マイクロバブル博士の「マイクロバブル旅日記」

本「旅日記」で、マイクロバブルの科学と技術に関する難しい情報をやさしく解説し、深く考えることによってマイクロバブルの物語をよりおもしろくします。また、それをゆかいに展開させていきます。これが、あたかも燎原の火のように、それこそ国境を超えて、どこまでも広がり、国民生活と産業に深く分け入ることで、マイクロバブル社会が形成されることをめざします。

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日本沈没

「最悪の事態を想定しながら、それを回避するために最善を尽くす」、この言葉通りの対策がなされる必要がある、これが原発危機を迎えた今日の状況に最もふさわしいことのように思われます。 1号機から4号機のすべてにおいて、そのタービン室の地下に、約1m前後の水が溜まり

「原発危機」に関する第五の問題は、専門家としての科学者がメディアに登場し、その科学的見解を述べている問題です。 奇妙なことは、この原発問題に関して科学者のトップを集めての対応を協議している原子力安全委員会がつい最近まで、その見解を明らかにしなかったことで

「原発危機」における第四の問題は、その原子炉が近接して、しかも6機が集中して存在していることにあります。 このうち4機が、きわめて深刻な状況に陥り、次から次に新たな危機的事態を生み出してしまうことになりました。 これを同じような事故を起こしたアメリカのス

原発危機における第三の問題は、格納容器の設計圧力の問題です。先頃の報道によれば、問題の1号機の設計圧力値は、0.374メガパスカルとされています。 別の表現を用いれば、3.7気圧ともいうことができます。この格納容器の設計や研究を行ったG氏によれば、この圧力値は、

報道によれば、今回の津波で浸水した領域は、約470平方キロメートルだそうです。これは山手線の内側の領域の7から8倍に相当するのだそうで、いかに広大な領域かがわかります。 まさに、日本がそれだけ沈没したことが明らかです。 さて、今回の原発事故において、いくつか

地震、津波に続いて、「原発事故」が小さくない影響を日本列島に及ぼし始めています。 前二者は、私たちに、自然が生み出す「巨大なエネルギー」の「すさまじさ」を見せつけました。同時に、そのことは、これまでの対策や認識が、ほとんど不十分であったことも悟らせること

地震、津波、原発事故が日本列島を苦しめています。大変な試練を迎えている、これが私たちが住む日本の現実だといえます。 俳優の愛川欣也さんが、どこかのテレビ番組で、次のように強調されていました。 「想定外、未曾有という言葉がしきりにいわれていますが、そうは

4. 大船渡の防潮堤 約10年前に、何度か大船渡を訪れたときに、しっかりした防潮堤を見学させていただいたことがありました。 その高さは4mほどはあったでしょうか。「これで、津波は大丈夫!」と胸を張っての説明を受けたことがあります。 この防波堤は、1960年に発生

「想定外の地震」と「鋭く、大きな直観」を「働かせた地震予知」、この両者には、小さくない本質的な差異があります。 小説『日本沈没』では、この差異が次のように記述されていました。 変人学者と呼ばれていた田所雄介博士は、自らの海底調査、それまでの地震解析など

3.地震の規模と強さの問題 さて、今回の地震については、その指標であるマグニチュードが三度修正されました。そのことだけを取り上げても、それが予想できなかったことであったことを連想させるに十分なことといえます。 たしかに、明治以来の地震の記録にはなかった規

今回の東日本地震が発生した3月11日以来、記事が途絶えていました。事態の全貌がようやく明らかになり始めてきましたので、それに関する考察をさせていただきます。 まず、被災を受けたみなさまにふかくお見舞い申し上げます。その復興には、さまざまな苦難と苦労があると

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