ゆっくりマイクロバブル風呂に入り,身体が楽になっって,ここちよく寛いでいる日

曜日の朝です.

 四月になって,研究室に新たな学生が入ってきました.彼らとともに,新たに研究

を開始することで毎年新鮮な気分になりますが,今年は,ことさら,その気分が強い

ようです.

 それは,このところ夢中になって打ちこんでいる研究がいくつかあるからで,その

重要性を改めて認識しています.

 また,その認識を深める必要性がさらに増した理由は,昨今の世界同時不況に

よる深刻な「恐慌」を目の前にしているからでもあります.

 この状況を打開するには,本格的な「ブレイクスルー技術」の出現が必要です.ま

た,その課題を実現するには,これまでとは異なる,より本質的なアプローチが必

要になっているといえます.

 そこで,その夢中になっているテーマの一つを紹介させていただきます.それは,

マイクロバブル技術による「水づくり」です.じつは,長年,マイクロバブル水を飲み

続けてきました.それが,持続してきた最も大きな理由は,蛇口から出てくる水道水

が美味しくないので,それにマイクロバブルを発生させてより美味しくしたことにあり

ました.その結果,塩素臭がなくなり,柔らかな水になることで,より美味しい水であ

ると思って,飲み続けてきました.

 また,そのマイクロバブルの発生で水道水が弱アルカリ化することも判明し,それ

も身体により好ましいことではないかと思っていました.

 しかし,マイクロバブル水に関する研究は,この段階に留まっていましたので,こ

れでよいのかと思い続けていました.しかも,巷には,この水に類する「商品」も出

てきているようで,この技術においても,正しい理解と普及が必要ではないかと,し

だいに思うようになりました.

 そこで,本格的な「水づくり」に取り組むことを決め,それに夢中になり始めたとこ

ろです.最初のターゲットを,「より美味しい水をつくることができるか」に設定しまし

た.そして,毎日「水をつくっては,持って帰って飲む」,これが日課になっています.

 どのようにしたら,美味しい水ができるか,これが徐々に大変重要な課題になりつ

つあります.