この「黒い水」の話を、本ブログにしばしば登場するK3さん

にしました。かれは、マイクロバブルであれば何事にも人一倍

関心を持つのですが、今回は、とりわけ、その関心度が強

かったようで、それを自分で確かめられたようでした。

 とにかく、大変なマイクロバブル風呂愛好家ですから、体調

が良くない時には、一日に何度もマイクロバブル入浴をなされ

ます。ですから身体が特別に汚れてはいるわけではありませ

ん。

 しばらくして、かれから連絡が入りました。

 「どうやら、身体の調子が悪い時にマイクロバブル入浴する

と風呂の水が少し黒くなるようです。反対に調子のよいときに

は、そうでもないようです。これがわかってからは、入浴後は、

風呂の水を残さず捨てるようにしました。なんだか怖い話です

ね」

 もともと、ゲゲゲの鬼太郎が好きな、怖いもの好きのかれ

が、そういうのですから、私も、そう思いました。

 その後、いろいろな方にお願いして、この「黒い水」の事例を

集めています。また、私も、K3さんの体験についての検証を

自分で行っていますが、我が家では入浴者が多く、しかも、時

々入りに来る方(毎日風呂に入っていなようで、この方が入る

と風呂水が汚れる、しかも、ここぞとばかりに1時間以上も入っ

ているので)もいることから、なかなか、その検証には困難が

付随しています。

 さて、マイクロバブル入浴から見出された「黒い水」現象、こ

れはマイクロバブルの科学・技術学、社会学のいずれの側面

から考えても非常に重要な本質的現象といえます。

 また、「手荒れ」だけをとっても、それは美容師さんに限ること

ではなく、看護士、主婦のみなさんなど、たくさんの方々がおら

れます。

 やがてくる「マイクロバブル社会」の形成のためには、これら

は、避けて通れない問題であるように思われますが、いかが

でしょうか。

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