「今だけ、金だけ、自分だけ」が大元から崩壊している 日本の国会では、金の亡者たちが相次いで「私は裏金の仕組みを知らなかった」、「私は無関係です」、「ある人が提案したが、それは覚えていません」と見え透いた言い訳と偽善に明け暮れています。 かれらは、自らが乗
むずかしいことをやさしく
老いの覚悟と生き方(4850回記念)(48)奥の細道(34)旅の跡(4)
旅の跡(4) 森村誠一の『芭蕉の杖跡』の最終部分に、松尾芭蕉の「奥の細道」に関するまとめの文章が示されています。 若いころから、かれの多数の著作を読破してきましたので、その文体、言葉使い、さらには小説家魂についてはよく知っているつもりでしたが、この「まとめ
未来型農業の探究(5350回記念)(8)
MO野菜(7) 昨日、しばらく中断していたMO(森夏樹)さんによる「野菜ボックス」が配達されてきました。 冬場は、野菜の種類が少ないそうなので、3000円コースの依頼でした。 以下は、その内容です。 1)MOネギ1㎏ 2)放し飼い鶏卵 10個 3)ダイコン 2個 4)ラ
老いの覚悟と生き方(4850回記念)(47)奥の細道(33)旅の跡(3)
旅の跡(3) そろそろ、この記念シリーズも終わりに近づいてきましたので、森村誠一さんの芭蕉観を参考にして、芭蕉の偉大な杖跡を振り返ってみましょう。 この芭蕉観は、ご本人が、松尾芭蕉が歩いた奥の細道を約150日間にわたって2400㎞を踏破した道を実際に、森村さんが
第三の生物適応物質「土」(4350回記念)(20)土と光マイクロバブル(13)
NHKBS1における「ヒューマニエンス」番組で(5) この番組のほとんどの内容は、前記事までに、ほとんどすべてを終えていますが、光マイクロバブルとの関係において、一つ重要なことを追加で述べておきましょう。 その前に、団粒構造のサイズに関する階層性を示しておきま
第三の生物適応物質「土」(4350回記念)(19)土と光マイクロバブル(12)
NHKBS1における「ヒューマニエンス」番組で(4) この番組は、非常におもしろかったことから、それを録画して何度も見直しました。 前記事において、土中の微生物たちは、自ら増殖しようとして食指を伸ばそうとする際に、その先に別の微生物の食指があれば、そこで増殖を
第三の生物適応物質「土」(4350回記念)(18)土と光マイクロバブル(11)
NHKBS1における「ヒューマニエンス」番組で(3) この番組において、さらにおもしろいことが紹介されていました。 土の中に棲息している微生物は1000万種類もあるそうで、ある学者においては、1000万どころか1兆種類もあるといわれています。 この土の中の微生物が、非
迫りくる食糧危機に備えて(5150回記念)(6)農業基盤の崩壊(3)
農業基盤の破綻(3) 水田作農業経営の時間当たりの農業所得が11円は、大変ショックな数値でした。 これでは、「米作って飯食えねえ」と米農家が嘆かれるのも、むしろ当然のことです。 1日8時間働いても、その収入は88円ですから、米作による生計が成り立つはずがありま
老いの覚悟と生き方(4850回記念)(46)奥の細道(32)旅の跡(2)
旅の跡(2) 松尾芭蕉には、たくさんの弟子が江戸だけでなく全国各地にいました。 森村誠一さんは、その素晴らしさを称えて「芭蕉大連邦」と表現されていました。 優秀な弟子たちを抱え、水道屋の元締めのような職についていた芭蕉は、そのまま江戸で暮らしていても何も問
第三の生物適応物質「土」(4350回記念)(17)土と光マイクロバブル(10)
NHKBS1における「ヒューマニエンス」番組で(2) 先日の記事の続きです。 土は、砂と有機物(微生物)の死骸が混ざり合って「腐植」を形成させることによって初めて造られるものです。 砂が土になるために必須の役割を果たすのが微生物です。 微生物とは、細菌、原生動
第三の生物適応物質「土」(4350回記念)(16)土と光マイクロバブル(9)
NHKBS1における「ヒューマニエンス」番組で 先日、NHKBS番組のBS1とプレミアムが統合され、BS1になりました。 私は、この統合前のBS1を好んでよく視ていましたので、この統合にはがっかりしていました。 ほとんど視ないプレミアムとの番組統合ですから、おもしろくなく
未来型農業の探究(5350回記念)(7)ブロッコリー
MO野菜(6) 昨年11月10日からMO(森夏樹)による「野菜ボックス」の配達が月二回のペースで開始されました。 すでに4回の配達がなされ、その度に驚嘆を重ねています。 最初の2回は5000円ずつで、そしてMOさんの希望で、次の2回は3000円分の野菜が届けられました。
老いの覚悟と生き方(4850回記念)(45)奥の細道(31)大垣
終着地大垣 敦賀から大垣へ、150日間にわたる奥の細道も、最後のルートに歩を進めることになりました。 芭蕉は、8月21日に、敦賀まで迎えに来ていた路通と一緒に大垣入りしました。 大垣は、かねてより、更科紀行などにおいて度々訪れてきた場所であり、芭蕉にとっては弟
迫りくる食糧危機に備えて(5150回記念)(5)農業基盤の崩壊(2)
農業基盤の破綻(2) 世界規模における「史上最大の食料、栄養危機」が進行しています。 この危機のなかで、わが国の食料自給率は38%という非常に不安定で深刻な状況が続いています。 先進国のほとんどが自給率100%を確保しているにもかかわらず、日本だけが危うい状況
老いの覚悟と生き方(4850回記念)(44)奥の細道(30)敦賀
敦賀 山中温泉において曽良と別れた松尾芭蕉は、弟子の等裁と一緒に北陸路をさらに南下して敦賀に到着しました。 長かった奥の細道も、ほぼ終点近くになり、芭蕉の心にもどことなく安堵感が漂い始めていました。 旧暦の8月14日の夜に、敦賀に到着した芭蕉は、あまりにも月