのけるのです。

しかも、そのスピードが速く、その足し算の方式が頭の中でパターン化されていますので、どのカードを選ぶかで、時間を要することがありません。

即座にカードを選び、進んでいくことができます。

ですから、このゲームは、かれまかせで、私はなにもすることがありません。

それから、ゲームの難度が4段階あり、それが星の数で表現されています。

星の数が3つや4つになると、それはなかなか最後まで行きませんので、何回かやり直す必要がでてきます。

すなわち、一度でも間違えると、その星を獲得することができないので、それをやり直すことになり、これにも、しらたまちゃんは長けるようになり、星を得ることができるようになりました。

通常の子供は、すぐに投げ出すのですが、しらたまちゃんの場合は、それを極端にいやがります。

この点においても優れた気質を有しています。

瞬時に足して13のパターンを覚えてしまったしらたまちゃん、このトランプは足し算の学習に持ってこいの手段となりました(つづく)。
y-

3歳11か月のときのしらたまちゃん、絵描きが好きで、集中すると口が尖ってきます。