マイクロバブル博士の「マイクロバブル旅日記」

本「旅日記」で、マイクロバブルの科学と技術に関する難しい情報をやさしく解説し、深く考えることによってマイクロバブルの物語をよりおもしろくします。また、それをゆかいに展開させていきます。これが、あたかも燎原の火のように、それこそ、国境を超えて、どこまでも広がり、国民生活と産業に深く分け入ることで、マイクロバブル社会が形成されることをめざします。

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夢シリーズ

 「あれから、ずいぶんといろいろなことがありましたね」 「そうだね。まことにめまぐるしく、あっという間だったよ。まさに、『光陰矢の如し』とは、このことかだったよ」 「そのなかで何が、印象深く残っていますか?」 「いろいろあったけど、なんといっても最初に思
『回顧2045(2600回記念)(6)』の画像

ーーー そうだね、「生活ライブ浴」、この概念が明確になるきっかけが、あの沖縄での経験だったね。 「その後、その当事者がすっかり気に入り、それをお母さんにも使ってもらうという、素敵な心温まるプレゼントなったようで、これもすばらしいことだった。 この波紋は、
『回顧2045(2600回記念)(5)』の画像

 どうやら、強力な睡魔の襲来で、しばらくの間、安眠をむさぶっていたようでした。 ここ国東の地は晩秋を迎えても暖かく太陽が降り注ぐ日があり、その室内温は20℃を超えるときもありました。ーーー ここちよい眠りであった。最近は、この椅子に座って、しばしの眠りを楽
『回顧2045(2600回記念)(4)』の画像

 「私は、2012年3月に、山口県にあった高専を定年退職しました。 丁度、定年が2年延びて65歳になりかけたころで、『再雇用』という形態の定年延長が始まったころですが、そのことについて、『あなたは、どうなさるのですか』と尋ねられた際に、きっぱりと『再雇用の希望は
『回顧2045(2600回記念)(3)』の画像

 時は、2045年〇月×日、秋も深まったころ、陽だまりのリビングにおいて、二人の会話が、小気味よく繰り広げられていました。 「一番、思い出が深いのは、いつの時ですか?」 「やはり、創生のころが一番だね。 マイクロバブルというものが、この世には存在していなかっ
『回顧2045(2600回記念)(2)』の画像

 久しぶりに「夢シリーズ」の執筆を思いつきました。 今調べてみると、この夢シリーズは、「寅次郎の夢(吉田松陰のこと)」以来のことですから、じつに4年ぶりのことになります。 夢は「はかないもの」ですが、その代わり、自由に、その夢を見ることも、そして描くことも
『回顧2045(2600回記念)(1)』の画像

寅次郎は下関の彦島をめざして馬を飛ばした。 「ーーー 晋作、俊介、すまんのぉー」 弟子たちの師を思う心が嬉しく、涙が頬をつたい続けた。 ところで、寅次郎はどうだったは不明であるが、長州人には、「すみません」と口癖のようにいう人が少なくない。これも県民性

萩から下関までは約100km、先ほど休憩した土井ケ浜は、その中間点あたりであった。夜も更けて星空にオリオン座がきらめいていた。 二人は無言のまま足を速めていた。夜露が足元を濡らした。 「ーーー ペリーの国、アメリカに行ける。まるで夢のような話だ!」 寅次郎

明け方、松陰と晋作は、長戸の土井が浜まで辿りつき休憩した。 広い砂浜が延々と続き、みごとな浜の光景があった。ここは、古代石器人が住んでいたところであり、文明の発生地でもあった。 「先生、おふくろが握り飯を作ってくれました。これを食べて元気を出しましょう

「政之助、ほんまにわしでよいのかのぉー。わしは大罪人じゃー、それでよいのか?」 「寅次郎、お主しかおらんのじゃ、いや、お主が一番なんじゃ。後はわしにまかしてくれ、なんとかするから、どうじゃ、寅次郎!」 「それに、どうやってペリーの船に乗り込むのじゃー?

「政之助、それで、お主はいったどうするつもりかいのぉー?」 「寅次郎、わしは、そうせい公から内密に検討せよといわれて、寝ずに考えたんじゃ。その結果を、そうせい公に報告したら、なにもいわずに、ただ頷いただけじゃった!」 「『そうせい』とは、いわなんだか?

周布政之助は、不思議そうな顔つきで呟いた。 「わしも、ふしぎなんじゃー、あの『そうせい公』が、ことお主のこととなると、それこそ、ころっとかわるんじゃー。ふしぎじゃのぉー」 「まことにありがたいことじゃが、その密書にはなんと書かれていたのかのぉー。 お主

松陰は、声の方を振り向くと、そこには、わが目を疑う方が立っておられた。 「寅次郎、久しぶりじゃのぉー。いろいろと苦労かけるのおー」 その声の主は、毛利敬親公自身であった。 「殿が、どうして、ここに、・・・・・・」 松陰は、驚きのあまり、声が出なくなっ

「おう、周布か、元気でやっていたか?」 「何を、いっちょるか!お主に、心配されることはない」 こういい合いながら、互いの表情を見つめ合って、松陰と周布は安心した。幼いころから明倫館で机を並べて育った仲であった。 周布が、野山獄の松陰を訪ねてきたのはある

黒船密航を共に企てた金子重之助が亡くなり、野山獄の中で、松陰は、ただ一人悲嘆に暮れていた。 「金子君、真に申しわけない、私はあなたを見殺しにしてしまった。申しわけない!」 草葉の陰から、その金子の声が聞こえてきた。 「松陰先生、そんなことはありません。

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