昨夜もオリオン座とシリウスが夜空に輝いていました。ここ向陽台では、星たちが近くに見えて、それを眺めるだけでも感動します。
今朝は、暗いうちから起きて、久しぶりに早朝散歩に出かけることにしました。
このところ、朝のNHKラジオ体操を行うのが日課になっていましたので、早朝散歩は控えていました。
また、今月中旬から、原因不明の花粉症に悩まされ、可能なかぎり外出を控えていました。
昨日も風がよく吹いていましたので、マスクが必要になり、その花粉症の再来を恐れていました。
それでも、その心配をしながらでしたが、マスクをして散歩に出かけ、すがすがしい朝の冷気をいっぱい吸い込みました。
ーーー どうやら、心配していたほどではないようだ!
身体のひどい反応はなかったので、いつものように、団地のなかを北から南へ横切り、その突きあたりを左に周って、東の端を周回するコースで帰ってきました。
途中、その東の端からは、日の出直後の太陽が、東の空を美しく染めていました。
夏の季節と比べると、その日の出の位置がずいぶん南側に寄っていました。
こうして、無事に早朝散歩から帰ってきて、家に入ると同時に暖かさを感じました。
出るときに計ったリビングの温度が22℃、帰ってきてから中庭の温度を計ると10℃、その温度差は12℃もあり、それでリビングが暖かいことを理解することができました。
もちろん、リビングを暖房しているわけではなく、自然に、この温度差が出現していました。
その温度差が生まれた理由は、次のようでした。
朝の温度は22℃、ここに太陽が射しこみ、昼間の温度は26℃から28℃まで上がります。二階はさらに上がって30℃近くにもなります。
この温暖化によって、暖かい空気が家中に蓄積されます。花粉症を警戒してすべての窓が閉められていますので、室内の空気は温められる一方になってしまいます。
この温暖化された室内の温度は、夜になってもほとんど下がらず、屋外とはほぼ10℃前後の温度差を維持しているのです。
ですから、暖かい夜を過ごすことが可能になりました。
以前は、外気温とほとんど変わらないアパートに住んでいましたので、この季節になると、その対策を十分に行う必要がありました。そうでないとすぐに体調を崩してしまいました。
ここでは、その体調不良の恐れがなくなってしまいました。
それにしても、すばらしい断熱特性と温暖化特性を有した家であり、その本物の良さを理解し始めています。
夏の強い陽射しと異なって、秋の陽射しは柔らかく、同時に部屋中を温暖化してくれるのですから、この特徴までは予測することができませんでした。
これに対し、平屋の方は、これほどの温暖化効果が出現していません。それは、温められた空気を上部に蓄積することができないからだと思います。
以上のように、屋外にリビングがある家、すなわち、我が家のグリーンフォートハウス(GFH)は、秋になってとても暖かい温暖化ハウスになることができました。
おそらく、この冬にも、この効果が十分に発揮されるでしょうから、暖房費の節約も相当なされることでしょう。
つづく
庭のバラの花、筆者撮影、2012.10.23。
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専門家から見ても、そうですか。よい断熱特性を示しているようです。室内の気温の変化が小さいので過ごしやすいことを理解することができました。