本日は,家族と久しぶりに外食し,その後,国道の傍を散歩しました.辺りは,秋

の虫の音であふれていました.この素晴らしい虫の音の中に沁み入り,もうすっか

り秋がきていることに気づきました.

 さて,姉の話に戻りましょう.子供たちと相談したことは,プレゼントに,マイクロバ

ブル風呂用装置「光マイクロバブルB1」を持っていくことでした.「それはいい!」と

子供たちも二つ返事で賛同してくれました.

 姉は,小さな平屋に一人で住んでいました.もちろん,大歓迎を受け,子供たちと

も10数年ぶりでしたので,私の小さいころや,子供たちの小さいころのことで話が弾

みました.しかし,時折弱気にもなって,自分の身体のことに不安を抱いているよう

でした.若いころから,病弱でしたので,それが歳をとってからも続いているようで,

その時も腰の横が痛いといっていました.

 話が盛り上がるなかで,子供たちが,風呂用装置「光マイクロバブルB1」の設置

を始めました.長男は,5kmも離れたところまで道具を買いに行き,娘たちは,風

呂に装置を据え付けました.その時は,2日に1回,ヘルパーがきているときにしか

風呂には入らないといっていましたが,その据え付けが終わり,子供たちから,そ

の使用法の説明を楽しく受けていました.

 マイクロバブル風呂といっても,初めて聞いた話なので,それがどのように効く

か,姉は,そのことをなかなか理解できないようでしたが,それでも楽しそうに子供

たちの説明に耳を傾けていました.

 しばらくして,別れのあいさつをして姉の家をはなれることにしましたが,「マイクロ

バブルのお風呂で元気になれるから,毎日,足だけでも良いから入ってみてくださ

い」といいました.姉は「そうする」といいながら,久しぶりの再会を終えて,ほっとさ

れたようでした.

 その後,しばらくして,姉から定期的に電話がかかってくるようになりました.それ

らをまとめると次のようになります.いずれも,先の電話とはうって変って,「ケラケ

ラ」という笑いを含むものでした.

 ①腰の横が傷む部分は,心配していた癌ではなく,単なる「打ち身」でした.

 ②足が軽くなり,ふらふらしなくなった.

 ③1日何度も入浴している.足だけでも入ると調子がよい.

 ④体が楽になり,声がよく出るようになった.

 こうして,姉のマイクロバブル生活が始まりました.私にとっては,それを母親に

対してできなかったという後悔がありましたので,その代わりがすこしでもできたら

と思っていましたが,それがすこしかなった気分になりました.定期的な電話と共

に姉からは,季節の美味しい果物が届くようになりました.

 「マイクロバブルよ,ありがとう!」

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