おそらく、猫の体重はヒトの十分の一程度だと思います。身体が小さいほど、相対的には、マイクロバブルの効果が出やすい傾向があるようです。
猫と同程度の犬についても同じ効果を観察しています。また、犬同士においても、身体の小さい方がマイクロバブルの効き目があるように思います。
これは私の目で直接確かめましたが、犬にマイクロバブル入浴させると、最初は少し水を嫌がりますが、しばらくして落ち着いてくると、まず、その目がトロンとしてきて、眠そうな目つきになります。
この時点では、もう周りから見られているという警戒心が薄れ、無上のここちよさを感じ始めたのだと思います。
それから、しばらくすると、決まってあくびをするようになります。なかには、気持ちがよすぎて、眠ってしまい鼾(いびき)をかく犬まで現れてしまいました。
ですから、おそらく、猫のポン吉も同じで、マイクロバブル入浴やシャワーを気に入ったのだと思います。そして、身体の小さい猫としては、ヒトよりも短時間で、マイクロバブルの供給量も、より少なくて効果的な結果が得られたのだと思います。
この犬猫のサイズをもっと小さくしたらどうでしょうか。その代表格はマウスです。ここでも、マイクロバブルの生理活性効果が確認されています。
それでは、さらにマウスよりも小さくなったらどうなるのでしょうか。虫や貝、小魚、稚魚などが、このサイズに相当します。
その中の貝では、数ミリメートルサイズのカキ、ホタテ、アコヤガイなどの観察を行ってきました。このサイズの時は、ヒトの爪に相当する部分があり、そこの急成長が目安になります。
この爪の部分が、マイクロバブルで急成長することが成長の前触れとして観察されました。余談ですが、ヒトの場合も、マイクロバブル入浴で爪がよく伸びるとみなさん仰られます。
さて、大人のみなさんは、もう忘れてしまわれたかもしれませんが、爪がよく伸びたのは子供の時です。貝も稚貝の時に、この爪の部分がよく伸びるのです。
ここで、重要なキーワードが出てきました。「爪の成長」、これは非常に重要なことですので、これからも深く注目しておきましょう。
数ミリメートルサイズよりも、さらに小さなものが「微生物」です。この世界では、マイクロバブルは、いったい、どのように作用するのでしょうか?(つづく)
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