昨夜は、やや早めに就寝したせいで、朝早くに目が覚めてしまいました。

昨日あたりから、日本列島には寒波が押し寄せてきたようで、我が家のリビングにもストーブが登場しました。


気温も10℃を切るようになり、まもなく本格的な冬の到来ですね。

さて、国東における魚について、少しばかり、その事情を調べてみました。

その基準は、安岐港における「競り」によって落とされた魚の価格です。

たとえば、競りに参加したスーパーの鮮魚部が、その競りで落とした値段は解っていますので、その魚がいくらで店頭に並ぶかを調べてみると、それはおよそ2倍になっていました。

これが、そのスーパーの儲けになります。

そこで、同等の魚が、県庁所在地のO市やお隣のB市では、いったい、いくらで売られているかを調べてみると、それは約3倍(競り落とされた価格)の価格になっていました。

当然のことながら、中間マージンが付加されますので、それが3倍になった原因だといえそうです。

この価格が、山口県周南市だとやや上昇し、東京並みに近づいているように思います。

たとえば、いつもO市の中心にあるデパートの地下で買い物をされるS先生(前述)の奥様は、国東のスーパーの品物が「いつもの値段との3分の1です」と驚かれていたのですが、この証言とピタリとよく合います。

これが、ある意味で「社会から隔絶された」国東の魚の値段なのです。

この事実を知ってからは、ほとんど、この地元のスーパーにおいても魚を買うことがなくなりました。魚を食べたくなったら、あるいはお客さんが来るときには、その前日か、その日の朝に近くの競りに出かけて新鮮な魚を買えばよいからです。

結果的に、食物としての魚の代金が、約3分の1に減少することになりました。それに、時には決して食べることができなかった高級魚であっても、それを安く確保できるようになりました。

これで魚に関する食生活が一変しました。

このおかげで、県内の他の都市や東京に出かけた時に、魚料理を食べようと思うことがほとんどなくなりました。

これは、私どもにとって大きな食習慣の変化となりました(この稿続く)。

やりいか201310

一箱800円程度で購入した小粒の「やりイカ」です。小粒ですが、この刺身は抜群に美味でした。