さて、卒業論文提出の日の朝に、私の研究室で悩んでいたY君は、どうなったのでしょうか? おそらく、徹夜をして考えたあげく、どうやら、彼は、卒業論文を提出できない、これでは、自動的に卒業ができないと思って落胆していたようでした。 「Y君、どうしたの?」 私の