しばらく、しらたまちゃん情報が途絶えていました。この間に、しらたまちゃんは、1歳を過ぎて「緑子」から「子供」へと成長していました。

そこで、本記事のタイトルも「緑子の笑い」から表題のように変更させていただきました。

1歳を過ぎて、しらたまちゃんには重要な変化が起きました。

その第1が、「はいはい」から「2足歩行」に移行したことでした。しらたまちゃんの場合、その移行は劇的であり、一度歩行が始まると、「はいはい」へと戻ること、あるいは、歩行とはいはいが並行してなされることはありませんでした。

この移行によって、動物から類人猿および人への変化を達成したといえますが、これによって、足からの刺激が脳に伝わり、その発達が飛躍的に増大していくことになりました。

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その結果、しらたまちゃんの物事に関する認知能力が高まり、漁師や他人からの働きかけに即応するようになりました。

「もう1回?」と尋ねると、指を1本顔の前まで上げて示せるようになり、抱きかかえて、「どこに行くの?」というと、行きたい方向を指で示すようになりました。

これらは、明らかに自分の意思を表現した行為であり、1歳の赤ちゃんにしては注目すべき重要な発達動作といえます。

第2は、言語能力についての発達です。これは、他からの働きかけによる言語認知能力と自ら発する言語の2つがあり、これらにより優れた能力を発揮するようになりました。

「あんぱんまん」は「まん」、「おにぎり」は「ぎり」、人の名前も、たとえば、最後尾を「き」と発音する名前であれば。「きー」というようになりました。

また、言葉を聞き取り、それを理解する能力も高まり、そのほとんがわかるようになりました。

第3は、自分のやりたいという意思をより徹底して貫くようになり、いわゆる「しつこさ」が出てきたことです。

先 日も、夕食の後に、イチゴを何個も手づかみで食べていましたので、声を出して、その追加を要求したのだと思っていたら、そうではなく、イチゴでなければ水 かと思って、それを渡すと違うと態度で示し、その後、野菜でもなく、最後に、それが赤飯の豆であったことがわかりました。

その日、初めて赤飯の小豆を食べたことで、その味を理解していて、それが食べたかったのでした。

このとき、少しも妥協せず、自分が食べたいものだけをひたすら要求し続けていたことに驚きました。

このように、より人間らしく、言語や動作に関する認知能力や発言能力により優れるようになり、それが実現できるとますますよく笑うようになった「しらたまちゃん」でした。

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1歳1カ月のしらたまちゃん