ケナフ,ホテイアオイとマイクロバブルによる水耕栽培がなされ,その植物活性に
関する研究が本格的に開始されることになりました.
途中には,学生のお母さんが,クレソンの一束を持ってきていただいて,それも育
てることになりましたが,これまた,水槽一面にクレソンの大群が現れました.この
ときも,大量の根が育っていましたが,この場所の水深が浅く,根が底まで到達し
てしまうほどになり,このために水が流れなくなり,危うく根ぐされを起こしそうに
なったこともありました.
このとき,市販のクレソンとの味比較をかなり行いましたが,マイクロバブルクレソ
ンには次の特徴がありました.
①自然な味がして美味しい.いやみや渋みがない(市販の野菜には,これらが
あった)
②ワサビに似た刺激味が強く,新鮮であった.
③柔らかいがシャキシャキしている.
とにかく,美味しいので,学校からの帰りには,一束摘み取って夕食で試食をする
ことを繰り返させていただきました.その結果,市販のクレソンとは比較にならない
ほどの(マイクロバブルクレソンを食べると他の市販のクレソンは食べれなくなると
いう意味において)美味しさを確かめることができました.
このように,マイクロバブルは,野菜をはじめとする植物の根を育てるのに大変よ
い結果をもたらすことが判明してきました.おそらく,何らかの作用によって,マイク
ロバブルが根の細胞を刺激するとともに,水分や栄養を吸収しやすくしたのでは
ないかと思っていますが,それらを今後詳しく究明する必要があると思っています.
(この稿つづく)
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さて、本日6月23日は沖縄「慰霊の日」ですね。1945年の今日、日本軍の組織的な戦闘が終わり、沖縄は実質的にアメリカ軍の統治下に置かれることになり、1972年になって沖縄はようやく日本に復帰したわけですね。
負け戦が決まっていたにもかかわらず、沖縄を「捨て石」にした戦時下の大本営とはいったいなんだったのでしょうか。結局、6月23日に沖縄守備軍司令官が自決したことで沖縄戦は終わったとのことですが、日本側18万8000人以上の死亡者のうち半数は地元住民だったという事実とその死に方についても、後世に語り続けていくとともに、事実から目を背けず、決して忘れてはいけない、風化させてはいけないことだと思わずにはおれません。
ドクターにおかれましては、沖縄は単に御縁があるというだけのロケーションではないということをよく知っていますが、現在、広島に住んでいる小生も含め「過ち」は繰り返してはいけませんね。
枕詞のように「え~。100年に一度といわれる未曾有の・・・・・。」ガバメント関係者、それはそうだと報道するマスコミ関係者、それを疑問も感じず一方的に信じ込む庶民(小生も庶民)。64年前のことだけでなく、太古の歴史から学び、反省し、感謝し、正していかねばならぬことは正していきたいと考えます。
朝っぱらから、しみったれたコメントとなりましたがマイクロバブルバスが呼んでます。ではでは。
コメントありがとうございます.ご指摘のように,沖縄にはいろいろな問題が山積していますが,それらはほとんど解決していません.とりわけ,製造業の発展がほとんどなく,沖縄経済の総合的な発展が得られない大きな桎梏の一つとなっています.これまでも,沖縄のことをいろいろ考えてきましたが,最近になって植物工場を造るのが一番良いのではないかと思い始めています.亜熱帯気候を生かした特色ある植物工場,これは工夫しだいで発展する可能性があるように思います.