本ブログに登場してきた「みどりこ」は7カ月を迎えています.おかげで,本シリーズも20回目となり,いよいよ,これから佳境に入っていきそうです.
飽くなき探求心と,これぞと思って狙いを定めたときの目の輝きはますます鋭くなってきている「しらたまちゃん」です.
そのしらたまちゃんの母親は,「しらたま母」と称して,「しらたまちゃんの好奇心」というブログを書き始めました.
このしらたまちゃん,いつもおりこうさんなのですが,ときどき,泣くこともあります.とくに,車の中ではチャイルドシートに入らなければならず,これに嫌がって泣いてしまいます.
それから,じっとこのシートに座っているときも,車が止まると嫌がって泣きそうになります.こんなときに,ある歌を唄うと決まって泣きやむことを見出しました.その歌が「ぼくドラえもん2112」でした.
それ以来,しらたまちゃんを泣きやます奥の手として,この歌が唄われるようになりました.
先日も,駅まで見送りにきたしらたまちゃんが泣きそうになったので,息子が,この「ドラちゃん」を唄うとすぐに泣きやみました.
不思議なことに,二回とも,この歌の効果で泣きやんだので,息子も,このドラえもん効果を再認識したようでした.
それでは,その歌詞の一部を紹介しましょう.
「あたまテカテカ さえてピカピカ(実際には,「あたまデカデカ」と唄っていたようですが...)
それがどうした ぼくドラえもん
みらいのせかいの ネコがたロボット
どんなもんだい ぼくドラえもん」
さて,この「それが どうした」というフレーズがとてもさわやかに聞こえます.未来のネコ型ロボットして,のび太君を支え,知恵と工夫で窮地を乗り越えていくことが子供たちに受けたのだと思います.
この西も東もわからない赤ん坊が,この未来のネコ型ロボットの歌を気に入ったのですから,ここには,何か未来に開けてくる問題を感じます.
そこで,この歌が入っているCDを注文し,このしらたまちゃんに送ることにしました.それから,ドラえもんのビニール人形も息子からプレゼントされました.
これで,ドラえもんと初対面,その歌の初視聴となりました.さっそく,ドラちゃんと初格闘,それから,初メロディーには,じっと耳を澄ませて,その後に,ほやっと笑みを浮かべていました.
この歌を聞いていて明るくなったのは,しらたまちゃんだけではありません.私も,なんだか未来に対して,なんだか明るい気持ちが増えてきたみたいで,思わず,「それがどうした!」とつぶやくまでになっていました.
今日の社会においては,暗い話が多く,この「それがどうした!」という言葉を思わず投げかけたくなる問題が少なくありません.きっと,ドラちゃんのような弱い者の味方,知恵と工夫ができる新技術を担うヒトが求められているのだと思います.
「それがどうした」
これが私の口癖になりそうです(つづく).
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