Intuition(ひらめき) から Invention(発明) へ至る典型的な過程を,キュリー夫妻をモデルにして学んできました.
このIntuitionは,ペクレル教授に見せられた写真乾板の感光に基づくものであり,それが契機となって,光電管による実験がなされ,その結果が最初のInventionへと結びつきました.
そして,このInvenionを粘り強く5677回の実験を積み重ねることで確かなものとなっていきました. この確かなInventionは,やがて社会的諸条件に適合し,今度は,innovationを起こすことになりました.
昔の映画に,ケイリー・グラント主演の「夜も昼も」というものがありますが,この主人公は,戦争中に,有名な「bigin the bigin」を作曲している際に,爆撃を受けて怪我をします.この主人公は,ショックを受けて病院をはしごするようになるのですが,その受付に行き,病状をいうと,「はい,レントゲンに行け」といわれます.この受付は,「レントゲン」とだけいえばよく,それだけ病院にとっては必須のものとなっていました.
このシーンは,キュリーが発明した技術が第一次大戦に使用され,Innovationが起きたことを示す象徴的なシーンだと思いました.
こうして考えますと,その起源となるIntuitionが,いかに大切かがよく理解できます.これがなければ,次のInvention には転化することはありません.
また,そのIntuitionにおいて,洗練された優秀性がなければ,これもまた,ただの思い付きにしか過ぎず,Inventionの灯を点火することはできません.ましてや,それらがInnovationに達することなどほとんどありえないのです.
これらを踏まえますと,いかにして,洗練された優秀性を内包するIntuition が得られるように修行を重ねていくかが決め手になりそうです.その場合,「貧にして学ぶ人」,「貧にして研究する」ことも,ある意味では「よい修行」になるかもしれません.そして,そのことを「一分」にして「天命」とまで思えるように自らを高めていく必要があります.
本日のテレビで,iPS細胞の研究事情が述べられていましたが,最後に,お金と時間,そして労力が莫大に必要ということが強調されていました.たしかに,優れた研究成果が得られていますが,このパターンが現在の研究モデルだけではないような気がしました.
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昨日の「菊花賞」は脈々と続いてきた血統というものがものの見事に示された結果でした。小生の狙いは結果的に2着と4着に入った馬の三連単二頭軸マルチ買いという高度な買い方でした。4着に入った馬がもう少し、前で競馬をしていれば『ウほほーぃ』だったのですが、まあ、しょうがないですね。が、懐は潤いませんでしたがこれといった軸馬がいない今回の混戦状態の「菊花賞」の結果については素直に満足している次第です。
さて、ドクターへはメールでそれとなくお知らせしていますが、小生の熱き胸をたぎらせるものは“マイクロバブルとICTを駆使した世界に通用する強い馬づくり~日本国産馬による「凱旋賞馬の誕生」~”であります。これが、小生の夢とロマンの正体であります。道のりは険しくともいつの日かこれが実現すれば、ドクターとともに一気に「スーパードクター」となりますね。
今週は、ドラフトがありますが、何と言いましても花巻東の菊池雄星くんをどこの球団が引き当てるかにつきます。残念ながらわが弱小球団カープは競合を避け別の原石を指名する予定ですが、あの江川や松坂と肩を並べるかという逸材をレース前から断念というのもいかがなものか。思わず「あほう」と言いたくなりますね。この辺りなんですね、資本ごと代われ!!と思うのは。
24日から公開されている「沈まぬ太陽」。言わずと知れた「山崎豊子」の小説。700万部超の大ベストセラー。「渡辺謙」も男泣きですか。観にいかねばなりませんね。
今週もマイクロバブル風呂「愛称:ジニー」からのスタートです。ではでは。