18日の土曜日に、国東市安岐港の「せり」に出かけました。時間があるときには、ほぼ毎週出かけていますので、顔なじみの方々が増えました。

例によって、せりが始まる前に、しげしげと魚を見ていると、漁師の方が、次のようにいいました。

「この魚は、こう見えても、美味しんでぇー」

見ると赤と白のまだらの小さな魚でした。

「どうやって食べるのですか?」

「やっぱし、刺身が一番やなぁー。ショウガ醤油が美味しいでー」

見ると、体調は12,3cmしかなく、こんな小さな魚を刺身にするのかと思いました。

そこで、この魚に注目して、せりの結果を待ちましたが、結果は300円でした。

なにせ、トロ箱一杯ですから、100匹以上は入っていたと思います。おそらく、小さな魚だったので、せりのみなさんも相手にせず、最初の言い値が、そのまま通ってしまったようでした。

しかし、こちらは大喜びでした。

そして、あまりにも安すぎたので、もうひと箱買うことにしました。

こちらは、小さな生きたオコゼが2匹、これまた小さなカレイが3枚、赤色の煮付けに美味しそうな魚が4,5匹、それに名前の知らない小魚が5、6匹も入っていて、これが600円でした。

購入金額は、合計900円に少し上乗せされた金額でしたが、それにしても安い買い物でした。

そこで、帰ってからは、これらの魚の料理で大賑わいになりました。

初めてのヒメイチは、漁師さんが言った通り、かなりおいしい魚で、最初は刺身、それからカルパッチョ風にして食べましたが、いずれも飛びきり美味しい味でした。

もちろん、オコゼもカレイも刺身で食べ、これまた格別の味でした。

そして最後は煮付けで食べ、これも家族に大好評でした。

K1さん、ヒメイチはご存知でしたか、柔らかくて、味があり、こしもある味でした。

ヒメイチのトロ箱が300円、これが印象に残る一日となりました。

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