本日、朝日新聞山口版に「マイクロバブル 味な活用法」という写真入りの4段記事が掲載されました。以下は、その記事の見出しです。

 「開発から15年、食品産業にも」

 「酒・まんじゅう うまさ増す?」

 「徳山高専の大成博文教授によって発生装置が開発された、超微細な気泡『マイクロバブル』。当初は生物を活性化させる効果が注目され、カキなど水産養殖に使われた。

 開発から15年を経て、今では日本酒やまんじゅうづくりにもマイクロバブルを使う業者が出てきた。幅広い応用が進んでいる食品産業の現場を尋ねた」

 また、マイクロバブルについてのキーワード解説においては、次のように説明されています。

 「超微細な気泡で、発生時の直径は10~数十マイクロメートル。1995年に発生装置が開発された。

 発生後に収縮し、さらに小さいマイクロナノバブル(直径10マイクロメートル~数百ナノメートル)になり、最後には消滅する。表面がマイナスに帯電しており、収縮過程で自ら発光する」

 記事の内容は、全国酒類コンクールで第一位の二連覇を果たした山口県岩国市の村重酒造の日下杜氏の談話や広島県宮島の岩村もみじ屋の「もみじ饅頭」について報じられています。

 また、記事の真ん中には、村重酒造の日下杜氏が、大型のマイクロバブル発生装置の前で撮影された写真が掲載されていました。

 そして、その写真に登場の日下さん、いつもよりは、よりスマートな印象を受ける表情をなされていました。

 綿密な取材をもとにして書かれた記事だけあって、それぞれのマイクロバブル技術の使用法に関して的を得た見解が示されていました。

 そして最後に、私の次の言葉で締めくくられています。

 「マイクロバブルは、・・・・・・・・無限の可能性を持つ未来材料といえる」

 この記事を書いていただいた方は、朝日新聞山口東の福家支局長であり、1999年における広島カキ養殖改善の研究以来、二度目の取材となりました。

 こうして、マイクロバブルの実績が多くのみなさまに知っていただけることは、大変ありがたいことだと思います。

 さて、昨日は、ブログ記事を書き始めての750回記念の日でもありました。これから、それを皮切りにして、その記念の記事を少し続けて書いてみようと思っていますので、よろしくお願いいたします。

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