異常な円安がさらに進行

 1ドル152円の壁があっさりと吹き飛ばされ、今や1ドル155円、そして160円へと向かい始めています。

 財務大臣は、この異常円高について、相変わらずの「緊張感を持ってあらゆる手段を講じる」といいながら、何もできていません。

 なぜなら、それはアメリカの許しが出ていないからであり、ここに真に属国としての日本お正体が現れています。

 そのアメリカにおいては、相変わらずインフレ懸念が再燃しており、アメリカ国債の金利引き下げが見送られ続けています。

 このような状態のなかで、日本が保有する大量のアメリカ国債を一斉に大量売りをすれば、その暴落の危険性を孕んでいるからです。

 もともと、大量に保有するアメリカ国債を大量放出することは、日本の主権に属する問題なので、アメリカの顔色を窺う必要はないはずですが、それができないところに、日本のゾ属国性における深刻さがあります。

 何事もアメリカにお伺いしてからしか、自らの決定をできない日本なのです。

 そのアメリカの経済が、世界をリードしているときには、そのアメリカへの従属を甘受していたのですが、今や、そのアメリカ自身が大変な混乱と経済的衰退を見せ始めています。

 そして今や「アメリカの敵はアメリカ」とまでいわれるようになっています。

 難民が氾濫している大都会の様子は「内戦に近い」とまでいわれています。

 その暴徒を取り締まる警官の数が足りずに、ほとんど何も取り締まることができずに、暴徒による犯罪の取り締まりが放置されている映像が流れていましたが、これはひどいと思いました。

 一方の日本では、ゼロ金利政策を終えたとはいいながらも、一向に国債の金利を上げることができていません。

 なぜなら、それを実施し始めると、膨大な量を抱えている日本国債の価格が急落して、その利子償還ができなくなるからであり、そのことによって、日銀と銀行のそれぞれの「タカリの構造」が崩壊し始めるのです。

 さて、今回の一連の円安は34年ぶりだそうです。

 34年まえといえば、1990年のことですが、このころは日本経済のバブルが最膨張していた時期であり、その時の株価も史上最高になっていました。

 そして、現在も、その円安と株価4万円越えとなり、そのバブル化が進んでいます。

 そんな危うい状況のなかで、この円安は、ますます日本国民を苦しめることになるでしょう。

 食料、エネルギーの高騰、増税、さらには裏金疑獄、学歴詐称など、一挙に、破綻と腐敗の膿が噴き出しています。

国民は苦しみ悲惨する
 
 日本政府は、アメリカには言いなりになり、日本の国民は苦しむばかりになっていて、それが一層深刻さを増しています。

 豊かな暮らしと平和を大切にする国づくりが求められているのではないでしょうか(つづく)。

tubaki
                椿(近くの公園)