このところ,国東の夜はすっかり涼しくなり,秋の夜を堪能し始めています.今の気温は27度,湿度は58%,ここちよい風が吹いています. その国東の秋の夜長を迎え,しばしの安堵を感じています.それは,本日締め切りの高専教育に関する論文依頼原稿を書き上げ,それを送付
マイクロバブルとは何か
私のマイクロバブル入浴研究(2)
マイクロバブル風呂にシャンプーをわずかに入れて泡立たせる、これは、比較的うまくいった方法となりました。 身体の洗浄と生理活性、それから湯船の洗浄、表面に浮いた泡のここちよさなど、簡単でなかなか良い方法だといえます。 そこで、この方法をもう少し持続して試
マイクロバブルとストレス(1)
マイクロバブルの特徴のひとつに、ストレスとの関係があります。一般に、ストレスとは、「精神的・肉体的に負担となる刺激や状況のことをいう」とされています。 私の場合、このストレス負荷が、すぐに体調に現れるようになりました。年を重ねると、それが顕著になってくる
マイクロバブル水について
最近、マイクロバブル水、あるいはナノバブル水についての問い合わせがやや増えてきていますので、ここできちんと見解を述べておくことにしましょう。 山紫水明の言葉があるように、わが国には、古来、きれいで美味しい水があります。 出雲の「因幡の白ウサギ」伝説にお
1050回記念鍛練のマイクロバブル(1)(マイクロバブルの溶解について(6)改題)
マイクロバブル技術が、国内だけでなく、海外にも徐々に広がり始めた、これが現在の状況です。 先日も、アメリカの有名大学の教授からマイクロバブルについての論文内の引用の連絡を受けました。どうやら、地球温暖化を防止する有効な手段としてマイクロバブルのことを考え
マイクロバブルの溶解について(5)
マイクロバブルとは何か、この物理化学現象をふかく考えることがますます重要になってきています。 それは科学の本質に迫り、そこから切り拓かれる新たな知見が、世の中に小さくない影響を与えるからです。 先日、食事の席で、ある著名な学者に、ぽろりと次のようにいわ
マイクロバブルの溶解について(4)
マイクロバブルの溶解については、以下の特徴が明らかになっています。 「マイクロバブルの発生量そのものは少ないが、その溶解効率は高い」 またこの特徴に関しては、次の問題と課題が存在しています。 ①マイクロバブル化されると、それがなぜ高溶解の実現と結び付く
マイクロバブルの溶解について(1)
マイクロバブルの重要な性質のひとつに、マイクロバブルが液体に非常に「よく溶けやすい」ことがあります。 発生したマイクロバブルをよく観察しますと、マイクロバブルはゆっくりと上昇しながら、徐々に小さくなり、すっと液体中で消えてなくなってしまいます。 この気
夏の思い出(1)
どうやら台風は過ぎていったようですね。台風襲来に備えて片づけを行い、ついでにいろいろな整理もさせていただきました。 こうして、夏の名残りがあるものを整理しながら、「この夏から秋にかけてのことは何であったか」を振り返らせていただきました。 おかげで、いろ
マイクロバブルの「白濁化」について(3)
マイクロバブルの白濁化は、いわば見かけ上の問題であり、本質的な現象とはいえません。 ましてや、「白濁化するのがマイクロバブルである」という見解は、その瑣末にとらわれた見解です。 白濁化するかどうかは、マイクロバブルの発生方法によって異なりますので、白濁
マイクロバブルの「白濁化」について(2)
「マイクロバブルでありさえすれば、みな同じ」、結果的に、このような「論調や宣伝」がかなりはびこっています。 これを含めて、マイクロバブルの白濁現象の論調をまとめてみましょう。 「泡は白いものである」 ↓ 「マイクロバブルは白濁する」 ↓ 「白濁す
700回記念(5)
最近の動きをみていると、マイクロバブルがいろいろな生活の中に浸透し、それが少なくない人々の人生に影響を与え始めていることを認識せざるを得ません。 これは、マイクロバブル社会の形成の「走り」といいましょうか、そのわずかな兆しが見え始めているように思われ
マイクロバブルの魅力(5)
「ナノテク」への期待が寄せられています.物質を小さくしていくと,予想外の効果が発揮される場合があるからです. これには,炭素結晶など,ナノサイズの物質を小さくして利用する技術と分子サイズの反応を利用する技術に大別されます. これらを比較すると,前者の方
阿智村二日目(2)
私たちが,わざわざ高専生二人のために,歓迎会を開催したかについては特別の重要な理由がありました. 彼女らは,現役の高専の5年生,年齢は二十歳です.3年生の時に,鶴岡で私の講演を聞き,それ以来,マイクロバブルファンになり,いろいろとマイクロバブルに一方な
マイクロバブルの魅力(4)
ある企業から持ち込まれた装置においては,2つのポンプが連結され,それらを通じて空気を吸い込み,いわゆる「加圧状態」で,液体内に空気を送りますので,その分,空気が液体内により溶解しやすくなります. このいわば強制的に溶かされた液体を一挙に開放して圧力を下げ