昨日は,夜暗くなって大船渡入りをしました.おなじみの下宿屋「光潮荘」に荷物を下ろし,それから近くのホームセンターに買物に行きました.明日からは,綿密な観測を行う予定で,そのための道具を書い足す必要があったからでした.
ついでに,食品売り場に行ってみました.果物については,山梨のブドウ,千葉の梨,そして地元のリンゴが並んでいました.
「もう,こちらではリンゴの季節が始まっているのか」と思い,黄色と赤色の地元産リンゴを3つ買いました.とくに,黄淋に似たリンゴは香りがよく,久しぶりのリンゴの味を楽しむことにしました.
夜の食事は,いつも美味しい光潮荘の魚料理でした.いつものように,この下宿のオーナーのTさんがほろ酔い気分で食卓のそばまで来られ,例によって,魚漁についてのおもしろい話が始まりました.
すでに何回も聞いていますのでお馴染みになっています.マンボウ,サメ,オットセイ,それからシャチなど,めったに聞けないことばかりで,いつも楽しく聞き入ってしまいます.
それから,この方は,元大工さんでもあり,手足とともに頭の回転が速く,そして何よりも自慢なことは,現役の「銛打ち」なのです.
カジキマグロを追いかけながら,手で銛を打つ話には,いつも迫力がありました.
こうして,おもしろい話を聞くことができますが,この大船渡をはじめとする三陸地方は,漁業には持って来いの土地柄であり,このような生粋の漁師さんがたくさん育っているところなのです.
さて,山口県と比較しますと,この大船渡では,夜は早く暮れ,朝は早く明けます.5時には,東の空が明るくなり,大船渡湾が輝いてくるのです.
本日は,その夜が明ける朝焼けの大船渡湾の様子を届けることにしましょう.
(筆者撮影,2011年9月28日朝)
本日は,たくさんの視察団を迎えることになっており,少々忙しくなりそうです(つづく).
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