H4さんのマイクロバブル入浴体験における9日目の日記からは、次の事柄が注目されます。
①マイクロバブル入浴に慣れてきた。
②とにかく、気持ちがよい。風呂のなかでも、風呂あがりでも気持ちがよい。
③あれほど毎日通っていた温泉にピタッと行かなくなった。
④疲れ、身体が冷えると、またマイクロバブル入浴がしたい。
彼の場合、一日何回もマイクロバブル入浴をなされますので、短期間で、マイクロバブル入浴に慣れることができたようです。
通常は、1週間から10日前後において「湯あたり(連日温泉に入り続けると身体が一時期だるくなる現象のことをいう)」現象が発生するのですが、彼の場合は、それがどうやら起こらなかったようです。
ストレス過多の生活をしながら、それに対応するために、小刻みに何回もマイクロバブル入浴をされるようになった彼ですから、ゆっくり湯治をしながら温泉に入る方々とは、どこか事情が違っていたのかもしれませんね。
さて、マイクロバブル入浴に慣れてきたといい始めたのですが、それは、「入浴」を「気持ちがよい」と感じ始めたことと表裏一体のことなのですが、じつは、この時点で、H4さんは、そのことにまだ気づいていませんでした。
そして、毎日通っていた温泉入浴をまったく止めてしまいます。それは、身体が要求しなくなったからであり、それだけ、ストレスを感じても、マイクロバブル入浴で済むようになった、つまり、ストレス解消、疲労回復が実際になされたからでした。
それゆえ、疲れればマイクロバブル入浴で回復し、身体が冷えれば、その入浴を繰り返せばよいという状態に改善していったのでした。
つまり、マイクロバブル入浴で気持ちがよいと感じ始めたことと、温泉に行かなくなった、疲れを感じなくなったということには、重要な関係があったですが、それが見えなかった、理解できなかったということだったのです。
それでは、「気持ちがよい」と感じたことは、何を意味するのか、これが非常に重要なことになります。次回は、そのことについて少しふかく考察してみることにしましょう。
なんだか、おもしろくなってきました。おもしろいことはまじめに考えなければなりませんね(つづく)。
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