昨日も、H君のための「農園づくり」を行いました。
午後から、H君と一緒に2つの園芸店へ行き、約十数種類の野菜などを買いました。その中には、これが栽培できるとおもしろいなと思うものがいくつかありました。
これで、植物の種類も20を超え、これらが順調に育てば、H君による、H君のための農園、すなわちH農園ができあがることになります。
このH農園は、次の3つの場所に分かれています。
①図書館前の池(38平方メートル)
池のなかにコンクリート水槽が設置され、そこに栽培槽があります。現在は、クレソン、ホテイアオイなどが入れられています。本日は、ここに花と竹を植えました。
②テクノセンター実験室(30平方メートル) 専用のマイクロバブル水槽を開発し、そこに植物用照明を設置しました。
ここでは、約10種類の野菜ほかが栽培されています。まずは、若葉が出るか、成長するかが観察されています。
③テクノセンター前の空地(10平方メートル)水耕栽培用小型装置を用いて、水槽内に、約10種類の野菜等を入れました。
ここでは、自然光を用います。また、栽培用肥料をいろいろ変えて試すことにしました。同時に、壁面緑化の植物も、これから検討することにしました。
これから、夏に向かって、最大の問題は、その水槽内の水温管理です。これをどう工夫するか、知恵を絞る必要がありますね。
「これでH農園も、だいぶ品揃えができましたね」こういうと、H君は、いつもの素敵な笑顔を示していました。これから、これらの植物の反応を観察する日々が続くことになりますね。
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花、葉・果采類野菜、果物、これらが立派に成長できるかどうか、これからの工夫が重要だと思っています。今年は、文部科学省補助金の挑戦的萌芽研究が採択されましたので、それにふさわしい取り組みにしたいと思います。